ダイセルの3月期 販売増などで売上過去最高も減益に

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2019年5月10日

 ダイセルの2019年3月期の連結決算は、売上高が前期比微増の4649億円、営業利益は同13%減の512億円、経常利益は同13%減の534億円、純利益は同5%減の353億円。

 有機合成や合成樹脂の販売数量増、販売価格改定などで売上高は過去最高となったが、原燃料価格上昇やたばこフィルター用トウの市況軟化、自動車エアバッグ用インフレータの販売品種構成の変化、研究開発費の増加などにより、営業減益となった。

 セグメント別では、

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東ソーの3月期 原燃料価格上昇など交易条件悪化で減益

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2019年5月10日

 東ソーは9日、2018年度(2019年3月期)の連結業績を発表した。売上高は前年度比5%増の8615億円、営業利益19%減の1057億円、経常利益15%減の1130億円、純利益12%減の781億円。

 決算会見において米澤啓執行役員は、「売上高は、原燃料価格の上昇に伴う石油化学製品の価格上昇や海外製品市況の上昇などにより増収となり、営業利益は、原燃料価格の上昇によりウレタン原料や塩ビ樹脂の交易条件が悪化し減益となった。売上高は

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帝人の3月期 アラミド繊維好調も減益に

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2019年5月10日

 帝人は9日、2018年度(2019年3月期)の連結業績を発表した。売上高は前年度比6%増の8886億円、営業利益14%減の600億円、経常利益11%減の603億円、純利益1%減の451億円。

 園部芳久取締役専務執行役員CFOは今年度の売上高について、「マテリアル領域、ヘルスケア領域ともに販売が堅調に推移し増加した」とし、営業利益については「減益となった主だった要因は、

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昭和電工の1-3月期 経常益35%増の442億円

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2019年5月10日

 昭和電工は9日、2019年1-3月期の連結業績を発表した。売上高は前年同期比9%増の2347億円、営業利益32%増の454億円、経常利益35%増の442億円、純利益34%増の331億円。

 決算会見において竹内元治取締役CFOは、「第1四半期として過去最高を更新した」と総括した。

 1-3月期業績を部門別で見ると、石油化学セグメントは

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ポリプラスチックス 高強度・高クリープ・良摺動性のPOMを開発

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2019年5月10日

 ポリプラスチックスは9日、高強度・高クリープ・良摺動性を兼ね備え、従来の摺動グレードよりもさらに軽量化・省スペース化が可能となるポリアセタール(POM)「ジュラコン」の新グレード「WW-09」を開発したと発表した。

 自動車の電動化が進むに伴い、静音化の要求がより一層高まる中で、POMの摺動グレードが必要とされる部品が増えている。一方で、燃費性能の向上も重要なキーワードであり、各部品の軽量化や省スペース化が求められている。

 このような市場の要求に応え、摺動グレードに静音性といった摺動特性だけではなく、薄肉化による軽量化・省スペース化に貢献できるよう耐久性を持たせた「WW‐09」を開発した。

 「WW-09」は摺動性・強度・クリープ特性を同時に満足させることができる新グレード。破壊が懸念される高荷重下での使用や、十分な肉厚が取れない場合などに加え、摺動特性も併せて要求される部品への採用が期待される。また、標準グレード並みの機械的性質があり、従来の摺動グレードよりも軽量化・省スペース化が可能となっている。

 

 

昭和電工 カーボン事業部の欧州生産拠点で設備改善工事

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2019年5月10日

 昭和電工は9日、カーボン事業部の欧州生産拠点で、設備改善工事を実施することを決定したと発表した。設備改善工事にかかる投資額は約50億円。

 同社の黒鉛電極事業は、日本・欧州・米国・アジアに合計7つの生産拠点をもち、高品質UHP市場でグローバルトップのシェアをもっている。

 今年スタートした中期経営計画「The TOP 2021」で、「高める」事業ポートフォリオに位置付けられ、BIS40(統合の相乗効果)と、各生産拠点で安定供給と供給コストの最適化を今年の施策としている。

 BIS40実現のために重要な「同一品質でのグローバル供給体制の確立」のための品質向上と安定生産を目的とし、今回、連結子会社である昭和電工カーボンホールディング(本社ドイツ)のドイツ・スペイン・オーストリアの3拠点で、設備改善工事を実施することにした。

 なお、今回の改善投資工事と品質向上活動は、今年から来年までの予定で実施され、供給で同社黒鉛電極事業全体の生産能力に対し、5%程度の影響が予想される。

 同社の黒鉛電極事業は、引き続き顧客にとっての「Value in Use №1」を達成し、競争力と収益性の高い事業を実現するための施策を実行していく。

【訃報】 JSR元代表取締役会長 元社長 現特別顧問 𠮷田淑則氏

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2019年5月9日

𠮷田淑則氏(よしだ・よしのり=JSR元代表取締役会長、元社長、現特別顧問)4月26日午後11時35分、慢性心不全のため死去。79歳。葬儀・告別式は近親者のみで執り行われた。喪主は長男・篤史氏。なお、後日に「お別れの会」を執り行う予定だが、現時点で日時や場所などの詳細は未定。

 

 

協和発酵キリン 1-3月期決算(8日)

2019年5月9日

[協和発酵キリン/1-3月期決算](8日)単位100万円、カッコ内は対前年同四半期増減率。▽連結(国際会計基準:IFRS)=売上収益75,835(14.1%)、コア営業利益17,334(20.4%)、税引前四半期利益12,257(▲57.1%)、親会社の所有者に帰属する四半期利益8,114(▲63.1%)。