WTI原油価格は28日、
5月28日のWTI、ブレント、ドバイ原油価格
2021年6月1日
2021年6月1日
2021年5月31日
2021年5月31日
エボニックインダストリーズはこのほど、独イノベーション・ラボ社と共同でプリンテッドバッテリー向け新素材技術を発表した。充電式バッテリーセルの効率的な製造を可能にする。
イノベーション・ラボは、フレキシブル圧力センサーや温度、水分、ガスセンサー、ハード・ソフトウェア完全統合システムの設計と生産機能に特化したプリンテッド・エレクトロニクス用のワンストップショップで、高度にカスタマイズしたソリューションで大量生産のサポートや印刷された機能製品のコンセプトから一括生産まで、製品のバリューチェーン全体を通じた実践的なサポートを提供している。
このプリンテッド・エレクトロニクス技術と、レドックスポリマーをベースにしたエボニック独自開発のプリンテッドバッテリー技術「TAeTTOOz」を融合。極薄・柔軟な電池をスクリーン印刷で製造でき、設計の自由度が高い。電気エネルギーの貯蔵に金属を必要とせず、液体電解質を使用しないため液漏れせず、発火のリスクもない。プリンテッド・エレクトロニクスを使ったエネルギー貯蔵ソリューションは、日用品の相互接続やIoTへの応用が期待される。
医療分野では、バイタルデータモニター用のセンサーの装着をより快適にし、物流分野では、プリンテッドバッテリーを電源にしたセンサーでワクチンや食品などの取扱いに細心の注意が必要な荷物をモニターするなど、新たな応用分野への道を開くとしている。
2021年5月31日
2021年5月31日
三菱ケミカルは28日、フィルムコーティングメーカーである中井工業(京都府京都市)の全株式を取得し、連結子会社化したと発表した。
中井工業は、その長い歴史のなかで培ってきたフィルムのドライ/ウェットコーティング技術、およびその組み合わせであるコンポジット技術を駆使し、実績を積み重ねてきた総合コーティングメーカー。転写箔から産業用特殊フィルムなど幅広い市場向けに事業を展開している同社は、顧客からの多様な要望に対して的確なソリューションを提供することを得意としており、高付加価値な製品を顧客とともに開発することで高い評価を獲得してきた。
三菱ケミカルは現在、世界5拠点(日本・中国・インドネシア・米国・ドイツ)でポリエステルフィルムを製造・販売するとともに、スマートフォンやディスプレイなどの光学用途を中心としたポリエステルフィルムの加工(コーティング)事業を展開。近年、フィルムに求められる性能はますます高度化していることから、中井工業の持つ技術・ノウハウ・人材・加工設備とのシナジーを通じて、広範な顧客からの高度な要望に素早く対応できる体制が構築できると判断した。
三菱ケミカルは、光学用途や通信機器向けを中心とする高機能ポリエステルフィルムの旺盛な需要に対応するべく、インドネシアにおける新ラインの増設などの成長戦略を進めており、今回の買収により加工技術を拡充することで、この取り組みを加速させる。今後も、ポリエステルフィルムのリーディングカンパニーとして、積極的な事業展開を図っていく。
2021年5月31日
東ソーは28日、ペースト塩ビ樹脂について6月21日納入分から値上げすると発表した。価格改定幅は「12円/kg以上」。
新型コロナウイルス対策の進展とともに欧米経済の正常化が進み、世界的なエネルギー需要が回復するとの見方が強まったことから原油価格は上昇を続けている。
同社は、原料ナフサ価格の高騰および諸経費の上昇を理由として、今年3月から価格改定を実施。しかし、ナフサ価格と諸経費のさらなる上昇により、ペースト塩ビ樹脂事業の損益は圧迫され、自助努力だけでは採算確保が困難な状況となっている。また、国内は昨年後半より需要が回復基調、海外も引続き需要は旺盛に推移しており、需給バランスはひっ迫した状況が続くと見込まれる。同社は、今後も徹底したコスト削減に努めていくものの、安定供給継続のためには、値上げせざるを得ないと判断した。
2021年5月31日
2021年5月31日
2021年5月31日
2021年5月31日