宇部興産 停止中のアンモニア工場、今月下旬から再開予定

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2021年2月19日

 宇部興産は18日、設備不具合でアンモニアの生産を停止していた宇部藤曲工場が今月下旬から再開すると発表した。同工場は設備の不具合が判明し先月25日から生産を一時停止していたが、不具合箇所の取り換え補修工事を実施し、生産再開のめどが立った。

 なお、アンモニアを原料とする、ナイロン・ファイン事業関連製品についても順次生産を再開するとしている。

昭和電工 2021年度はすべての事業が回復傾向

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2021年2月19日

森川社長「実質統合で、世界で戦える会社になる」

森川宏平社長

 昭和電工は17日に開催した決算説明会で、2021年度の経営課題などについて説明を行った。昨年度の業績はコロナ禍の影響を受けたことや、黒鉛電極の回復が遅れたことなどにより利益項目は赤字となったが、下期からの自動車・鉄鋼生産の回復を背景に、業績は改善傾向にある。森川宏平社長は「コア成長事業(モビリティ、エレクトロニクス)がけん引することに加え、石化やハードディスク(HD)といった安定収益事業もしっかりキャッシュを稼ぐ」とし、今年度の業績回復を見込む。

 事業環境が改善する中、コア成長事業ではプレゼンスの向上が期待される。エレクトロニクス市場は昨年、5Gやテレワーク進展により成長軌道に回帰し、今年度以降は市場拡大が予想される。森川社長は

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デンカ 役員人事(4月1日)

2021年2月18日

[デンカ・役員人事](4月1日)▽代表取締役会長山本学▽社長兼社長執行役員今井俊夫▽取締役特別顧問𠮷髙紳介▽Executive Fellow(3月末専務執行役員退任)清水紀弘▽顧問(3月末専務執行役員退任)鈴木正治▽専務執行役員技術統括(CTO)資材部、物流統括部、電力部、生産・技術部、エンジニアリング部、デジタル推進部担当新村哲也▽顧問(3月末常務執行役員退任)平野秀樹▽常務執行役員エラストマー・インフラソリューション部門長田渕浩記▽YKアクロス副社長(3月末常務執行役員退任)横山豊樹▽常務執行役員環境対策推進統括内部統制部、環境保安部、サステナビリティー推進部、品質保証部担当渡辺祥二郎▽同役員研究開発統括新事業開発部、研究推進部、知的財産部担当吉野信行▽同役員DCHA・DSPL・DAPLマネージングダイレクター徳本和家▽同役員ライフイノベーション部門長高橋英喜▽同役員コンプライアンス担当(CCO)経営企画部、コーポレートコミュニケーション部、Automotive Materials&Solution開発推進部、DCU、DCG担当Denka Value-Up推進担当高橋和男▽執行役員経理部担当林田りみる▽デンカアステック社長(3月末執行役員退任)大須賀仁一▽執行役員大牟田工場長石塚芳己▽同役員秘書部、総務部、法務部、人財戦略部担当浅見清▽同役員渋川工場長笹川幸男▽同役員デンカパフォーマンスエラストマーLLC社長清水美基雄▽同役員研究開発統括補佐イノベーションセンター担当先進技術研究所長戸谷英樹▽同役員青海工場長香坂昌信▽同役員ポリマーソリューション部門長石塚賢二郎。

 

JSR 人事(28日)

2021年2月18日

[JSR・人事](28日)▽退任(四日市工場事務部長)野呂明生(3月1日)▽同工場同部長、上席執行役員、四日市工場担当、四日市工場長佐伯光一。

宇部興産 組織改正(4月1日)

2021年2月18日

[宇部興産/組織改正](4月1日)①「化学カンパニー」▽「化学カンパニー」を廃止し、「合成ゴム事業部」「ナイロン・ファイン事業部」「機能品事業部」「医薬事業部」「化学生産本部」「研究開発本部」は社長直轄とする▽「企画管理部」「技術戦略部」を廃止し、本社部門及び研究開発本部の組織に機能統合する▽「品質保証部」を本社部門の「品質統括部」に統合し、統合後の名称を「品質保証部」とする▽「環境安全部」を本社部門の「環境安全部」に統合する②「購買・物流本部」▽「購買・物流本部」を廃止し、「購買部」「物流部」は社長直轄とする。

ランクセス 仏INTACE社買収でポートフォリオ強化

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2021年2月18日

 ランクセスはこのほど、フランスの包装業界向け特殊殺菌剤メーカーINTACE社(パリ市)を買収すると発表した。バイオサイド製剤と抗菌剤メーカーとして世界市場におけるポジションの一層強化を図る。2021年第1四半期に買収手続きが完了する見込みで、売買価格は公表しない。

 INTACE社の製品は特に紙、ボール紙、石鹸用包材、ラベル、紙幣に使用され、昨年の売上は数百万ユーロだった。新たな製品ポートフォリオを短期間で統合し、ランクセスのグローバルな組織・経験と法規制に関する高い専門性を生かし、INTACE社の強固な顧客ネットワークのさらなる強化を目指す。

 ランクセスはコンシューマープロテクション分野の市場統合に積極的に参画しており、これにより消費財業界向け包材・ラベル用のバイオサイド製剤の技術プラットフォームが強化される。またプラスチックから紙の包装への転換が一層進む現在の動向にも合致するとしている。

昭和電工の12月期 利益項目が赤字も今年度は改善見込む

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2021年2月18日

 昭和電工は17日、2020年12月期(1-12月期)の連結決算を発表した。売上高は前年比7%増の9737億円、営業損失194億円(同1402億円減)、経常損失440億円(同1633億円減)、純損失763億円(同1494億円減)となった。

 オンラインによる決算会見の中で森川宏平社長は、「昨年はコロナによる市況悪化の影響を大きく受け、様々な製品で出荷量が減少した。特に黒鉛電極は、 “昭和電工の12月期 利益項目が赤字も今年度は改善見込む” の続きを読む

東海カーボン 中計発表を5月に延期、現時点で見通せず

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2021年2月18日

長坂社長「今年後半から、電極事業は回復傾向に」

 東海カーボンはこのほど、決算説明会において中期経営計画「T-2022」(2020~2022年度)の進捗状況を説明した。同社は、コロナ禍により経済の先行き不透明となっていることから、中計を年次で見直す方針を取っている。長坂一社長は「ミクロ・マクロの両面で事業環境を見直す」とし、ローリング中計「T-2023」(2021~2023年度)については5月を目途に改めて発表する考えを示した。

 続いて、中計の進捗について説明。3つの基本方針である収益基盤の強化、成長機会の拡大、連結ガバナンス体制構築に引き続き注力するとし、成長市場への戦略投資で行ったM&AのPMI(経営統合)の進捗を示した。

 電極事業は回復が遅れているとしたが、「世の中の景気を見ると鉄鋼生産だけでなく全体が

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旭化成 人事②(4月1日)

2021年2月17日

[旭化成・人事②](4月1日)【基盤マテリアル事業本部】▽ポリエチレン事業部長田中桂▽退任(同)森岡直人【パフォーマンスプロダクツ事業本部】▽上席理事、ロイカ事業部長芳賀伸一郎▽同、機能材料事業部長顕谷一平▽コンパウンド事業部長河島浩▽企画管理部長山口伸浩【スペシャルティソリューション事業本部】▽基板材料事業部長佐久間浩▽電子マテリアル事業部長富田宏朗【マーケティング&イノベーション本部】▽UVCプロジェクト長中嶋健太。