ADEKA 4-12月期決算(14日)

2019年2月15日

[ADEKA/4-12月期決算](14日)単位100万円、カッコ内は対前年同四半期増減率。▽連結=売上高201,281(13.7%)、営業利益16,136(▲3.3%)、経常利益16,461(▲5.3%)、純利益11,339(▲6.6%)。

出光興産の4-12月期 供給コスト増や油価急落で減益

2019年2月15日

 出光興産は14日、2019年3月期第3四半期の連結業績を発表した。売上高は前年同期比25%増の3兆3401億円、営業利益は同8%減の1432億円、経常利益は同6%減の1593億円、純利益は同30%減の1018億円だった。

 部門別で見ると、石油製品セグメントは売上高が同28%増の2兆6263億円、営業利益は同33%減の520億円。原油の輸入価格上昇などを受け増収となったものの、精製用燃料費の増加や在庫評価影響の減少などが響き大幅な減益となった。

 石油化学製品セグメントは、売上高同21%増の4337億円、営業利益は同19%減の245億円。ナフサ価格の上昇は増収に寄与したが、製造用燃料費の増加とスチレンモノマーなどの市況要因で減益となった。

 資源セグメントの売上高は同10%増の2292億円、営業利益は同40%増の656億円。石油開発事業・地熱事業は、原油価格の上昇などの増益要因があったが、石油開発事業で前期末に実施した英領北海資産の譲渡などに伴う販売数量減の影響などにより、減収増益。他方、石炭事業・その他事業は、石炭事業での石炭価格上昇などを受け、増収増益だった。

 その他セグメントは売上高が微増の509億円、営業利益は同23%減の42億円だった。

 なお、通期業績予想については、前回発表予想(昨年8月14日発表)を全項目で下方修正し、売上高4兆2700億円(前回予想比100億円減)、営業利益1690億円(510億円減)、経常利益1630億円(870億円減)、純利益600億円(800億円減)とした。

 通期の売上高については、原油価格下落などを見込んだことにより、前回発表予想から減収となる見通し。営業利益は、原油価格見直しに伴う在庫評価影響を見込まないこと(225億円減)に加え、石油製品セグメントの製品マージン縮小などを見込み減益。経常利益では、持分法投資利益の減益を理由に挙げた。

昭和電工の2018年12月期 営業利益2.3倍に

2019年2月15日

 昭和電工は14日、2018年12月期連結決算を発表した。売上高は前年比27%増の9921億円、営業利益は同132%増の1800億円、経常利益は同180%増の1788億円、純利益は同198%増の1115億円となった。

 同日開催された決算会見におて、竹内元浩執行役員CFOは「無機セグメントは黒鉛電極のSGL社統合効果と市況上昇で大幅な増益となった。利益項目は2年連続で

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KHネオケム 新中計を発表、積極投資で収益拡大図る

2019年2月15日

 KHネオケムは13日、今年を初年度とする第3次中期経営計画(2019‐21年)を発表した。2030年に同社グループが目指す姿である「VISION2030」達成に向けた「新たな挑戦」の3年間と位置付け、新設備の稼働や積極投資などにより、2021年度に売上高で1100億円、営業利益は135億円を目指す。

中計の説明を行う浅井社長2
中計の説明を行う浅井社長

 同日開催した説明会で、浅井惠一社長は最初に「VISION2030」の最終年度まで12年あり、この間、4回中計を設定することになる。第3次中計は最初の3年間で、将来に

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星光PMC 12月期決算(13日)

2019年2月14日

[星光PMC/12月期決算](13日)単位100万円、カッコ内は対前期増減率。▽連結=売上高25,889(3.2%)、営業利益1,966(▲11.3%)、経常利益2,080(▲15.6%)、純利益1,561(▲21.9%)。

 

 

新日本理化 4-12月期決算(13日)

2019年2月14日

[新日本理化/4-12月期決算](13日)単位100万円、カッコ内は対前年同四半期増減率。▽連結=売上高21,453(4.3%)、営業利益361(▲27.2%)、経常利益529(▲8.8%)、純利益400(▲12.1%)。

