東レ・プレシジョンとJFEエンジニアリングは23日、金属3Dプリンターを活用した受託造形事業拡大に向け、生産補完にかかわる基本合意書を締結したと発表した。

現在、航空宇宙、防衛、自動車分野を中心に、複雑で軽量な部品を効率良く製造出来る金属3Dプリンターを適用する動きが欧米、中国を中心に加速している。日本国内でも、
2022年5月24日
2022年5月24日
三菱ケミカルホールディングスグループは23日、バイオエンプラ「DURABIO(デュラビオ)」について、スズキの「S‐CROSS」のフロントグリルに採用されたと発表した。「S‐CROSS」は昨年12月に販売を開始。なお、「デュラビオ」 がスズキの自動車の外装部品に採用されたのはこれが初となる。

「デュラビオ」は、再生可能な植物由来原料であるイソソルバイドを使用したバイオエンプラで、耐衝撃性、耐候性、耐熱性などの点で、一般的なエンプラよりも優れた性能を有している。また、発色性が良く、着色剤を配合するだけで、光沢のある高度な意匠性を実現する。さらに表面
2022年5月23日
2022年5月23日
2022年5月23日
2022年5月23日
2022年5月20日
インクジェット印刷技術をベースに、電子回路基板を低環境負荷で量産製造するエレファンテックは、4月1日付でアディティブマニュファクチャリングセンター(AMC)センター長に、三井化学から宮尾宙(みやお・ひろし)氏が着任したと発表した。

AMCは、インクジェット技術を中心としてアディティブマニュファクチャリング(AM:印刷による積層造形技術)を駆使したモノづくりが、より多くの分野でメジャーな製造方法になることを目指し、2020年4月に設置。味見試験から量産まで、顧客と試行錯誤する共創拠点となっている。
3月末に任期を終えた川本悟志前AMCセンター長(三井化学)の後任に宮尾氏を迎え入れた。三井化学・研究開発部副本部長の善光洋文ICTソリューション研究センター長は、「AM分野で世界最先端の技術をもつエレファンテックとの2年間にわたるAMCでの協業で様々な応用可能性が見えてきた」と振り返る。「今後、インクジェットによるAMの社会実装に向けて、共に素材から革新を起こしていきたい」と展望を語った。
これに対し、エレファンテックの清水信哉社長は「自社だけでは世界全体の持続可能性に大きなインパクトを与えることはできない。弊社がハブとなり、AMに必要な材料の開発やAMの応用先の拡大など、外部ステークホルダーとの連携推進が必要だ」と強調した。
AMを活用し持続可能なモノづくり技術を開発するエレファンテックと、従来の素材提案型ビジネスから社会課題視点のビジネスへの転換を図る三井化学、両社は協業を加速させている。さらなる連携強化を図り、インクジェットのAM技術の社会実装を推進していく。
2022年5月20日
2022年5月20日
2022年5月20日