東レ 炭素繊維の仏子会社、2工場でISCC認証を取得

, , , , ,

2023年11月21日

 東レは20日、フランスの子会社東レ・カーボン・ファイバーズ・ヨーロッパ(CFE)のラック工場およびアビドス工場で生産する炭素繊維について、持続可能な製品の国際的な認証の1つである「ISCC PLUS認証」を取得したと発表した。

炭素繊維の環境改善モデル

 2023年内に、バイオマス原料や

コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い . あなたは会員ですか ? 会員について

九州大学と三井化学、細胞膜酵素でギ酸、水素キャリアに期待

, , , , ,

2023年11月20日

 九州大学カーボンニュートラル・エネルギー国際研究所(WPI‐I2CNER:アイスナー)と三井化学カーボンニュートラルセンター(MCI‐CNRC)の研究グループはこのほど、細胞膜酵素による水素駆動型CO2還元反応からの高効率なギ酸生成系の構築に世界で初めて成功した。

細胞膜酵素による水素駆動型CO2還元反応からのギ酸生成系の模式図。図中のH2aseは水素酵素、FDHはギ酸脱水素酵素

 常温・常圧下で酵素反応が進み、気体の

コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い . あなたは会員ですか ? 会員について

三洋化成グループ 棚で作った米を子ども食堂に寄付、CSR活動

, , , , ,

2023年11月20日

 棚田の保全を目的に、千葉県鴨川市の二子(ふたご)棚田で米作りを行う三洋化成グループはこのほど、同活動を通じて育てた米の一部を、神奈川県川崎市内で子ども食堂を運営する2施設に寄付した。

子ども食堂施設への寄付の様子

 CSR活動として

コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い . あなたは会員ですか ? 会員について

石化協 「石油化学工業の現状2023年」冊子を発行

, ,

2023年11月20日

 石油化学工業協会はこのほど、「石油化学工業の現状2023年」を発行した。「石油化学工業の現状」は、同協会創立3周年目に当たる1961に初版を発行して以来、ほぼ毎年発行されている。今日まで60年以上にわたり〝石油化学産業に関する基礎データ集〟として幅広く活用されている。

「石油化学工業の現状 2023年」

 同冊子に掲載している、

コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い . あなたは会員ですか ? 会員について

積水化学工業 戦略的創造で7つのテーマを事業化へ

, , ,

2023年11月20日

加藤社長「PSCは、オールジャパンで成功実現」

加藤社長

 積水化学工業は15日、記者会見を開催し、「イノベーションによる社会課題解決」をテーマに加藤敬太社長が説明を行った。同社は、今年度からスタートした中期経営計画「Drive2・0」(2023~2025年度)において、

コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い . あなたは会員ですか ? 会員について

ENEOSとエア・リキード 低炭素水素などで覚書

, , ,

2023年11月20日

 ENEOSとエア・リキードはこのほど、日本での低炭素な水素の開発促進とエネルギートランジションの実現に向け協業していくことで合意し、覚書(MOU)を締結した。

ENEOSの宮田知秀副社長(右)と、エア・リキードのアルメル・ルヴュー氏(イノベーション・水素エネルギー事業担当バイスプレジデント)

 同パートナーシップは、

コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い . あなたは会員ですか ? 会員について

【特集】次世代エネルギーの普及、需要創出とコスト低下が課題

,

2023年11月17日

社会実装へ技術開発加速、行政の支援と環境整備が重要

 次世代エネルギーとして、再生可能エネルギーや水素に注目が集まる。日本はFIT制度でメガソーラーが拡大し、太陽光発電導入量は世界3位を誇る。ただ住宅屋根に採用が進まず、都は2025年から新築物件への設置を義務化する。また、設置問題を解決するペロブスカイト太陽電池も実証が進んでおり、政府も日本発の技術として事業化に力を注ぐ。

 一方、水素はコスト高が課題。普及拡大には、需要創出、供給量増加、コスト低下といったサイクルを回す必要がある。燃料分野でも、合成燃料、合成ガス、メタン、SAFなどの開発が進むが、企業にとって技術開発や実証設備への投資が負担になる。政府は先行投資を支援するGX移行債の発行を計画しており、資金を活用することで社会実装に向けて技術開発が加速することが期待される。今回の特集では、次世代エネルギーの課題や進捗について、経済産業省や東京都、団体、企業などを取材した。
─────────────────────────────────────────────

◇インタビュー◇
経済産業省 製造産業局素材産業課長 土屋 博史氏
 ▽原燃料転換を中核にGX推進、「連携」深め国際競争力を強化

【東京都の挑戦】~ゼロエミに向け、再エネと水素の取り組み強化
東京都産業労働局産業・エネルギー政策部 池上佐知氏/村野哲寛氏
 ▽水素の普及拡大に注力、都内でグリーン水素SCの構築目指す      

水素バリューチェーン推進協議会 事務局長 福島 洋氏
 ▽水素普及には需要創出とコスト低下がカギ、支援策も重要

【リファイナリー】
ENEOS
 ▽次世代エネルギー戦略 SAF、合成燃料、CO2フリー水素

出光興産 CNX戦略室 大沼安志氏/鹿野祐介氏/木村達郎氏
 ▽バイオ・合成燃料のSCを構築、元売りの供給責任果たす

【各社の取り組み】
積水化学工業 PVプロジェクト 副ヘッド 森田健晴氏
 ▽PSCで国産エネとCNに貢献、日本モデルで海外に展開

大阪ガス 企画部カーボンニュートラル推進室長 桒原洋介氏
 ▽既存インフラを最大活用、e‐メタンで都市ガスを脱炭素化

ユーグレナ 執行役員エネルギーカンパニー長 尾立維博氏
 ▽バイオ燃料の商業プラントを計画、ユーグレナの量産急ぐ

【次世代エネルギーの展望】経済産業省

,

2023年11月17日

製造産業局素材産業課長 土屋博史氏

原燃料転換を中核にGX推進、「連携」深め国際競争力を強化

 

 ━GX(グリーントランフォーメーション)や脱炭素化の取り組みが加速する中、日本の化学産業の現状をどう捉えていますか。

 日本の化学産業は、ナフサ分解によりエチレンなどの基礎化学品を製造・供給することにより、自動車や電気・電子産業など、

コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い . あなたは会員ですか ? 会員について