昭和電工 通期業績予想、利益項目は赤字を見込む

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2020年8月19日

森川社長「環境悪化への抵抗力を自助努力で向上」

 昭和電工は上期(1-6月期)の決算を発表した。売上高は前年同期比31%減の3266億円、営業損失258億円(同1113億円減)となった。また、通期業績予想も、下期から日立化成を組み入れることで、売上高は前年度比6%増9600億円と増収になるが、営業損失300億円(同1508億円減)をはじめ各利益項目は赤字を見込む。

 オンラインによる決算説明会で森川宏平社長は、「鉄鋼生産縮小に伴う黒鉛電極事業の大幅減産やコロナ影響、ナフサ価格下落など特別要因に加え、日立化成統合関連の一時的な支出が重なり、上期決算と通期業績予想は厳しい内容だ」とし、

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日立化成 横浜サイトで再生医療等製品の製造業許可取得

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2020年6月30日

 日立化成はこのほど、再生医療等製品に特化した製法開発・受託製造施設「横浜サイト」(横浜市)が、「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(薬機法)」に基づく再生医療等製品の製造業許可を取得した。

日立化成 横浜サイト
日立化成 横浜サイト

 再生医療はけがや病気で損傷した組織・臓器および免疫の機能を回復させるため、体外培養した細胞などを体内に移植する治療法で、がん免疫療法や体性幹細胞、iPS細胞などを用いた治療法がある。近年、がん免疫療法や体性幹細胞を用いた治療法の臨床応用例が急増し、再生医療市場の急速な立ち上がりが期待されている。

 同社は、2017年に米国の再生医療等製品の受託製造大手PCT(現Hitachi Chemical Advanced Therapeutics Solutions)を完全子会社化。そこで得た製法開発と製造に関する技術と運営ノウハウを取り入れ、再生医療等製品の製法開発・受託製造サービスを提供する横浜サイトを新設した。

 また昨年、ドイツに製造拠点を持ち、欧州や米国の製薬企業向けに再生医療等製品の受託製造を行うアプセスバイオファーマを完全子会社化。これにより日立化成グループは、米国3カ所、日本と欧州に各1カ所、計5カ所の製造拠点を中心に、再生医療等製品の受託製造事業をグローバルに展開している。

 同社は再生医療等製品の製造業許可を得たことにより、今後、薬機法に基づく再生医療等製品の治験薬・医薬品製造を通して再生医療の発展に努めるとともに、将来の量産体制に向けた製造技術を確立し、患者のQOL向上に貢献していく考えだ。

 

カネカ 新型コロナ感染症に対する治療薬開発を加速

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2020年6月23日

 カネカは22日、日本医療研究開発機構(AMED)の「新型コロナウイルス感染症(COVID‐19)に対する治療薬開発」の採択を受けた、と発表した。同社は国立感染症研究所と「COVID‐19の治療用ウイルス中和抗体の開発」を共同で進めてきており、今後、治療薬開発を加速していく方針だ。

 現在、世界中でCOVID‐19に対する医薬品として、治療薬やワクチンの開発が急速に進められている。カネカは、東京理科大学と共同で開発した体外免疫法を用いることによって、新型コロナウイルスとその変異型に対する抗体医薬品を開発する計画。同社は製薬企業と共同で2021年度中に臨床試験の開始を目指していく。

 同社はCOVID‐19に対し「アビガン錠」の原薬生産、またカネカユーロジェンテック社(ベルギー)ではベルギー政府の要請によりPCR検査試薬の製造供給を強化している。さらにワクチンとして早期実用化が期待されているmRNAやプラスミドDNAの製造体制をすでに整えている。カネカはこれからも革新技術を駆使して、感染症に対抗するための多面的なソリューションを提供していく考えだ。

