JNC 有機EL材料合弁会社、SKマテリアルズと設立

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2020年11月25日

 JNCは24日、有機EL材料事業を新子会社に移管した後、韓国SKマテリアルズ(SKM)との合弁会社に移行すると発表した。JNCは、技術優位性をもつ青色ドーパントおよびその周辺材料の開発を進めており、急成長を続ける有機ELディスプレイ市場の要求に応えるため、SKMとの融合によって意思決定と材料開発のスピードアップを図ることで有機EL材料の事業拡大を目指す。

 今回のスキームとして、JNCは、保有する有機EL材料事業(製造機能を除く)を新会社「SK JNC JAPAN」(SJJ)に移管するとともに、JNCグループが所有する設備をリースする。その後、韓国パネルメーカーへの対応を強化していくため、SKMの新会社「SK JNC」の傘下に入る。JNCは、SJJの全株式およびJNCが保有する同事業に関する特許、商権をSK JNCに譲渡し、その対価として、SK JNCの株式49%を取得する。これにより、SK JNCは合弁会社(JNC49%、SKM51%)となる予定だ。

 JNCとSKMは今後、ディスプレイ市場での両社のそれぞれの強みを生かし、事業価値の拡大および市場変化に対する適応力、顧客対応力の向上を図っていく考えだ。

 

中外製薬 人事(2021年1月1日)

2020年11月24日

[中外製薬・人事](2021年1月1日)▽経営企画部長小野澤学寿▽プロジェクト・ライフサイクルマネジメントユニットM&Sプランニング部長岡本崇▽広報IR部長笹井俊哉▽研究本部長飯倉仁▽同本部創薬化学研究部長白石拓也▽トランスレーショナルリサーチ本部長井川智之▽信頼性保証ユニット長樋口雅義▽同ユニット信頼性保証企画部長細井陽介▽営業本部関西統括支店長福島正▽同本部北海道・東北統括支店長村田真希。

中外製薬 役員人事(2021年1月1日)

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2020年11月24日

[中外製薬・役員人事](2021年1月1日)▽上席執行役員研究、トランスレーショナルリサーチ統括岡部尚文▽同役員CEO特命大箸義章▽同役員プロジェクト・ライフサイクルマネジメントユニット長経営企画部担当山口哲弥▽執行役員医薬安全性本部長兼ファウンデーションメディシンユニット長渡邉稔▽同役員CEO特命村田博▽同役員プロジェクト・ライフサイクルマネジメントユニットR&Dポートフォリオ部長根津淳一▽同役員営業本部髙田昌俊▽参与製薬本部長兼中外製薬工業社長田熊晋也。

太陽石油 海岸清掃活動に協賛、松山市梅津寺海岸で実施

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2020年11月24日

 太陽石油はこのほど、南海放送主催の海岸清掃ボランティア「GO-MIX!」に協賛し、一般ボランティア約129人による清掃活動を実施したと発表した。この企画では、愛媛県内の海岸での清掃活動を2時間のラジオ特別番組と連動させ、生放送するもの。今年5月に開催を予定していたが、コロナ影響で約1年ぶりの開催となった。

梅津寺海岸清掃の様子
梅津寺海岸清掃の様子

 今回は、かつて一世を風靡したドラマ「東京ラブストリー」のロケが行われたことでも有名な、伊予鉄道梅津寺駅の目の前に広がる松山市梅津寺海岸で清掃活動を実施。会場では今回も、この活動の顔でもある愛媛県出身タレント・やのひろみ氏が参加し、現地リポートや、参加者へのインタビューなどで会場と番組を大いに盛り上げた。

集めたゴミと集合写真
集めたゴミと集合写真

 また、今回ゲストとして参加した海岸への漂着ごみの回収活動などを行うE.Cオーシャンズの岩田功次代表理事から、瀬戸内海の海ごみ事情やマイクロプラスチックの拾い方やコツを教わり、海岸清掃活動や生態系保護の大切さについて勉強するなど、参加者はもちろん、ラジオを通してリスナーにも同活動の意義を伝えることができた。

 同社は、四国事業所が所在する地元愛媛県での環境保全に向けた取り組みを支援するため、こうした活動を継続して実施していく。

出光興産 シェル美術賞グランプリに今西氏の作品を選出

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2020年11月24日

 出光興産はこのほど、「シェル美術賞2020」のグランプリに今西真也氏の「Story‐Where are we going ?」を選出した。また、グランプリを含む8点の受賞作品と46点の入選作品を決定している。

 次世代を担う若手作家を対象とする「シェル美術賞」は、1956年の創設から64年目(49回目)を迎えた。今年は597人の作家から昨年を超える846点の作品応募があり、木村絵理子氏(横浜美術館主任学芸員)、角奈緒子氏(広島市現代美術館学芸員)、中井康之氏(国立国際美術館研究員)、鷲田めるろ氏(画家、十和田市現代美術館館長)、大庭大介氏(シェル美術賞2003入選)の5人が審査員を務めた。

