石化協 3月エチレン換算輸出入、15万3000tの出超

,

2023年6月2日

 石油化学工業協会が発表したエチレン換算輸出入実績によると、3月は15万3200tの出超となった。エチレン換算輸出は前年同月比27.2%増の20万5500tとなり、3ヵ月連続でプラスとなった。

 主要品目では、エチレン(前年同月比3.3倍)、低密度ポリエチレン(同1.8%増)、塩化ビニル樹脂(同19.0%増)、酢酸ビニルモノマー(2.6倍)の6品目がプラス。高密度ポリエチレン(同5.0%減)、エチレン・酢ビコポリマー(1.4%減)、塩化ビニルモノマー(同6.5%減)など8品目目がマイナスだった。

 一方、輸入は同36.2%減の5万2200tとなり、7ヵ月連続でマイナスだった。低密度ポリエチレン(同16.5%減)、高密度ポリエチレン(同25.8%減)など3品目がマイナス。二塩化エチレン(同2倍)、酢酸エチル(同5.4%増)など8品目がプラスだった。

BASF LIB負極用水系バインダーを年産10万t超に

, ,

2023年6月2日

 BASFはこのほど、リチウムイオン電池(LIB)の負極用水系バインダーの生産に投資すると発表した。

リチウムイオン電池負極用バインダーの生産設備へ投資

 中国江蘇省と広東省にある2つのディスパージョン工場を

コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い . あなたは会員ですか ? 会員について

旭化成 3年連続で「DX銘柄」に選定、人材育成を評価

, , , , , ,

2023年6月2日

 旭化成はこのほど、経済産業省が東京証券取引所および情報処理推進機構(IPA)と共同で実施する「DX(デジタルトランスフォーメーション)銘柄2023」に選定された。これで2021年から3年連続の選定となる。

3年連続でDX銘柄に

 今回の選定では、同社が

コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い . あなたは会員ですか ? 会員について

TOYO TIRE CO2からブタジエンゴムを合成

, ,

2023年6月2日

 TOYO TIREはこのほど、富山大学との共同研究でCO2から高収率でブタジエンへ変換する触媒を開発し、タイヤの主原料であるブタジエンゴムの合成に成功した。

CO2からブタジエンゴムの合成ルート

 富山大学は、次世代の

コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い . あなたは会員ですか ? 会員について

三井化学 「大阪工場CN構想」、具現化を開始

, , , , ,

2023年6月2日

連携強化し技術開発を深化、社会実装を目指す

 三井化学のカーボンニュートラル(CN)に向けた取り組みが、新たなフェーズに入った。

 1日に「大阪工場CN構想」を発表し、グループの脱炭素を達成するために、主力工場の1つである大阪工場(大阪府高石市)をモデルに、2030年近傍に実現可能な技術の導入を目指し、具現化を進めていく。

橋本社長=6月1日、経営概況説明会

 同日に開催された経営概況説明会では、橋本修社長は、グリーン化の波に対して

コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い . あなたは会員ですか ? 会員について

エア・ウォーター 象牙質の再生技術確立、実用化始まる

, ,

2023年6月2日

 エア・ウォーターはこのほど、子会社で歯髄再生治療の開発に取り組むアエラスバイオが、歯の神経である歯髄を守るように取り巻く硬組織「象牙質」の再生技術を確立したと発表した。6月から、アエラスバイオと連携するRD歯科クリニックで、歯髄・象牙質再生治療を国内で初めて実用化する。

歯と歯周組織の構造

 歯髄再生治療は、

コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い . あなたは会員ですか ? 会員について

中外製薬 バイオ医薬品製造設備、新規に500億円超を投資

, , , ,

2023年6月2日

 中外製薬はこのほど、グループ会社の宇都宮工場(栃木県宇都宮市)内に、バイオ原薬製造棟(UT3)、および注射剤棟(UTA)を新規建設すると発表した。

新設するバイオ原薬製造棟(UT3)イメージ

 新設するUT3は

コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い . あなたは会員ですか ? 会員について

JCSなど8者 大分県で健康寿命延伸事業を開始

, , , , , , , , ,

2023年6月1日

健診で心房細動を早期発見、JSRの心電計採用

 日本コンベンションサービス(JCS)は31日、大分大学、大分県臼杵市、同県杵築市、同県後期高齢者医療広域連合、臼杵市医師会、杵築市立山香病院およびJSRとコンソーシアムを組み、発作性や無症状の心房細動潜在患者を自治体の健康診査で早期発見する「健康寿命延伸事業」を6月1日から実施すると発表した。

「健康寿命延伸事業」の組織図

 自治体の健康診査において、65歳以上のハイリスク群を対象とした心房細動の潜在患者を早期発見する取り組みは日本初。これにより脳梗塞を予防し、将来的な医療・介護費の削減が期待できる。

大分大学 髙橋教授

 同日開催された共同記者会見において、

コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い . あなたは会員ですか ? 会員について

OPPフィルム 4月国内出荷、11ヵ月連続でマイナス 

, ,

2023年6月1日

 日本ポリプロピレンフィルム工業会がこのほど発表した需給実績によると、4月の国内出荷は、OPP(延伸ポリプロピレン)フィルムは11ヵ月連続で前年同月比マイナス、CPP(無延伸ポリプロピレン)フィルムも7ヵ月連続でマイナスを継続した。物価上昇を背景に、主力の食品用途をはじめ全用途が前年実績を下回る結果となっている。

 OPPフィルムの国内出荷は、

コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い . あなたは会員ですか ? 会員について