東レ・プレシジョン 金属3Dプリンター事業、JFEエンジと提携

, , ,

2022年5月24日

 東レ・プレシジョンとJFEエンジニアリングは23日、金属3Dプリンターを活用した受託造形事業拡大に向け、生産補完にかかわる基本合意書を締結したと発表した。

金属3Dプリンターで製造した造形物

 現在、航空宇宙、防衛、自動車分野を中心に、複雑で軽量な部品を効率良く製造出来る金属3Dプリンターを適用する動きが欧米、中国を中心に加速している。日本国内でも、

コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い . あなたは会員ですか ? 会員について

三菱ケミHDグループ バイオエンプラがスズキ車のフロントグリルに

, , , , , ,

2022年5月24日

 三菱ケミカルホールディングスグループは23日、バイオエンプラ「DURABIO(デュラビオ)」について、スズキの「S‐CROSS」のフロントグリルに採用されたと発表した。「S‐CROSS」は昨年12月に販売を開始。なお、「デュラビオ」 がスズキの自動車の外装部品に採用されたのはこれが初となる。

「デュラビオ」がフロントグリルに採用されたスズキ「S-CROSS」

 「デュラビオ」は、再生可能な植物由来原料であるイソソルバイドを使用したバイオエンプラで、耐衝撃性、耐候性、耐熱性などの点で、一般的なエンプラよりも優れた性能を有している。また、発色性が良く、着色剤を配合するだけで、光沢のある高度な意匠性を実現する。さらに表面

コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い . あなたは会員ですか ? 会員について

人くる展横浜 化学企業各社、環境・CN関連材など出展

, ,

2022年5月23日

 自動車技術会が主催する「人とくるまのテクノロジー展 2022横浜」が、25~27日の3日間、パシフィコ横浜(横浜市西区)で3年ぶりにリアル開催される。今回のテーマは「熱い思いで切り拓こう! カーボンニュートラルへの道」。484社が出展する。

三井化学のブースイメージ

 化学メーカー各社も環境負荷低減やカーボンニュートラル(CN)に貢献する独自の製品・技術、取り組みの紹介を予定している。

 三菱ケミカルホールディングスグループは、

コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い . あなたは会員ですか ? 会員について

出光興産 エタノールからSAF製造技術、GI基金に採択

, ,

2022年5月23日

 出光興産が実施する「最先端のATJプロセス技術を用いたATJ実証設備の開発と展開」がこのほど、NEDO(エネルギー・産業技術総合開発機構)のグリーンイノベーション(GI)基金事業に採択された。

 ATJとは

コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い . あなたは会員ですか ? 会員について

UBE 長期ビジョンおよび3ヵ年の新中計を発表

, , ,

2022年5月23日

スペシャリティ注力、利益成長と環境貢献が両輪

 UBEグループはこのほど、2030年の長期ビジョン「UBE Vision 2030 Transformation」を掲げ、具体的アクションプランの第1ステージとなる中期経営計画(2022~2024年度)を策定した。

泉原雅人社長

 説明会見において泉原雅人社長は「世界的に環境意識が高まる中、エネルギー多消費型、コスト勝負、規模の利益など汎用品事業は成り立ちがたく、スペシャリティに軸足を移さざるを得ない。高収益のスペシャリティ化学へ転換することが、

コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い . あなたは会員ですか ? 会員について

旭化成 低複屈折透明樹脂、本格的なマーケ活動に移行

,

2022年5月23日

 旭化成は20日、低複屈折性を有する新しい透明樹脂「AZP」について、より幅広い分野で多くの顧客への採用を図るため、本格的なマーケティング活動へと移行していくと発表した。

「AZP」とCOCとの偏光観察(COCは偏光が乱れ白い光漏れを確認)

 近年メタバースにおけるVR/ARヘッドマウントディスプレイ(HMD)や、

コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い . あなたは会員ですか ? 会員について

エレファンテック 三井化学の宮尾氏がAMCセンター長

, , , ,

2022年5月20日

 インクジェット印刷技術をベースに、電子回路基板を低環境負荷で量産製造するエレファンテックは、4月1日付でアディティブマニュファクチャリングセンター(AMC)センター長に、三井化学から宮尾宙(みやお・ひろし)氏が着任したと発表した。

(左から)エレファンテックの清水信哉社長、同社の宮尾宙AMCセンター長、三井化学・研究開発部副本部長の善光洋文 ICTソリューション研究センター長

 AMCは、インクジェット技術を中心としてアディティブマニュファクチャリング(AM:印刷による積層造形技術)を駆使したモノづくりが、より多くの分野でメジャーな製造方法になることを目指し、2020年4月に設置。味見試験から量産まで、顧客と試行錯誤する共創拠点となっている。

 3月末に任期を終えた川本悟志前AMCセンター長(三井化学)の後任に宮尾氏を迎え入れた。三井化学・研究開発部副本部長の善光洋文ICTソリューション研究センター長は、「AM分野で世界最先端の技術をもつエレファンテックとの2年間にわたるAMCでの協業で様々な応用可能性が見えてきた」と振り返る。「今後、インクジェットによるAMの社会実装に向けて、共に素材から革新を起こしていきたい」と展望を語った。

 これに対し、エレファンテックの清水信哉社長は「自社だけでは世界全体の持続可能性に大きなインパクトを与えることはできない。弊社がハブとなり、AMに必要な材料の開発やAMの応用先の拡大など、外部ステークホルダーとの連携推進が必要だ」と強調した。

 AMを活用し持続可能なモノづくり技術を開発するエレファンテックと、従来の素材提案型ビジネスから社会課題視点のビジネスへの転換を図る三井化学、両社は協業を加速させている。さらなる連携強化を図り、インクジェットのAM技術の社会実装を推進していく。

帝人フロンティア ゴム補強用ポリエステルNF短繊維を開発

,

2022年5月20日

 帝人フロンティアはこのほど、補強性能に優れ、環境負荷低減に貢献するゴム補強用ポリエステルナノファイバー(NF)短繊維を開発した。

ポリエステルナノファイバーとPEの「海島複合断面」

 ゴム製品の補強効果を高めるため短繊維をゴムの補強材として用いるが、繊維が長いほどゴムへの練りこみ工程において絡みやもつれが発生しやすく、繊維の

コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い . あなたは会員ですか ? 会員について

ポリプラスチックス エンプラのパウダー化、新製品をサイトに公開

, , ,

2022年5月20日

 ポリプラスチックスはこのほど、「エンプラのパウダー化に成功:新製品『DURAST Powder』‐特性改善や製造工程の合理化、材料ロス削減が可能に‐」を、自社サイト(http://www.polyplastics-global.com/jp/approach/8.html)に公開した。

エンプラファインパウダー「DURAST Powder」

 同社は今年4月から

コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い . あなたは会員ですか ? 会員について

中国汎用樹脂輸入 3月は再び全品目がマイナス

2022年5月20日

春節の前月から2桁プラスも、力強さが見られず

 中国の3月の汎用樹脂輸入は、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、塩ビ樹脂(PVC)、ポリスチレン(PS)、ABS樹脂、EPSとも前年比マイナスとなった。春節休暇の時期が昨年と異なったことで、2月はPPやEPSが久しぶりにプラスに転じていたが、

コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い . あなたは会員ですか ? 会員について