 受賞作品8点に入選作品46点を加えた計54点を、来月9日より国立新美術館で開催する「シェル美術賞展2020」にて展示し、会期中に表彰式を行う予定。

シェル美術賞 グランプリ受賞作品
シェル美術賞 グランプリ受賞作品

クラレ 国際プラスチックフェアのバーチャル展に出展

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2020年11月24日

 クラレは、バーチャル展示会「IPF Japan 2020 国際プラスチックフェア バーチャル展」(今月18日~来年5月21日)に、名古屋大学ナショナルコンポジットセンター・NCC 次世代複合材研究会の共同出展者として出展している。

 クラレグループの高機能樹脂や不織布技術を展開したユニークな炭素繊維複合材料により、自動車をはじめとするモビリティの軽量化・高機能化への貢献を目指す。展示製品は、熱可塑性繊維複合材料マトリックス樹脂、不織布コンポジット、機能性メルトブローン不織布、振動減衰性をもつエラストマーメッシュ/不織布など。

三菱ケミカルホールディングス 米・支援会社とKAITEKIチャレンジ発足

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2020年11月24日

 三菱ケミカルホールディングスはこのほど、北米最大のインキュベーターであるグリーンタウン・ラボ(GL)と共同で、アクセラレータープログラム「KAITEKIチャレンジ」を立ち上げたと発表した。GLは、気候変動に関するソリューション(Climate Tech)に取り組むスタートアップを支援している。

 両者は、このプログラムを通じ、代替タンパク質、プラスチックリサイクル、および食品ロスの削減など、日常生活の持続可能な消費を可能とする技術やビジネスモデルをもつスタートアップをグローバルに募集し、選定したスタートアップを支援する。同時に、三菱ケミカルHDグループ企業との協業推進、ライセンス契約、投資を含め、事業化に向けたパートナーシップを深めていく。

 地球温暖化をはじめとする環境問題や社会問題が叫ばれる中、両者は三菱ケミHDの経営理念「KAITEKI」と呼応する今回のプログラムにより、サーキュラーエコノミーに関するイノベーションを加速させ、環境・社会課題の解決に積極的に取り組んでいく。

 なお、プログラムの正式名称は「The KAITEKI Challenge‐Reimagining Proteins,Plastics,and Packaging」で、募集期間は来年2月10日(米国東部時間)まで。

デンカ 国際プラスチックフェア バーチャルに初出展

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2020年11月19日

 デンカは、国際プラスチックフェア(IPF)協議会主催のオンライン展示会「IPF Japan 2020 Virtual(国際プラスチックフェア バーチャル)」(11月18~20日)に初出展。エラストマー・機能樹脂・化成品の主力製品を紹介する中、基盤技術を応用した2つの新規開発品を展示している。

デンカIP
デンカIP

 1つが、塩ビ向け耐熱付与剤の新機能性樹脂。自動車内装材などで高い評価を得ている耐熱付与剤「デンカIP」で培った基盤技術を応用し開発され、高耐熱性と低VOCの特長を備える。塩ビ樹脂へ優れた熱安定性を付与できることから、塩素化塩ビ代替として住設資材などへ幅広く提案する。

デンカポバール
デンカポバール

 2つ目が、新規高機能塩ビ分散剤「デンカポバール」ULTIOLシリーズ。水溶性の合成樹脂「デンカポバール」は、土木・建材、乳化分散剤、接着剤など幅広い用途に使用されている。新開発したULTIOLシリーズは、塩ビ樹脂製造の様々な重合条件下で高い分散安定性を発揮し、生産性向上をもたらす。

 なお、展示会は会期終了後も来年5月21日まで継続され、閲覧が可能だ。展示会詳細についてはIPF公式ホームページ(https://www.ipfjapan.jp/)を参照のこと。

 

デンカ シンガポールでの事業開始40周年、重要な戦略拠点に

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2020年11月19日

 次世代事業と人財に投資、イノベーションを創出

 デンカは今年、シンガポールでの事業開始から40周年を迎える。

 同社は、マンガン乾電池や高圧ケーブル被覆材向けに使われるアセチレンブラック(AB)の生産強化のため、日本の化学メーカーの先駆けの1社として1980年にシンガポールに進出。その後、ABに加え、半導体封止材向けに世界的シェアをもつ溶融シリカから様々な用途に拡大するスチレン系樹脂、そして塩ビ合成繊維「トヨカロン」まで最先端の技術を誇る事業を次々に展開し、現在4拠点で7製品を生産している。

 さらに、2009年にアジア・パシフィック地域の事業を統括する持株会社、2013年には周辺国でのインフラ投資拡大に対応するために特殊混和材の東南アジア事業統括拠点を設立し、2016年には熱帯感染症対策に貢献するライフサイエンスの研究拠点を設立した。

 これらの事業展開を経てシンガポールの事業拠点は、

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JSR 人事(30日)

2020年11月18日

[JSR・人事](30日)▽退任(プロフェッショナルイーテック社長兼JSRグループ企業年金基金理事長)渡邉毅▽同(経営企画部次長)高貝哲弘(12月1日)▽イーテック社長、上席執行役員電子材料事業担当電子材料事業部長山口佳一▽JSRグループ企業年金基金理事長武田英樹。