旭化成の4-9月期 マテリアルがけん引し過去最高益

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2021年11月8日

工藤幸四郎取締役常務執行役員

 旭化成は5日、2022年3月期第2四半期(4-9月期)の連結業績を発表した。売上高は前年同期比19%増の1兆1810億円、営業利益47%増の1131億円、経常利益54%増の1192億円、純利益95%増の913億円となった。

 オンライン会見の中で、工藤幸四郎取締役常務執行役員は、「マテリアルの需要回復や石化製品の市況が上昇したことに加え、ヘルスケアも人工呼吸器の販売数量減少を補い前年並みを維持した。売上高および営業利益以下の利益項目は、第2四半期として過去最高となった」と総括した。

 海外売上高比率もマテリアル領域において海外経済が復活したことや、住宅領域で買収した海外企業が寄与したことで、49.1%に拡大しており、

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KHネオケムの1-9月期 大幅増益で中計目標を達成

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2021年11月5日

 KHネオケムは4日、2021年12月期第3四半期(1-9月期)の連結業績を発表した。売上高53%増の838億円、営業利益四倍の140億円、経常利益4.2倍の144億円、純利益4.3倍の101億円となった。

 電話会議による決算会見において濵本真矢常務執行役員は、「当期は、コロナ禍にあっても需要が堅調に推移した。価値に見合った価格改定により大幅な増益となり、 “KHネオケムの1-9月期 大幅増益で中計目標を達成” の続きを読む

日鉄ケミカル&マテリアルの4-9月期 全事業が好調で増収増益

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2021年11月4日

 日鉄ケミカル&マテリアルは2日、2022年3月期第2四半期連結業績(IFRS)を発表した。売上高は前年比55%増の1225億円、事業利益は135億円(同171億円増)となった。新型コロナウイルスの影響継続に加えて、原材料価格の高騰や、中国における環境規制強化、さらには世界的な半導体不足による影響などがあるものの、昨年度下期以降好転した事業環境が継続し、売上収益・事業利益とも大幅に改善している。

 セグメント別に見ると、コールケミカル事業は、主力の黒鉛電極向けニードルコークスの需要並びに販売価格が回復した。 化学品事業は、ベンゼンの市況が堅調に推移するとともに、ビスフェノールAの市況も引き続き高位圏で推移した。

 機能材料事業やエポキシ事業は、テレワークの普及やDXの進展などに伴う、ノートPCやタブレット端末、データセンターなどの旺盛な需要を背景に、半導体関連材料やディスプレイ向け材料の販売が伸長した。複合材料事業も、炭素繊維による土木・建築分野向け補強材料が販売数量を大きく伸ばすとともに、宇宙・スポーツ分野向け炭素繊維の販売も好調に推移した。

 なお、通期業績予想については、売上収益は37%増の2450億円、事業利益は2.8倍の210億円を見込んでいる。

宇部興産の4-9月期 化学の販売増が寄与し増収増益

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2021年11月4日

 宇部興産は2日、2022年3月期第2四半期(4-9月期)の連結業績を発表した。売上高3067億円(今年度より収益認識に関する会計基準を適用)、営業利益5.6倍の191億円、経常利益11.8倍の179億円、純利益135.1倍の95億円となった。

 電話会議による決算会見において、藤井正幸取締役常務執行役員は、「セグメントごとに差はあるものの、第2四半期も業績は堅調に推移した。

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東ソーの4-9月期 クロアリの海外市況上昇で増収増益

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2021年11月4日

 東ソーは2日、2022年3月期第2四半期(4-9月期)の連結業績を発表した。売上高は前年同期比31%増の4285億円、営業利益3.7倍の653億円、経常利益3.8倍の690億円、純利益3.9倍の460億円となった。

 オンラインによる決算会見の中で、米澤啓上席執行役員は「塩ビやウレタン原料の海外市況が高騰したことなどにより、大幅な増収増益となった。第2四半期

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三菱ケミカルホールディングスの4-9月期 石化市況の上昇で増収増益

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2021年11月4日

 三菱ケミカルホールディングスは2日、2022年3月期第2四半期(4-9月期)の連結業績(IFRS)を発表した。売上収益は前年同期比25%増の1兆8851億円、コア営業利益2.9倍の1561億円、営業利益1531億円(同1813億円増)、純利益852億円(同1349億円増)となった。

 オンラインによる決算会見の中で伊達英文取締役執行役常務最高財務責任者は、「コロナ禍からの回復により、機能商品、ケミカルズ、産業ガスの販売数量が回復し大幅な増収となった。利益面では、

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