中国汎用樹脂輸入 3月は塩ビのみプラスを継続

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2023年5月24日

PEやABSなど2桁減、米国PEは20万t超

 中国の3月の汎用樹脂輸入は、塩ビ樹脂(PVC)のみ前年同月比プラスを継続した。2月は昨年の春節休暇の反動もあり、EPSを除くポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、PVC、ポリスチレン(PS)、ABS樹脂がプラスに転じていたが、3月は勢いが続かず、前年実績を下回る結果となっている。

 3月の輸入を樹脂別で見ると、

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ポリプラスチックス スーパーエンプラのPEK事業を4月から開始

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2023年5月24日

 ポリプラスチックスは23日、スーパーエンジニアリングプラスチックあるPEK(ポリエーテルケトン)「SARPEK」事業を今年4月から開始したと発表した。

スーパーエンプラPEK「SARPEK」

 PEKは、

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東ソー 来春に本社移転、交流機会を活性化し生産性向上

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2023年5月24日

 東ソーは23日、本社を現在の東京都港区から東京ミッドタウン八重洲・八重洲セントラルタワー(同中央区)に移転すると発表した。移転日は2024年3月ごろを予定。東ソー・ファインケム、東ソー総合サービスなど、関連会社の同地への移転についても検討を進める。

東京ミッドタウン八重洲・八重洲セントラルタワーの外観。2024年3月ごろの本社移転を予定する

 東ソーは、CSR基本方針に「自由闊達な企業風土の継承・発展」を掲げ、働きがいがあり、人権と多様性を尊重する風通しのよい職場環境の整備に取り組む。本社移転に併せ、リフレッシュスペースや多様な打ち合わせスペースを設置するなど、部門を横断したつながりを増やすことで、さらなるコミュニケーションの活性化を図り、生産性の向上を目指した新しい働き方を構築していく狙いだ。

 従業員の自律的な成長が会社の成長にもつながるという考えの下、今後も従業員が働きやすい職場環境づくりに取り組んでいく。

 移転先の住所は、東京都中央区八重洲2―2―1。

日本ゼオンと名大 熱可塑性エラストマー開発、学会から受賞

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2023年5月23日

 日本ゼオンはこのほど、名古屋大学大学院工学研究科(野呂篤史講師)らの研究グループと進めている、「強靭な官能性スチレン系熱可塑性エラストマー」の共同研究の成果について、「2022年度日本レオロジー学会技術賞」および「第35回日本ゴム協会賞」を共同受賞したと発表した。

分子模式図 左上:SIS,中段:水素結合性官能基を導入したSIS(h-SIS),右下:イオン性官能基を導入したSIS(i-SIS)

 ゼオンはスチレン系熱可塑性エラストマー(TPE)で

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三井化学と三洋化成工業 国内のPPG生産でLLP設立

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2023年5月23日

 三井化学と三洋化成工業は22日、ポリウレタン樹脂の主原料の1つであるポリプロピレングリコール(PPG)の生産について、両社折半出資による有限責任事業組合(LLP)「ジャパンポリオール」を5月15日付で設立したと発表した。出資比率は三井化学50%、三洋化成50%。両社はPPGの生産と原料調達面で、国内での生産性の向上や将来の供給安定性確保など、共通課題の解決に向け、協力関係を強化していく。

LLPへの期待を語る、三井化学の橋本社長(右)と三洋化成の樋口社長(左)=5月22日、協同記者会見

 同日、両社は都内で共同記者会見を開催した。三井化学の橋本修社長は、

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アジア石化市況 エチレンは原油高で6週ぶり反発

2023年5月23日

芳香族も強含み、スチレンモノマー上昇基調継続

 アジア地域の4月第1週の石化市況では、エチレンは前週比10ドル高の945ドル/tで取引された。原油・ナフサ価格が大幅に上昇したことを背景に、6週ぶりに反発している。需給バランスは締まってはいないものの、市場には先高観も出てきている。スプレッドは

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日本ゼオン 高信頼性マルチマテリアル接着剤、本格的に展開

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2023年5月23日

 日本ゼオンは22日、開発を進めている高信頼性マルチマテリアル接着剤の本格展開をスタートすると発表した。

 高信頼性マルチマテリアル接着剤は、

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三菱ケミカルグループ WEFのプラリサイクル共同研究PJが始動

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2023年5月23日

 三菱ケミカルグループは22日、世界経済フォーラム(WEF)の低炭素排出技術イニシアチブ(LCET)から発足したプラスチックリサイクル共同研究開発プロジェクト「R&D Hub」の本格始動に向け、オランダの独立研究機関TNOと研究開発の連携協定を締結したと発表した。

設立メンバー7社と TNO の集合写真

 同社グループは日本唯一の

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