クラレノリタケ 積層セラミックス製造特許、訴訟で和解

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2022年7月8日

 クラレノリタケデンタルはこのほど、ドイツデュッセルドルフ地方裁判所に提起していた積層セラミックスの製造方法に関する特許権の侵害訴訟について、訴訟相手である歯科材料メーカー(ドイツ)との間でライセンス契約を締結し和解したと発表した。

 なお、同歯科材料メーカーは、特許の無効訴訟をドイツ連邦特許裁判所に提起していたが、昨年6月に棄却の判決が下され、特許の有効性が確認されている。クラレノリタケデンタルは、保有する知的財産権を需要な経営資源と位置づけており、今後も知的財産権が侵害されていると判断した場合は厳正に対処していく。

 

ユーグレナら 藻類細胞サイズ・形状・成分量を高速測定

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2022年7月8日

 ユーグレナ、奈良先端科学技術大学院大学と理化学研究所はこのほど、ユーグレナ(和名:ミドリムシ)の細胞サイズと含有成分の変化をインピーダンス信号測定で高速計測できるマイクロ流体デバイスを開発した。

 近年、植物や微生物の光合成を

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横浜ゴムなど サステナブル資源のゴム材料研究が受賞

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2022年7月8日

 横浜ゴムと産業技術総合研究所(産総研)の共同研究「サステナブル資源を用いたゴム材料の研究開発」がこのほど、第34回日本ゴム協会賞を受賞した。

日本ゴム協会斎藤拓会長(東京農工大学教授)(左)より表彰盾を授与された日座操氏

 同賞はゴムとその周辺領域における科学・技術、産業分野の発展に寄与し、業績が極めて顕著なゴム協会会員に授与されるもの。今回の受賞は、NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)の委託「超先端材料超高速開発基盤技術プロジェクト」での6年間の研究成果だ。

 タイヤ用ゴムを

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住友ベークライト 高精度バイタルセンシング電極用銀ペースト

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2022年7月8日

 住友ベークライトはこのほど、高引裂き耐性シリコーンゴムをベースレジンとした銀ペーストを開発した。銀めっき糸導電布と組み合わせた電極により、体動ノイズが非常に小さい高精度バイタルセンシングが可能となる。

 近年、消費者の

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旭化成 知的財産で事業ポートフォリオ進化を加速

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2022年7月8日

工藤社長「事業の選択や強化には知財戦略が重要」

 旭化成は7日、本社において知財戦略説明会を開催した。

知財戦略説明会 工藤幸四郎社長

 工藤幸四郎社長は「旭化成の知財戦略は、徹底的に事業・経営の戦略に絡んでおり一言でいえば野心的だ。新中計では、経営基盤を強化するため、4つの重点テーマの1つに無形資産の活用を掲げており、特に

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日本ゼオン 複数のAIで複雑材の機能を予測する技術を開発

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2022年7月8日

 日本ゼオンはこのほど、NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)の「超先端材料超高速開発基盤技術プロジェクト」において、産業技術総合研究所(産総研)、先端素材高速開発技術研究組合(ADMAT)と共同で、複数のAIを用いて複雑な構造をもつ材料のデータを処理し、高速・高精度に様々な機能を予測する技術を開発したと発表した。配合条件の

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トクヤマ 健康食品の新ブランド、台湾でデビュー

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2022年7月8日

 トクヤマは7日、台湾で健康食品の新ブランド「Vitura(ヴィチュラ)」を立ち上げると発表した。台湾徳亞瑪(台湾新竹市)が販売元となり、2023年春のスタートを目指していく。

健康食品 新ブランドロゴ

 新ブランドは、今年3月に現地法人化した研究開発拠点のTMRC(新竹市)が中心となり、2021年からブランド開発を進めてきた。「Vitura」は、

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DICグラフィックス インキ・接着剤などを値上げ

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2022年7月8日

 DICの子会社であるDICグラフィックスは7日、主にパッケージ印刷向けに使用されるグラビア・フレキソインキや接着剤製品、食品用金属容器などに使用される塗料やインキ製品について、今月20日出荷分から値上げすると発表した。

 対象製品と改定幅は、グラビア、フレキソインキ全般が「70~120円/kg」、接着剤が「50~80円/kg」、硬化剤が「70~180円/kg」、クリヤーが「80~100円/kg」、ホワイトコーチングが「100~120円/kg」、金属インキが「70~100円/kg」となっている。

 同社は今年1月に当該製品の価格改定を実施したが、その後も原油・国産ナフサ価格の更なる高騰、石化原料の需給バランスひっ迫などに伴い、インキ製品の原材料価格が上昇し続けている。加えて、昨今の世界情勢を背景としたエネルギー価格の高騰もあり、ユーティリティ費、物流費、容器費、設備保全などのコストも上昇が続いている。

 同社は自助努力を続けてきたが、これらの費用を吸収するのは極めて困難な状況にあることから、今後の安定供給と品質の維持・向上を図るため、追加の値上げが避けられないと判断した。