ランクセス 仏INTACE社買収でポートフォリオ強化

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2021年2月18日

 ランクセスはこのほど、フランスの包装業界向け特殊殺菌剤メーカーINTACE社(パリ市)を買収すると発表した。バイオサイド製剤と抗菌剤メーカーとして世界市場におけるポジションの一層強化を図る。2021年第1四半期に買収手続きが完了する見込みで、売買価格は公表しない。

 INTACE社の製品は特に紙、ボール紙、石鹸用包材、ラベル、紙幣に使用され、昨年の売上は数百万ユーロだった。新たな製品ポートフォリオを短期間で統合し、ランクセスのグローバルな組織・経験と法規制に関する高い専門性を生かし、INTACE社の強固な顧客ネットワークのさらなる強化を目指す。

 ランクセスはコンシューマープロテクション分野の市場統合に積極的に参画しており、これにより消費財業界向け包材・ラベル用のバイオサイド製剤の技術プラットフォームが強化される。またプラスチックから紙の包装への転換が一層進む現在の動向にも合致するとしている。

昭和電工の12月期 利益項目が赤字も今年度は改善見込む

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2021年2月18日

 昭和電工は17日、2020年12月期(1-12月期)の連結決算を発表した。売上高は前年比7%増の9737億円、営業損失194億円(同1402億円減)、経常損失440億円(同1633億円減)、純損失763億円(同1494億円減)となった。

 オンラインによる決算会見の中で森川宏平社長は、「昨年はコロナによる市況悪化の影響を大きく受け、様々な製品で出荷量が減少した。特に黒鉛電極は、 “昭和電工の12月期 利益項目が赤字も今年度は改善見込む” の続きを読む

東海カーボン 中計発表を5月に延期、現時点で見通せず

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2021年2月18日

長坂社長「今年後半から、電極事業は回復傾向に」

 東海カーボンはこのほど、決算説明会において中期経営計画「T-2022」(2020~2022年度)の進捗状況を説明した。同社は、コロナ禍により経済の先行き不透明となっていることから、中計を年次で見直す方針を取っている。長坂一社長は「ミクロ・マクロの両面で事業環境を見直す」とし、ローリング中計「T-2023」(2021~2023年度)については5月を目途に改めて発表する考えを示した。

 続いて、中計の進捗について説明。3つの基本方針である収益基盤の強化、成長機会の拡大、連結ガバナンス体制構築に引き続き注力するとし、成長市場への戦略投資で行ったM&AのPMI(経営統合)の進捗を示した。

 電極事業は回復が遅れているとしたが、「世の中の景気を見ると鉄鋼生産だけでなく全体が

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旭化成 人事②(4月1日)

2021年2月17日

[旭化成・人事②](4月1日)【基盤マテリアル事業本部】▽ポリエチレン事業部長田中桂▽退任(同)森岡直人【パフォーマンスプロダクツ事業本部】▽上席理事、ロイカ事業部長芳賀伸一郎▽同、機能材料事業部長顕谷一平▽コンパウンド事業部長河島浩▽企画管理部長山口伸浩【スペシャルティソリューション事業本部】▽基板材料事業部長佐久間浩▽電子マテリアル事業部長富田宏朗【マーケティング&イノベーション本部】▽UVCプロジェクト長中嶋健太。

 

ENEOS 人事(3月1日)

2021年2月17日

[ENEOS・人事](3月1日)▽機能材カンパニー機能材事業企画部副部長兼機能材事業管理グループマネージャー山本純二▽出向ENEOSテクノマテリアル三上順。

デンカ 組織改正(4月1日)

2021年2月17日

[デンカ/組織改正](4月1日)▽青海工場の石灰石・カーバイドチェーン事業全体の最適化を推進するため、エラストマー・機能樹脂部門のエラストマー部とインフラ・ソーシャルソリューション事業を統合し、エラストマー・インフラソリューション部門とする▽樹脂関連事業について、モノマー製造からリサイクルまでのサプライチェーン全体の最適化を推進するため、エラストマー・機能樹脂部門の機能樹脂事業と生活・環境プロダクツ事業を統合し、ポリマーソリューション部門とする▽生活・環境プロダクツ部門のアドバンストテープ部については、今後の自動車分野での事業拡大促進のため、電子・先端プロダクツ部門に編入する。