BASF プラ廃棄物問題解決へ、アライアンスを設立

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2019年2月1日

 BASFはこのほど、自然環境、特に海洋でのプラスチック廃棄物を削減・除去するソリューションを前進させるため、世界的なアライアンス「Alliance to End Plastic Waste(AEPW)」を約30社と設立したと発表した。

 プラスチック廃棄物の量を最小化し管理していくための新しいソリューションを開発し、サーキュラー・エコノミー(循環型経済)を実現することで、使用済みプラスチック向けの施策を推進していく。

 AEPWは化学・プラスチックメーカーや消費財メーカー、小売業者、加工業者、廃棄物管理会社など、世界的なプラスチックと消費財バリューチェーンに携わる企業が参画する非営利組織で、政府・政府間組織・学界・非政府組織・市民社会と協力し、環境からプラスチック廃棄物を排除するための共同プロジェクトに投資する。

 今後5年間で15億米ドルを投じて自然環境中のプラスチック廃棄物をなくすことを目標としており、すでに10億米ドル以上の投資を表明している。

 AEPWの活動には、4つの主要分野に貢献するプロジェクトが含まれる。まず廃棄物の収集・管理とリサイクル推進のためのインフラ開発。次にプラスチックのリサイクル・回収を容易にし、使用済みプラスチックから価値を生み出す新技術開発のためのイノベーション。3番目が行動喚起のための政府・企業・地域社会での教育・啓蒙。4つ目が環境中のプラスチック廃棄物が集中する地域、特に陸上の廃棄物を海洋へ運ぶ河川など、廃棄物の主要なルートの清掃活動である。

 なお、AEPWの創設メンバーとして、日本から三菱ケミカルホールディンスグと三井化学、住友化学の3社が参加している。

 

◇賀詞交歓会◇炭素協会 長坂会長「今年は経営の考え方を試される年」

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2019年1月21日

 炭素協会は17日、都内で新年賀詞交歓会を開催し、関係者約100名が出席した。

 長坂一会長(東海カーボン社長)は冒頭の挨拶で「昨年末から株価が急落したが、これは米国金利政策に世界経済がついていけないことが要因であると理解できる。ただ驚いたのは、為替が一ドル105円を切ったことだ。年明けの株価や為替も昨年に比べマイナス方向で推移しているため、様々な業界団体の交歓会でもあまり良い話が聞こえてこない」と語った。

 海外については、「米国は絶好調を維持、欧州は政治不安による経済減速、中国は貿易摩擦の影響もあり実体経済がかなり悪化している」との見方を示し、欧州と中国の動向が懸念材料だとした。

 しかしながら「今年の経済について私は楽観的であり、世間の風評ほど落ち込まないと見ている。炭素業界についても、ファンダメンタルは大きく変わっておらず、特に国内だけに限って言えば、高位安定にあり心配はしていない」とした上で、「確かにこの10年間、日本経済は緩やかな回復傾向にあったことから、

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◇賀詞交歓会◇可塑剤工業会 鮫島会長「規制に対しアジアの連携が重要」

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2019年1月15日

 可塑剤工業会は11日、都内で新年賀詞交歓会を開催し、関係者約80人が参加した。

可塑剤工業会 鮫島会長
鮫島会長

 鮫島政昭会長(新日本理化 執行役員 可塑剤事業部長)は、冒頭のあいさつで昨年の実績に触れ、「2018年1~11月の統計では、フタレートについては19万4000tとなった。前年同期比では95%と減少はしたが、輸入品の通関統計の数量を合わせると、ほぼ前年並みになることが予測される」とし、DOPからDINPへのシフトは去年よりも増加しているものの、フタレート系可塑剤の需要としてはほぼ横バイであるとした。

 アジペートについては、「1万5000tと前年同期比では98%だが、出荷が大幅に増加した前年の数字を考慮すれば、数量的には非常にいい数字だと思われる」との見解を語った。

 また今年の展望については、

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◇賀詞交歓会◇日本ソーダ工業会 角倉会長「出荷量400万t台を維持」

