帝人フロンティア 「ラフィナン」新アイテム発売記念しメディアセミナー

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2018年10月29日

 帝人フロンティアは26日、日本初の着用する化粧品「ラフィナン」の新アイテム発売を記念してメディアセミナーを開催し、肌トラブルの現状や新アイテム開発の経緯などを説明した。

理想的なスキンケア方法について述べる宇井医師
理想的なスキンケア方法について述べる宇井医師

 最初に皮膚科医で美容皮膚科医でもある宇井千穂氏が「乾燥シーズンの肌トラブルと最近話題の『過剰保湿』、理想的なスキンケア方法」をテーマに講演した。

 乾燥肌になるとバリア機能が低下し、細菌の侵入やUVの透過、体内からの水分の蒸発といったトラブルが生じるが、一方で、肌を乾燥から守るために1日に何度も保湿剤を塗ると、肌をこすりすぎてしまったり、成分が肌を荒らしたりする「過剰保湿」になってしまうと宇井氏は指摘した。

 こうしたことを防ぐためには、

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ランクセス 自動車向けにPAの新製品群を開発

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2018年10月29日

 ドイツの特殊化学品メーカーのランクセスは、ポリアミド(PA)6の新製品群「デュレタン・パフォーマンス」を開発した。繰り返しの機械的負荷に対する長期耐久性が、特に自動車のエンジンルームなどボンネット下のプラスチック部品で、需要が高まっていることを受けたもの。

「デュレタン BKV30PH2.0」の3点曲げ疲労試験の数値
「デュレタン BKV30PH2.0」の3点曲げ疲労試験の数値

 各種グレードを揃えたこの製品は、脈動荷重下での疲労に対して、同じガラス繊維含有量の標準品よりも数倍の耐久性を持つ。今回、新規投入を予定している製品群は、ガラス繊維をそれぞれ30%・35%・40%含有する熱安定性を備えた「デュレタンBKV30PH2.0」「BKV35PH2.0」「BKV40PH2.0」のコンパウンド、ガラス繊維30%で耐衝撃性を強化した「デュレタンBKV130P」コンパウンド。

 同社のデュレタン材料の開発専任者・トーマス・リンダー博士は「新製品は、吸気システムやオイルフィルタモジュール、サイドブレーキなど、自動車向け用途をターゲットにしている」と述べ、ドリルなど電動工具のハウジングや構造部品の用途向けにも注力するとしている。

 新構造素材では、動的挙動に加えて、静的な機械特性も向上しており、同じガラス繊維含有量の標準品と比べ、高温時の引張強度が上がる。リンダー博士によると、この機械特性によって、PA6をベースとするデュレタン・パフォーマンスは多様な場面で、近年非常に高価となったPA66コンパウンドの代替素材となり、ガラス繊維の含有量を増やさないため、素材の高密度化や部品の重量化を伴うことがないという。

 ランクセスは同製品群のさらなる拡充を計画中で、50%と60%のガラス繊維で強化した2つのコンパウンドの発売も予定している。リンダー博士は「こうした素材は、優れた強度と剛性を備えているため、電気・電子モジュールを収める自動車の軽量構造部など、動的負荷を受ける構造部品に最適だ」と述べている。

 

信越化学 18年度上期は増収増益、塩ビ・化成品など好調

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2018年10月29日

 信越化学工業は26日、2018年度上期(4-9月期)の連結業績を発表した。売上高は前年同期比14%増の7917億円、営業利益34%増の2092億円、経常利益36%増の2171億円、純利益43%増の1588億円と増収増益だった。

 同日開催された決算会見で斉藤恭彦社長は「全てのセグメントで増収増益となり、売上高、利益項目とも過去最高となった。中でも半導体シリコンと塩ビ・化成品の両事業の利益が大きく伸長した」と総括した。

 そして「増益の要因は、

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JXTGエネルギー シノペックと水素事業で協業検討の覚書

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2018年10月29日

 JXTGエネルギーは26日、中国石油化工集団(シノペック)との間で、水素事業での協業検討に関する覚書を締結し、同日開催された「日中第3国市場協力フォーラム」で同覚書の交換式を行ったと発表した。

 JXTGエネルギーは、2014年12月に、燃料電池車(FCV)向けに水素を供給する商用水素ステーションを神奈川県に開所した。以来、4大都市圏を中心に40カ所の「ENEOS水素ステーション」を運営し、水素社会の実現に向けて注力している。

 一方、中国では、温室効果ガス削減の観点から、次世代自動車(EV・PHV・FCV)へのシフトを強化している。両社はこれまで、中国での潤滑油事業をはじめ、さまざまな分野で協力関係を築いてきた。

 こうした中、両社は温室効果ガスの削減に向けた、新たなエネルギー源として注目される水素の普及拡大を目指し、水素事業を中国国内と第3国で展開する機会を共同で創出するため、検討を進めることにした。

 JXTGエネルギーは今後も引き続き、自動車用燃料供給に関わるインフラやノウハウを活用し、効率的な水素サプライチェーンを構築するとともに、水素社会の実現に貢献していく考えだ。

可塑剤大手3社 値上げ交渉が本格化、採算是正が急務に

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2018年10月29日

 可塑剤大手3社の値上げが今月11日までに出揃い、早期決着に向けた関係ユーザーとの交渉が一段と本格化している。8月下旬から騰勢を強める原油・ナフサ価格や、為替レートの円安基調を背景に、各社はフタル酸系可塑剤の値上げを相次いで打ち出した。

 2社に先駆けて最大手のジェイ・プラスが、9月28日にDOP・INP・その他フタレートの16円/kg以上の価格改定を表明した。10月4日には新日本理化がDOP・DINP・DBP・その他フタレートの24円/kg以上を発表。11日にはシージーエスターが、DOP・DINP・DBPの25円/kg、PL-200の15円/kgを打ち出した。

 フタル酸系の主要製品であるDOP・DINPで言えば、

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宇部興産 カプロラクタムの10月価格は前月比70ドル高に

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2018年10月29日

 宇部興産は、ナイロン原料であるカプロラクタム(CPL)の10月の韓国・台湾大手向け契約価格を2240ドル/tで決着。9月の価格(2170ドル/t)に比べ、10月は70ドル高と大幅に上昇した。8、9月は

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ブラジルの7月の主要化学品輸出入実績

2018年10月29日

 ブラジルの7月の主要化学品の輸出は、低密度ポリエチレン(LDPE)が3万6928t(前年同月比19.2%減)で最も多く、次いでポリプロピレン(PP)の3万2264t(同27.6%減)、高密度ポリエチレンの

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