住友商事 中国江蘇省無錫市でEMSの新工場を共同で設立

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2020年6月5日

 住友商事はこのほど、100%子会社で、電子機器の製造受託サービス(EMS)を行うスミトロニクスを通じ、大日光・エンジニアリングと共同で、中国・江蘇省無錫市にEMS事業を担う新工場を設立すると発表した。

 無錫市は、1000社以上の日系企業が進出している、中国を代表する電子情報産業の集積地。中国では、自動車や家電製品の国内需要が増加しており、EMSの需要も拡大基調にある。特に車載分野では、より高品質でコスト競争力の高い電子機器の基板実装が求められる。

 新工場は、スミトロニクスの子会社であるスミトロニクス上海と大日光・エンジニアリングの子会社であるトロア無錫が共同で設立し、今月の稼働開始を予定。トロア無錫は、車載機器や家電製品などの基板実装・製品組み立てに強みがある。新工場は、スミトロニクスが初めて中国国内に保有する自社工場であり、スミトロニクス上海の強みである家電製品や産業機器のEMSに加え、車載分野にも注力する。

 なお、スミトロニクスグループが独自開発した工程管理システムCIMSを新工場にも導入することで、工程管理とトレーサビリティを徹底し、高品質かつ信頼性が高い製品をグローバルに提供できる体制を構築し、車載EMSへのニーズに対応する。

 住友商事は、1990年代にEMS事業に参画し、スミトロニクスを通じて、海外8カ国10拠点でEMS事業を展開。新工場の設立・運営を通じ、中国の華東地区の車載・家電分野でのEMS需要を取り込みや、収益基盤の拡大を図るとともに、車載EMS体制の確立と、民生分野の生産の自動化、省人化などの生産革新を目指す。また、車載分野に加え、今後需要が高まる産業分野、医療分野、環境インフラ分野などのビジネスの取引拡大にも取り組んでいく考えだ。

 

ポリプラスチックス 組織改正(4月1日)

2020年3月25日

[ポリプラスチックス/組織改正](4月1日)【事業創出本部の新設と新事業開発本部の解消】▽下記二つの目標を達成するために、事業創出本部を新設し傘下に新事業開発部とICT企画統括部を設置する①事業提携を含む広範な探索に基づく新規事業の提案と事業化②グローバルオペレーション高度化のための同社のICT(情報通信技術)の再構築と効率的な運営▽従来事業支援本部傘下にあった情報システム部の機能はICT企画統括部に移管する【PLAMOS事業推進部を営業本部日本営業統括部傘下に改編】▽PLAMOS事業推進部が提供する多岐にわたるソリューションと既存ビジネスとの一層のシナジー発揮を目的とする【営業支援部を営業企画部に改称】▽従来の支援機能から営業企画機能が拡大している状況を反映する。

クラレ 第10回化粧品開発展でイソプレングリコールを紹介

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2019年12月19日

 クラレは1月20~22日に、千葉市の幕張メッセで開催される「第10回化粧品開発展(COSME Tech 2020)」に出展し、水溶性保湿基剤イソプレングリコール(表示名称:イソペンチルジオール)を紹介する。

 イソプレングリコールは保湿性・抗菌性に優れ、スキンケア・ヘアケア製品などに使われる。臭いが非常に少なく、さまざまな原料の溶解性にも優れる。

 また、肌への馴染みやすさや毛髪のキューティクルを補修する作用から、なめらかな使用感も生み出す。医薬部外品原料規格に適合し、安全性の高い製品としても評価されている。

 採用実績としては、スキンケア・ボディケアで化粧水・乳液・クリーム・美容液・フェイスマスク・ボディソープなど、ヘアケアではシャンプー・コンディショナー・トリートメント・ヘアワックスなど、メークアップで口紅・ファンデーション・アイシャドーなどがあり、入浴剤やウェットシートなどでも使われている。

 なお今回の展示会では、1月22日午後2時45分~午後3時15分に行われる無料セミナーで、イソプレングリコールの詳細について紹介する。