東洋紡は9日、2018年度業績(2019年3月期)の連結業績を発表した。売上高は前年度比2%増の3367億円、営業利益9%減の217億円、経常利益13%減の178億円となった。
同日に都内で行われた決算説明会で斧泰三経理部長は、増収増益の決算を振り返りプラス要因に「成長ドライバーの『コスモシャインSRF』やセラミックコンデンサ用離型フィルムが予想以上に好調だった」ことを挙げ、マイナス要因は主に
2019年5月10日
2019年5月10日
2019年5月10日
2019年5月10日
2019年5月10日
2019年5月9日
2019年5月9日
2019年5月9日
AGCの12月期第1四半期連結決算(IFRS)は、売上高が前年同期比3%減の3616億円、営業利益は同32%減の209億円、税引前利益は同32%減の235億円、親会社四半期純利益は同37%減の156億円。
液晶ガラス基板や東南アジアでの苛性ソーダの価格下落、自動車用ガラスの出荷減、ユーロ安により減収となった。利益については、液晶用ガラス基板の販売価格下落や新規設備立ち上げ、 自動車用ガラス・化学品の製造コスト増加で減益となっている。
セグメント別では、ガラスセグメントは減収減益。建築用ガラス・自動車用ガラスともにユーロ安の影響などで減収。営業利益は、建築用ガラスは増益だったが、自動車用ガラスの製造原価上昇などで、全体として減益となった。
電子セグメントは増収減益。ディスプレイ用特殊ガラスの出荷好調などにより増収。営業利益は液晶用ガラス基板の販売価格下落などで減益となった。
化学品セグメントは減収減益。売上高については、フッ素関連製品の出荷が堅調で、バイオ医薬品原薬の受託件数が増加したが、東南アジアでの苛性ソーダ販売価格の下落が響き、全体として減収になった。営業利益に関しては、国内拠点の定期大規模修繕や電力コストの上昇により製造原価が増加し、減益となっている。
通期の連結業績予想は当初予想から変更なく、売上高が前期比5%増の1兆6千億円、営業利益は同4%増の1250億円、税引前利益は同8%減の1180億円、親会社当期純利益は同13%減の780億円を見込んでいる。
2019年5月9日
日本触媒の3月期連結決算は、売上高が前期比8%増の3497億円、営業利益は同2%減の261億円、経常利益は同3%増の331億円、当期純利益は同3%増の250億円。
原料価格や製品海外市況の上昇に伴い、販売価格を修正したことなどにより増収となった。 利益面については、主に機能性化学品事業で生産・販売数量が増加したことによる数量効果があったが、加工費が増加したことなどにより、営業利益は減益。営業外損益が持分法投資利益の増加などにより増益となった結果、経常利益は増益となった。これにより、当期純利益も増益となっている。
セグメント別では、基礎化学品事業は増収減益。エチレングリコールとエタノールアミンは減収だったが、アクリル酸及びアクリル酸エステル、酸化エチレンなどが増収になったことで、全体として増収となった。営業利益は原料価格よりも販売価格の上がり幅が大きく、スプレッドが拡大したものの、加工費や販管費が増加したことなどにより減益となった。
機能性化学品事業は増収増益。営業利益については、加工費が増加したが、生産・販売数量が増加したことや販管費が減少したことなどで増益となった。環境・触媒事業も増収増益。販売数量が増加したことや、販管費が減少したことなどにより営業増益となった。
2020年3月期の通期連結業績予想(IFRS)は、売上収益が3450億円、営業利益は265億円、税引前利益は320億円、当期利益は240億円の見込み。なお、20年3月期はIFRSに基づき作成しているため、日本基準を適用した19年3月期の実績値に対する増減率は記載していない。
2019年5月8日