帝人フロンティア 米現地法人がショールームを開設

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2018年8月22日

 帝人フロンティアはこのほど、米国現地法人のTEIJIN  FRONTIER(U.S.A.)が衣料製品の販売強化のため、17日に同社エントランスにショールームを開設したと発表した。

 プロモート素材のポリトリメチレンテレフタレート(PTT)繊維「ソロテックスを中心に、帝人フロンティアグループの各種製品を展示する。これにより、来訪者に同社が扱う製品への理解を深めてもらうとともに、顧客に対して製品開発につながる情報提供を行う。

 同社は強みとしているコンバーティング力や、帝人グループ独自の差別化商品の活用などにより、米国内に向けて幅広いソリューションを提供している。今後は帝人フロンティアグループ内の連携をさらに強化し、衣料分野でより一層の販売拡大を目指す。

三菱ケミカル ドイツの半導体関連サービス会社を買収へ

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2018年8月22日

 三菱ケミカルは21日、欧州・米国で半導体関連サービス事業を展開するドイツのCleanpart Group(Cleanpart社)の株式を取得することで、ドイツの投資ファンドDeutsche Beteiligungsと合意したと発表した。同社の子会社で、Cleanpart社に出資するService Investmentから、十月をめどに全株式の引き渡しを受ける予定。

 Cleanpart社は、欧州・米国で半導体メーカー向けに、半導体製造装置の精密洗浄やコーティングサービスなどの事業を展開している。欧州でのリーディンカンパニーの一つであるとともに、米国でも優れた技術に基づくサービスを提供し、業界有数の地位を築いている。一方、三菱ケミカルグループの新菱(新菱社)は、同様の事業を日本やアジア地域を中心に展開している。

 Cleanpart社と新菱社は

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東海カーボン 次期中計で北米拠点のマネジメント強化など図る

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2018年8月22日

 東海カーボンがこのほど発表した2018年1―6月期連結業績は、各利益項目が前年同期に比べ6倍以上の高い伸びとなった。決算説明会では、この好業績を背景に、長坂一社長が「社内でのコンセンサスはまだ得られていない」としつつも、2019年度を初年度とする次期中期経営計画の方向性を示した。

 1―6月期の売上高は前年同期比86%増の917億円。昨年買収した黒鉛電極の北米新拠点による販売数量増と、黒鉛電極とカーボンブラックの売価改善が主な増収要因。利益面では、営業利益は同590%増の292億円、経常利益は同508%増の300億円、純利益は同655%増の442億円。営業利益の増益要因では、

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KHネオケム 冷凍機油原料事業を強化

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2018年8月21日

 KHネオケムはエアコンのコンプレッサーに使われる、冷凍機油原料事業を強化する。8日に行った決算説明会で、浅井惠一社長は3月に千葉工場の設備を3割増強したのに続き「2020年代初頭の稼働に向け、四日市で新プラントを建設する。75億円の設備投資を計画している」と述べた。

 その背景として、新谷竜郎取締役事業本部長は

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帝人フロンティア 野外ライブのリサイクル活動を支援

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2018年8月20日

 帝人フロンティアはこのほど、総合エンタテインメント企業エイベックスグループの夏の野外ライブイベント「a‐nation(エイ・ネーション)2018 supported by dTV & dTVチャンネル」に協賛し、ライブ会場で展開されるリサイクル活動「LOVE.PEACE & CLEAN」をサポートすると発表した。エイ・ネーションは2002年から毎年開催され、昨年は2日間で約12万人の観客を動員した。

 エイ・ネーションで帝人フロンティアがサポートするリサイクル活動は、会場内で発生した使用済みペットボトルを回収するもので、今回で9回目となる。「地球に優しいfes.」と「地球に優しい企業」とのコラボレーションにより、環境に優しい活動を世の中に発信し、その継続と拡大を目指している。

 これまでに回収されたペットボトルの累計重量は1万1140kgで、500mlのペットボトル

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チッソの4-6月期 機能性材料など低調で営業損失

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2018年8月20日

 チッソが10日に発表した2018年4―6月期の連結業績は、営業損失となった。売上高が前年同期比5%減の366億円、営業損失は9億円(前年同期は営業利益8000万円)、経常利益は同72%減の3億円、純損失11億円(前年同期は純損失三億円)。

 機能材料事業では、液晶ディスプレイ市場でパネル供給過多となり、テレビ用途を中心とした大型パネルの生産調整が行われた影響から、液晶材料の販売が低調だった。

 加工品事業の繊維製品では、中国・東南アジア地域の衛生材料市場は

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旭化成 世界最大規模のアルカリ水電解システムを受注

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2018年8月20日

 旭化成と子会社の旭化成エンジニアリングは10日、東芝エネルギーシステムズから、1ユニットサイズでは世界最大となる大型アルカリ水電解システムを、「福島水素エネルギー研究フィールド」向けに受注したと発表した。同システムの最大水電解能力は10MW、最大水素製造量は毎時2000N㎥。

 福島水素エネルギー研究フィールドは、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)と東芝エネルギーシステムズ、東北電力、岩谷産業が福島県浪江町に建設する、再生可能エネルギーを利用した世界最大級の1万kWの水素製造装置を備えた水素エネルギーシステム。

 旭化成は世界有数のシェアを持つ

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アジア石油化学工業会議(APIC2018)が開幕

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2018年8月20日

 アジア石油化学工業会議(APIC2018)が今日から二日間(20~21日)、マレーシア・クアラルンプールで、「コラボレーションによる価値創造」をテーマに開催される。

 世界経済の軸が西から東へシフトする中、アジア地区は需要の成長のけん引役となっていくことが期待されている。人口増加や都市化率の上昇、中間層の拡大による購買力の増加など、石化製品への需要拡大が今後も持続する見込みだ。ただ、石化業界が好調に拡大しているものの、解決すべき課題もある。

 アジア地区では、

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信越化学 2期連続で最高益更新の見通し

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2018年8月3日

 昨年度に各利益項目が最高益を更新した信越化学工業は、今年度の第1四半期(4―6月期)も過去最高益を達成しており、通期予想でも2期連続の最高益更新となる見通しだ。

 第1四半期はの好業績は、全事業(塩ビ・化成品、シリコーン、機能性化学品、半導体シリコン、電子機能材料、加工・商事・技術サービス)が増収増益となったため、特に塩ビ・化成品事業と半導体シリコン事業における利益の増加が業績を大きくけん引している。

 昨年度の営業利益は、塩ビ・化成品事業が前年比75%増の932億円、半導体シリコン事業は同66%増の929億円と大幅な増益となった。第1四半期の営業利益でも、塩ビ・化成品事業は前年同期比49%増、半導体シリコン事業は同52%増となっており、昨年度の勢いを継続している状況だ。

 半導体シリコン事業については、半導体業界が

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BASF バイエルから農業関連事業を買収

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2018年8月3日

 BASFはこのほど、バイエルからの事業と資産の買収を完了したと発表した。今回の買収により、BASFは農薬、バイオテクノロジー、デジタル農業分野での活動を戦略的に補完し、種子、非選択性除草剤、殺線虫剤の種子処理分野に参入する。

 同社のマーティン・ブルーダーミュラー会長兼CTOは「今回の戦略的な買収を通して得られた資産により、当社の農業向けソリューションのポートフォリオはさらに強化され、イノベーション創出の可能性も高まる。これにより、一層包括的で魅力的なソリューションの提供が可能になる」とコメントしている。

 同社はバイエルが売却を検討していた事業と資産買収に合意した。買収金額は76億ユーロで、約4500人の社員がBASFに転籍する。

 今回の買収には、バイエルが

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