旭化成グループ 人事(7月1日)

2019年7月25日

[旭化成関連・人事](7月1日)【AJEX】▽取締役会長寺田真人(8月1日)【旭化成メディカル】▽バイオプロセス事業部品質保証部長、同事業部長四ノ宮健▽同事業部付江島孝光▽同事業部製品開発部長、同事業部技術戦略部長宮林朋之。

 

信越化学の4-6月期決算 半導体シリコンがけん引し増収増益

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2019年7月25日

 信越化学工業は24日、2019年4―6月期の連結業績を発表した。売上高は前年同期比1%増の3862億円、営業利益13%増の1075億円、経常利益10%増の1089億円、純利益14%増の840億円と増収増益となった。

 セグメント別で見ると、塩ビ・化成品事業は売上高微減の1228億円、営業利益4%減の254億円。塩ビ・化成品は、米国のシンテック社において塩化ビニル、カセイソーダともに市況の影響があったものの、高水準の出荷を継続。また、欧州拠点も底堅い出荷となった。国内拠点も今期の定期修理が小規模だったため、国内外ともに販売量を伸ばした。

 シリコーン事業は、売上高1%増の564億円、営業利益18%増の159億円。シリコーンは、汎用製品の価格下落の影響を受けたが、機能製品を中心に拡販に努め、出荷は堅調に推移した。

 機能性化学品事業は、売上高5%減の289億円、営業利益10%増の75億円。セルロース誘導体は、建材用製品と塗料用製品は一部地域で振るわなかったが、医薬用製品が堅調に推移した。フェロモン製品やポバール製品は堅調な出荷となった。

 半導体シリコン事業は、売上高9%増の991億円、営業利益31%増の394億円。半導体シリコンは、半導体デバイス市場に軟化の動きが見られたが、高水準の出荷を維持することで業績は伸長した。

 電子・機能材料事業は、売上高2%減の548億円、営業利益4%増の166億円。希土類磁石は、ハイブリッド車をはじめとする自動車向けでは堅調な出荷となったが、産業機器向けやハードディスクドライブ向けが需要鈍化の影響を受けた。

 フォトレジスト製品はArFレジストが好調に推移。マスクブランクスは先端品に加え、汎用品、先端品も販売を伸ばし好調だった。光ファイバー用プリフォームは、市場の急激な悪化を受けて厳しい状況となった。

 また、加工・商事・技術サービス事業は、売上高11%減の243億円、営業利益18%増の36億円となった。

 なお同日、2020年3月期の連結業績予想を発表。売上高3%減の1兆5500億円、営業利益微増の4050億円、経常利益1%増の4180億円、純利益2%増の3140億円を見込んでいる。

太陽石油の3月期 石化製品の市況低迷響き減収減益

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2019年6月19日

 太陽石油が18日に発表した2019年3月期の決算は、売上高が前期比363億円減の6287億円、営業利益は同219億円減の103億円、経常利益は同216億円減の97億円、当期純利益は同132億円減の64億円となった。

 売上高は、四国・山口両事業所で実施した定期整備工事の影響で、生産と販売数量が減少(同140万kl減の786万kl)し減収。堅調に推移した石油製品市況に支えられ、マージンが改善した一方で、秋口からの世界経済の減速懸念などを背景とした石油化学製品の市況低迷により、同社製品のベンゼンやスチレンモノマーのマージンが悪化した結果、減収減益となった。

ランクセスの1-3月期 製品価格是正などで増益に

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2019年6月5日

 ドイツの特殊化学品メーカー・ランクセスの2019年度第1四半期の連結売上高は、前年同期並みの18億2200万ユーロ、特別項目を除いたEBITDAは、好調だった前年同期に比べ2%増の2億7500万ユーロとなった。好業績の主な要因は、製品価格の引き上げと、為替の好影響(特に米ドル)によるもの。

 純利益は同4%増の8400万ユーロ。低迷する農業市場にもかかわらず、アドバンスト中間体部門は、売上高と特別項目を除いたEBITDAが、過去最高の四半期業績を達成した。売上高は同4%増の5億8600万ユーロ、特別項目を除いたEBITDAは同12%増の1億1400万ユーロ。

 スペシャリティアディブス部門は、低マージンの受託製造契約の終了、拠点の閉鎖、低迷する自動車産業により、販売量が減少した。売上高は同3%減の4億8500万ユーロ、特別項目を除いた EBITDAは製品価格の引き上げ、為替の好影響、コストシナジーにより、同3%増の8300万ユーロ。

 パフォーマンスケミカルズ部門は、水処理製品と物質保護剤製品関連事業の好調、為替の好影響により、売上高が同3%増の3億4700万ユーロ、特別項目を除いたEBITDAは、同4%増の5400万ユーロ。

 エンジアリングマテリアルズ部門は、自動車産業の需要低迷の影響を受け、売上高が同3%減の3億8200万ユーロ、特別項目を除いたEBITDAは同11%減の6500万ユーロだった。

 通期の業績予測は、特別項目を除いたEBITDAで、10億~10億5000万ユーロ(前年度は10億1600万ユーロ)を見込んでいる。

 

荒川化学 採算性の改善とグローバル展開を加速

2019年6月5日

 荒川化学工業の2018年度決算は、中国の環境規制に伴う原料の調達不安や価格高騰、水素化石油樹脂の販売減により減収、富士工場事故の影響と原料高、諸コストの上昇で大幅な減益となり、第4次中期5ヵ年計画「Dramatic SHIFT1」(16~20年度)で掲げた経常利益の中間目標を2割ほど下回った。

 しかし、宇根高司社長は3日に開催した決算説明会で、最終目標は変更せず

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サンエー化研 「収益性の高い独自製品推進で収益改善」

2019年6月4日

 サンエー化研は3日、2018年度(2019年3月期)の決算概要と今年度の業績予想について都内で説明会を開催した。

 2018年度の連結業績は減収減益だった。スマートフォン市場の減速や採用機種のモデルチェンジなどにより光学用表面保護フィルムの受注が減少したほか、エアー緩衝材や剥離紙、テープ基材などの受注も振るわずに減収。

 損益面では、

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