塩ビ工業・環境協会(VEC)がこのほど発表した需給実績によると、6月の 塩ビ樹脂(PVC)の国内出荷は前年同月比7.2%減の8万4700tと2ヵ月連続のマイナスだった。硬質用は同5.5%減の4万5600t、軟質用は同6.4%減の1万9800t、電線・その他用は同11.7%減の1万9300tとなり、いずれの用途も前年を下回った。
7月の定例記者会の中で、吉池悦雄副会長(カネカ執行役員)は
2022年8月4日
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2022年8月3日
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モンスーン期前に需要が戻る、中国がシェア1位
貿易統計によると、インドの4月の塩ビ樹脂(PVC)輸入量は、前年同月比19.3%減の16万2500tとなり、5ヵ月連続でマイナスとなった。前年同期比(1―4月期)で見ても16.2%減となっている。仮にこのペースを維持すれば、2022年(暦年)の輸入量は163万t程度となり、昨年実績(約173万t)を約10万tも下回る見通しだ。ただ、11万t台の水準だった1~2月から、3月が15万t台、4月が16万t台と月を追うごとに数量が増えており、モンスーン期(6―9月期)を前に需要が戻ってきたことが伺える。
4月の輸入を国別でみると、
2022年8月2日
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