 

KHネオケムの1-12月期 大規模定修響き減益に

2019年2月14日

 KHネオケムの2018年12月期連結決算は、売上高が前期比7%増の1012億円、営業利益は同6%減の109億円、経常利益は同6%減の112億円、純利益は同18%減の67億円。

 平井謙一常務取締役CFOは「売上高については、大規模定期修繕の影響で販売数量が7%減少したが、

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東亞合成の1-12月期 増収も原燃料高や需要減で減益

2019年2月14日

 東亞合成が13日に発表した2018年1―12月期の連結業績は、売上高は前年同期比4%増の1501億円、営業利益同6%減の164億円、経常利益同6%減の174億円、純利益同1%減の127億円となった。

 セグメント別に見ると、売上高は接着材料以外の4事業で増収、営業利益は基幹化学品と高機能無機材料で増益だったが、他の3事業で減益となり全体では前年水準を下回った。

 基幹化学品事業は、売上高同5%増の699億円、営業利益同15%増の67億円。電解製品は販売数量が堅調に推移する中、前半に実施したカセイソーダの価格是正が増収に寄与した。アクリルモノマー製品は、シンガポール子会社での一部製品の生産停止を受け販売数量が減少したものの、価格改定で増収。工業用ガスも底堅い国内需要により増収となった。利益面では、アクリルモノマー製品の減販と国内での大型定修の影響で減益となったが、カセイソーダと工業用ガスが貢献した。

 ポリマー・オリゴマー事業は、売上高同5%増の295億円、営業利益同33%減の30億円。アクリルポリマーとアクリルオリゴマーは、販売が好調に推移し増収。高分子凝集剤は、販売数量の増加に加え価格是正も寄与した。一方利益は、価格転嫁の遅れ、アクリルポリマーの増産対応やタイ子会社での操業開始関連費用の増加が響いた。

 接着材料事業は、売上高同1%減の119億円、営業利益同4%減の26億円。瞬間接着剤は、国内販売が好調だった反面、海外市場での減販が影響し減収。機能性接着剤は、高機能情報端末向けなどに使用される反応型接着剤の需要は低調だったものの、自動車関連材料向け製品の販売が底堅く推移した。これらの販売数量の減少を受け、全体では減益となった。

 高機能無機材料事業は、売上高同4%増の81億円、営業利益同6%増の25億円。高純度無機化学品は、おう盛な半導体需要が継続し液化塩化水素など高純度製品の販売が拡大し増収増益。他方、無機機能材料は無機抗菌剤の輸出減少や、エレクトロニクス関連製品の出荷が低調で減収減益となった。

 樹脂加工製品事業は、売上高同1%増の272億円、営業利益同27%減の14億円。管工機材製品は減収減益。ライフサポート製品や建材・土木製品は増収増益だった。

 なお、2019年1―12月期の通期業績予想では、売上高1500億円、営業利益165億円、経常利益176億円、純利益119億円を見込んでいる。

 

クラレの1-12月期 米国工場の火災影響などで減益

2019年2月14日

 クラレは13日、2018年1-12月期の連結業績を発表した。売上高は前年同期比16%増の6030億円、営業利益は同14%減の658億円、経常利益は同18%減の612億円、純利益は同38%減の336億円となった。

 伊藤正明社長は「売上はカルゴン・カーボン(カルゴン社)の連結化や主要な事業において販売が増加し増収となった。営業利益は原燃料価格の上昇、

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総合化学大手5社の4-12月期 旭化成除き営業減益

2019年2月13日

 総合化学大手5社(三菱ケミカルホールディングス・住友化学・三井化学・旭化成・東ソー)の2019年3月期第3四半期(4-12月期)の業績は、原料価格上昇や製品市況の下落などにより事業環境が悪化し、旭化成を除き各社の営業利益は減益となった。

 今年度の業績は、エチレンセンターの定修要因などがあったものの、上期(4-9月期)までは、市況高・原料安といった石化の好環境が続いたことで収益を押し上げていた。しかし、第3四半期(10-12月期)以降は、中国経済の

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