[荒川化学工業/3月期中間決算](1日)単位100万円、カッコ内は対前年同四半期増減率。▽連結=売上高39,501(▲1.0%)、営業利益1,896(▲28.8%)、経常利益2,216(▲22.0%)、純利益1,425(▲30.9%)。
荒川化学工業 2019年3月期第2四半期連結決算
2018年11月2日
2018年11月2日
2018年11月2日
2018年11月2日
ダイセルの2019年3月期第2四半期連結決算は、合成樹脂や有機合成の販売数量増加や、販売価格の改定などにより増収となった。利益については、原燃料価格の上昇や研究開発費の増加などにより、営業利益・経常利益ともに減益となった。四半期純利益は有価証券売却益などにより増益となっている。
売上高は前年同期比3%増の2352億円、営業利益は同6%減の295億円、経常利益は同3%減の322億円、四半期純利益は同14%増の224億円となった。
セルロース事業部門は減収減益。売上高については、酢酸セルロースは液晶表示向けフィルム用途の販売が微減だったものの、その他用途の販売数量が増加して横バイ。たばこフィルター用トウは、市況軟化の影響と一部販売時期ずれなどにより、販売数量が減少した。営業利益は原燃料価格の上昇や市況軟化の影響などにより減益となった。
有機合成事業部門は増収増益。酢酸と合成品の市況上昇、合成品の販売数量増、機能品では、昨年7月に発生した、大竹工場過酢酸製造プラント火災事故の復旧、原燃料価格上昇に伴う販売価格の改定などにより増収となった。営業利益については、販売数量増や販売価格の改定などによって増益となった。
合成樹脂事業門は増収減益。エンジニアリングプラスチック事業は、自動車部品の需要増加や新規採用が進んだことによる販売数量増などにより増収。樹脂コンパウド事業も販売価格の改定によって増収。樹脂加工事業も主にフィルムの販売が増加し、増収となっている。利益面では、テクニカルサービスやアジアでのマーケティング強化など、期初に織り込んだ計画通りの費用増により減益となっている。
通期の連結業績予想については、上期に有機合成事業部門などが好調だったことに加え、当初見通しでは低く見積もっていた、下期の酢酸市況が上振れしていることから上方修正した。
2018年11月2日
三菱ガス化学は1日、2019年3月期第2四半期の連結業績を発表した。メタノールの市況が依然として高い水準を維持したことや、販売数量が堅調に推移し増収となった。
営業利益はポリカーボネートの市況が前年同期を上回ったほか、特殊ポリカーボネートやBT材料の販売数量も増加したが、発泡プラスチック事業での原燃料価格の上昇と高純度イソフタル酸の市況下落などにより減益。経常利益は、海外メタノール生産会社およびエンジニアリングプラスチックス関連会社に係る持分法利益が増加したことなどにより、増益となった。
売上高は前年同期比8%増の3283億円、営業利益は同4%減の289億円、経常利益は同11%増の465億円、純利益は同7%増の379億円。
セグメント別に見ると、天然ガス系化学品事業は、売上高は同17%増の881億円、経常利益は同90%増の157億円。メタノールは、市況の大幅上昇を受け増収増益となった。メタノール・アンモニア系化学品は、全般的な販売数量の増加に加え、MMA系製品の市況上昇などもあり増収となったが、原料価格上昇などを受け、前年同期並みの損益となった。
芳香族化学品事業は、売上高同2%増の1071億円、経常利益同28%減の97億円。特殊芳香族化学品は、原燃料価格の上昇があったものの、メタキシレンジアミンや芳香族アルデヒドの販売が堅調に推移し増収増益となった。
機能化学品事業は、売上高同8%増の1055億円、経常利益同4%増の178億円。無機化学品は、販売数量の増加により売上高は増加したものの、半導体・液晶向け薬液の競争環境の激化などにより減益となった。エンジニアリングプラスチックスは、スマートフォンのカメラレンズ向けなどに使用される特殊ポリカーボネートの販売数量増加などで増収増益となった。
特殊機能材事業は、売上高同8%増の271億円、経常利益同3%増の30億円。電子材料は、主力の半導体パッケージ用BT材料の販売数量がメモリー向けなどを中心に堅調に推移し、増収増益となった。
なお、通期業績予想については、原燃料高やポリカーボネート市況の下落などにより、営業利益を下方修正した。他の項目については上方修正した。
2018年11月2日
2018年11月2日
2018年11月2日
三井化学は1日、2019年3月期第2四半期の連結業績を発表した。売上高は前年同期比16%増の7209億円、営業利益3%増の497億円、経常利益17%増の584億円、純利益9%増の418億円となった。
同日開催された決算会見で、久保雅晴代表取締役副社長は「上期は事業環境全般が好調な環境となった成長3領域(モビリティ、ヘルスケア、フード&パッケージング)の各事業における順調な拡販や、基盤素材では、石化事業でプラントが高稼働を維持したことなどにより、全ての利益項目で過去最高益となった。大阪工場の事故により
2018年11月2日
東ソーは1日、2019年3月期第2四半期の連結業績を発表した。売上高は前年同期比8%増の4245億円、営業利益3%増の560億円、経常利益4%増の607億円、純利益3%増の417億円となった。
同日開催された記者会見で米澤啓執行役員経営管理室長は「売上高・利益ともに期初予想を上回り、利益項目は4年連続で過去最高を更新した」と総括した。売上高はナフサなど原燃料価格の上昇に伴う石油化学製品の価格上昇などにより増収。営業利益は原燃料価格の上昇で交易条件が悪化したが、機能商品事業やエンジニアリング事業が伸長し増益となった。
石油化学事業は定修年により出荷が減少する中、製品価格は上昇したものの、交易条件が悪化し増収減益となった。クロル・アルカリ事業は、
2018年11月2日
2018年11月1日