東洋紡 包装用ポリエステルフィルム生産を2倍に増強

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2022年9月2日

 東洋紡は1日、インドネシアの大手フィルムメーカーTRIASとの合弁会社であるTTA(東洋紡40%、TRIAS60%)に、包装用ポリエステルフィルムの製造設備を新たに増設することを決定したと発表した。環境に配慮したフィルム製品の世界的な需要拡大に対応するため、TTAでは約100億円を投資し、生産能力を倍増する。2024年春に着工し、翌2025年秋の稼働開始を目指す。

新たに製造設備を増設する、インドネシアのTTAの全景(TRIAS敷地内)

 環境意識が世界的にますます高まる中、TTAに

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横浜ゴム AIによるゴムの配合設計システムを独自開発

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2022年9月2日

 横浜ゴムはこのほど、情報システム開発子会社ハマゴムエイコムと協力してAIによる配合生成技術を活用したゴムの配合設計システムを独自に開発し実用を開始した。目標物性値を満たす配合をAIが提案するもので、人が考え付かなかった配合など新たな知見が得られ、開発のさらなるスピードアップやより高性能な商品の開発が期待できる。

 同社は2020年に、

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石化協 5月のエチレン換算輸出入、5万5700tの出超

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2022年9月1日

 石油化学工業協会が発表したエチレン換算輸出入実績によると、5月は5万5700tの出超となった。エチレン換算輸出は前年同月比29.3%減の13万6100tとなり、12ヵ月連続でマイナスとなっている。

 主要品目では、

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ポリスチレン 7月の国内出荷は3%減、2ヵ月連続マイナス

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2022年9月1日

 日本スチレン工業会がこのほど発表した生産出荷実績によると、7月のポリスチレン(PS)の国内出荷は、前年同月比3%減の5万400tとなり、2ヵ月連続でマイナスとなった。6月は値上げを実施したこともあり同15%減と落ち込んでいたが、7月もほぼ同じ出荷量となった。

 国内出荷を用途別で見ると、主力の

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DIC プラリサイクル貢献を可視化、アプリ開発で協業

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2022年9月1日

 DICとDATAFLUCT(東京都渋谷区)は30日、プラスチック包装容器のリサイクルの促進に向け協業を開始したと発表した。DICが保有するプラリサイクルに関する先進的な技術やノウハウと、DATAFLUCTが保有するCO2排出量の可視化サービスや生活者の行動変容に関する分析データなどを相互に活用。リサイクル製品の購入および資源回収を促進するためのアプリサービスを開発するとともに、生活者の行動を変容する実証実験に取り組む。

 DICグループは、

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三井化学 廃食油会社に出資、バイオマス原料の調達拡大

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2022年9月1日

 三井化学は31日、バイオマス化学品・プラスチックの原料となる廃食用油で東南アジア・中国地域最大級の集荷・販売会社である、シンガポールに拠点を置くアペイロン・アグロコモディディ社(アペイロン・バイオエナジー)へ、今年6月に出資したと発表した。

アペイロン・バイオエナジーのクリス・チェン社長 (左)と三井化学の芳野正代表取締役専務執行役員

 三井化学は拡大する

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OPPフィルム 7月の国内出荷、2ヵ月連続でマイナス

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2022年8月31日

 日本ポリプロピレンフィルム工業会がこのほど発表した需給実績によると、7月の国内出荷は、OPP(延伸ポリプロピレン)フィルムは2ヵ月連続で前年同月比マイナスとなった。それに対し、

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積水化学工業 MIによる新規高分子系材料探索、明大と協業

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2022年8月31日

 積水化学工業はこのほど、明治大学の金子研究室(データ化学工学研究室)と協働で、マテリアルズ・インフォマティクス(MI)を活用したエレクトロニクス分野向けの新規高分子系材料の探索を開始したと発表した。

MIを活用した新規高分子系材料探索

 新規材料の

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東レ 廃LIBからリチウム回収、新規NF膜創出

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2022年8月31日

耐酸性と選択分離性を向上、2027年実用化目指す

 東レは29日、車載用の使用済みリチウム電池(LIB)から、現状では大部分を廃棄しているリチウムを回収できる、新規ナノろ過(NF)膜を創出したと発表した。すでにリサイクル業者と協業し、廃LIBからの実液を用いたリチウムの回収評価を開始している。研究・技術開発を加速し、2027年頃の実用化を目指していく。

リチウム回収分離膜

 世界ではEVが急増しており、

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