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2019年1月11日

 日本ソーダ工業会は10日、都内で新年賀詞交歓会を開催し、関係者約210人が出席した。

日本ソーダ工業会 角倉会長
角倉譲会長

 あいさつに立った角倉護会長(カネカ社長)は昨年を振り返り、「昨年、カセイソーダの内需は3年連続で増加する結果となった。一方、輸出は9月までは増加したものの、インドにおけるカセイソーダの認証取得問題の影響があり、10月以降は減速に転じた」と総括した。

 今年については「国内向けの出荷量は、消費増税の影響がどうでるかという若干の懸念はあるが、ほぼ前年並みでの推移を予想している。また輸出は

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◇賀詞交歓会◇バイオ関連12団体 永山理事長「政官産学の連携が必須」

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2019年1月10日

 バイオ関連12団体は9日、都内で合同賀詞交歓会を開催し、政官産学の各界から約530人が参加した。

永山治理事長
永山治理事長

 バイオインダストリー協会の永山治理事長(中外製薬会長)は冒頭のあいさつで、「現在世界は持続可能な発展の視点から、重大な課題を多く抱えている。一方、科学技術の進展は加速し、新たな製品やサービスの創出をめぐる国際競争がますます激化している」との現状認識を述べ、日本が目指すべき未来社会に向けた政府の施策に触れた。

 政府は未来投資戦略や統合イノベーション戦略で、Society5・0の超スマート社会、あるいはエビデンスに基づくデータ駆動型社会を目指すという方針を示しており、その狙いは、日本を世界で最もイノベーティブな国にすることにある。こうした中で、バイオテクノロジーについては、今年夏までに、医療・非医療分野が一体となった新たなバイオ戦略が策定される。

 これを受け永山理事長は、

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◇賀詞交歓会◇VEC 横田会長「需要は堅調、塩ビの新用途開発を促進」

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2019年1月9日

 塩ビ工業・環境協会(VEC)は8日、都内で新年賀詞交歓会を開催し、関係者約280名が出席した。

塩ビ工業・環境協会 横田会長
横田会長

 横田浩会長(トクヤマ社長)は冒頭のあいさつで、「昨年の塩ビ樹脂の出荷は高水準に推移した。国内出荷量は106万t前後と前年比2%程度の伸びが見られ、また生産量、出荷量総量は163万t程度とほぼ前年並みの水準が見込まれる」と語り、米中貿易摩擦など世界情勢の不透明感が増し、国内では豪雨、台風、地震と多くの自然災害に見舞われる1年ではあったが、総じて事業環境が良好であったとした。

 また2019年についても「世界的には途上国のインフラ需要は底堅いものがあり、国内でも塩ビの良さが見直されている」とし、引き続き堅調な需要への期待感を示した。

 海洋プラスチック問題への対応に関しては、

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◇賀詞交歓会◇化成品工業協会 鈴木会長「化審法の見直しは大きなチャンス」

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2019年1月9日

 化成品工業協会は8日、都内で新年賀詞交歓会を開催し、関係者約270名が出席した。

鈴木会長
鈴木会長

 鈴木政信会長(日本化薬社長)は冒頭のあいさつで「昨年の世界情勢を振り返ると、米国大統領の様々なつぶやきに世界が翻弄され、とりわけ米中貿易摩擦は日本経済に大きな影響を与えると危惧されている。欧州ではブレグジットに加え仏独の内政が混乱し、中東情勢でも不穏なニュースが絶えない。また、中国での環境規制強化による化学品の生産停止や価格上昇など、会員企業に直接かかわる問題も山積している」と指摘し、さらに国内の懸念材料として、

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化学業界合同新年賀詞交歓会 1300人が参加し盛況に開催

2019年1月8日

 日本化学工業協会、石油化学工業協会など化学関連52団体の主催による化学業界合同新年賀詞交歓会が7日、都内のホテルで開催され、関係者約1300人が参加した。

 日本化学工業協会の淡輪敏会長(三井化学社長)は冒頭のあいさつで「昨年の日本経済は緩やかな回復基調となった。化学業界では比較的堅調な需要に支えられ、ナフサクラッカーの稼働率はここ3年間フル稼働を維持するなど、安定した1年であった。ただ、地政学リスクは大きく顕在化していないものの、

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