積水化学工業 建築設備配管関連製品を値上げ、8月から

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2022年6月13日

 積水化学工業は10日、建築設備配管関連製品について、8月1日出荷分から値上げすると発表した。

 対象製品と改定幅は、硬質塩化ビニルライニング鋼管が「15%以上」、給水・給湯用架橋ポリエチレン管・継手、給水・給湯・空調用金属強化ポリエチレン管・継手、空調ドレン用結露防止層付硬質塩化ビニル管・樹脂継手、水道用耐震型高性能ポリエチレン管・継手(敷地内埋設管・建物給水管・消火設置配管用)、空調配管用高性能ポリエチレン管・継手、地中熱利用システムが「10%以上」、建物用耐火性硬質ポリ塩化ビニル管・継手が「15%以上」。

 建築設備配管製品は、原油、原料炭、鉄、非鉄金属などの価格高騰を背景に、主材料である塩ビ、ポリエチレンなどの樹脂原料や鋼管、また、各種関連副資材、輸送費、電力費なども含め、様々なコストが引き続き急騰している。

 同社は、各供給元との交渉を重ねてきたが、製品の安定供給に必要不可欠な調達量を確保するため、やむなく値上げを受諾した。同社は、コスト削減や事業効率化を進めているものの、自助努力で対応できる水準を超えていることから、再値上げを決定した。

デンカ 電子包材用シートを値上げ、原料樹脂価格が高騰

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2022年6月13日

 デンカは10日、電子包材用シートについて、7月1日出荷分から値上げする、と発表した。対象製品は「CLCシート」(全グレード)および「ECシート」(全グレード)で、改定幅はいずれも「46円/kg」。

 ベンゼン、ナフサ価格の高騰により電子包材用シートの主原料であるPS樹脂やABS樹脂の価格が高騰している。同社は、コスト改善に取り組んでいるものの、原料の値上がりは自助努力を超えるものであることから、現行価格では安定供給と事業継続が困難であると判断した。

出光興産 北海道製油所が舞台の新CM、北海道限定で放映

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2022年6月13日

 出光興産はこのほど、北海道製油所(苫小牧真砂町)を舞台とした新テレビCM「手紙」篇を、今月から北海道限定で放映すると発表した。

新 テレビ CM「手紙」篇

 今回のCMは、

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NEDO 排ガスからCO2を分離回収、技術開発に着手

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2022年6月10日

 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)はこのほど、グリーンイノベーション(GI)基金事業の一環で、「CO2の分離回収等技術開発プロジェクト」に着手した。予算総額382億円。

 今回のプロジェクトは

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サルティゴ 米社と昆虫フェロモンの受託製造契約を締結

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2022年6月10日

 ランクセスはこのほど、完全子会社であるサルティゴが米プロビビ社と昆虫フェロモン「Pheron E7‐E/Z9‐12Ac」の生産に関する契約を締結したと発表した。

 サルティゴは、

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DIC グリーンローンで資金調達、再エネ設備に投資

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2022年6月10日

 DICはこのほど、三菱UFJ銀行から、再生可能エネルギー設備(太陽光発電・バイオマス設備)を資金使途としたグリーンローンを実行したと発表した。

 今回の設備資金は、日本格付研究所(JCR)より、

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ブルーイノベーション インテックとDXソリューションで提携

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2022年6月10日

 ブルーイノベーションはこのほど、インテック(富山県富山市)と業務・資本提携契約を締結した。

 少子高齢化や

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日本酸素ホールディングス ペルーで水素・窒素プラント、長期契約を締結

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2022年6月10日

 日本酸素ホールディングスはこのほど、同社の米国Mathesonのグループ会社がペルーの国営石油会社ペトロ・ぺルーと、同社のタララ製油所向けで、水素および窒素プラントとの運転、保守、供給に関する契約を締結したと発表した。

 Mathesonが

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中国汎用樹脂輸入 4月はPVCのみ前年比プラス

2022年6月10日

PE4年半ぶり100万t割れ、ロックダウンが影響

 中国の4月の汎用樹脂輸入は、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリスチレン(PS)、ABS樹脂、EPSの五品目が前年比マイナスとなり、塩ビ樹脂(PVC)のみプラスに転じた。春節休暇明けの3月は全品目が前月比プラスになるなど持ち直し傾向が見られていたが、ゼロコロナ政策による上海ロックダウンが実施されたこともあり、4月の輸入は総じて低水準となっている。

 4月の輸入を樹脂別で見ると、PE全体では

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