積水化成品工業 合同会社で水上太陽光発電の普及を促進

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2021年4月16日

 積水化成品工業は、再生可能エネルギーの創出が可能な水上太陽光発電システムの開発・普及を促進している。昨年4月には環境資源開発コンサルタント、日鉄物産、スマート・エナジーと合同で「水上ソーラー合同会社」を設立した。

水上ソーラーの貯水池発電所
水上ソーラーの貯水池発電所

 近年、環境負荷の少ない再生可能エネルギーへの関心が高まり、中でも発電効率がよく、水質改善の効果も期待できる水上ソーラー(フロート式水上設置型の太陽光発電設備)に注目が集まっている。

 合同会社の水上ソーラーは、貯水池などを活用した水上太陽光発電システム。浮力材には積水化成品の大型発泡スチロール製ブロックを使用している。浮力と剛性に優れたフロートとその係留技術により、暴風雨などに対する安全性を確保している。昨年11月には、兵庫県三木市の養鶏場が近接する貯水池に水上ソーラーを設置し、発電を開始。発電した電力は、養鶏場内で全て自家消費されている。

 積水化成品グループは、持続可能な社会の実現に向けた「SKG-5R」を推進しており、これはその活動の一環。今後も、地球温暖化の原因となるCO2の削減に向け、再生可能エネルギーを創出する水上ソーラーの開発や普及に携わり、環境負荷低減を高度に実践していく考えだ。

ダウ エレクトロニカ・チャイナでシリコーン技術を発表

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2021年4月16日

 ダウは、中国・上海で開催されている「エレクトロニカ・チャイナ2021」(4月14~16日)の会議プログラム「International Automotive Electronics and Electric Vehicle Conference」の中で、2つの技術プレゼンテーションを行い、より持続可能なモビリティを実現するための先進的なシリコーンソリューションを発表した。

 同社のロ・スー博士は、プラグインハイブリッド車(PHEV)や燃料電池車(FCEV)などの電動車(xEV)を対象に、ダウの高機能シリコーンを使い熱管理や導電性接着、電磁干渉(EMI)シールドを実現する方法を議論。キャシー・スー氏は、プレゼンテーション「ダウが実現する、ADASにおける高効率、安定性、保護性能」を発表し、自動運転車の開発者が注目する先進運転支援システム(ADAS)向けのダウのシリコーン技術を紹介した。また会議では、ダウの放熱ソリューションの製品群から、今春後半に市販される放熱ギャップフィラーと放熱接着剤の2つの新製品のプレビューも行う。

 ダウは、ポリオレフィン、ポリウレタン、アクリル、特殊化学品、シリコーンなどの先進的な製品と広範なサービスを顧客の特定のニーズに合わせて提供する「モビリティサイエンス」プラットフォームを通じて、e-モビリティおよび輸送業界向けに専門知識と取り組みを紹介している。また、ジャガー・レーシングの公式素材科学パートナーとして、素材科学に関する専門知識を生かして自動車の電動化に取り組んでいる。

東レ オールカーボン二層構造のCO2分離膜創出

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2021年4月16日

分離性能と高耐久性を両立、ガス分離用途に応用

 東レは15日、中空糸状の多孔質炭素繊維を支持体とし、その表面に薄い炭素膜の分離機能層を形成したオールカーボンの二層構造をもつ革新CO2分離膜を創出したと発表した。同分離膜は、優れたCO2の分離性能と高耐久性を兼ね備え、従来の無機系分離膜と比較して設備の小型化が可能。同社は今後、同分離膜の社会実装に向けた研究・技術開発を加速していく考えだ。

革新CO2分離膜の構造
革新CO2分離膜の構造

 炭素循環社会の実現には、発電などの排ガスからCO2を分離回収し、水素と組み合わせてメタンを生成し化学品や燃料に再利用する、といったカーボンリサイクルが求められる。CO2分離技術が不可欠となるが、一般的な吸収法や吸着法はエネルギー消費量が大きく、省エネルギー化の課題があった。

 こうした中、

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NEDO 安全安心なドローン基盤技術開発で実機を公開

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2021年4月15日

 NEDOは13日、安心安全なドローン基盤技術開発に関する記者説明会を開き、プロトタイプを公開した。

提供:NEDO
公開されたドローン実機(提供:NEDO)

 ドローン市場は急拡大しており、2025年の国内市場は5000億円規模になり、特に災害時の被災状況調査や監視・捜索などの政府・公共部門を始め、老朽化するインフラの点検、スマート農業や物流などの産業用途が9割近くを占めると予測される。

 一方、小型ドローン(重量2kg以下)の8割は中国製で、撮影画像や飛行ルートなどの “NEDO 安全安心なドローン基盤技術開発で実機を公開” の続きを読む

東ソー 触媒学会から学会賞(技術部門)を受賞

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2021年4月15日

 東ソーはこのほど、「触媒の高性能化と寿命予測技術による塩化ビニルモノマー製造プロセスの効率化」で、触媒学会より、「2019年度 触媒学会 学会賞(技術部門)」を受賞した。

触媒学会 学会賞(技術部門)の楯
触媒学会 学会賞(技術部門)の楯

 同社は1960年代に独自技術によってオキシクロリネーション法塩化ビニルモノマー(VCM)プラントを操業して以来、触媒の改良を進め、触媒性能の向上に努めてきた。

 今回の受賞は、エチレン、塩化水素、酸素から二塩化エチレン(EDC)を合成するオキシクロリネーション反応に用いる固定床の独自触媒を新たに開発し、実用化に至ったことが評価された。銅系のシンプルな触媒組成にもかかわらず、円筒形状、さらに担体に特異な細孔構造をもたせることで、触媒性能(活性、選択性、耐久性)が飛躍的に向上。さらに、触媒劣化メカニズムの解析により触媒寿命を高精度に予測するシミュレーション技術も確立し、触媒使用期間の延長などのコスト低減に寄与した。

 学会賞(技術部門)は、触媒に関連する工業技術(触媒分析や評価技術、触媒技術の異分野への応用なども含む)に関して著しい研究業績・開発業績を挙げたものに対して贈られる。

 同社は、今回の受賞を励みとし、今後も革新的な研究開発に取り組んでいくとともに、エネルギー消費や環境負荷が少ない素材の提供を通じて、持続可能な社会の実現に貢献していく。

DIC 中国子会社が「チャイナプラス」にPPSを出展

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2021年4月15日

 DICは、100%子会社である広州迪愛生貿易(中国・広州市)が、深圳市で開催されている「チャイナプラス2021 第34回中国国際プラスチック・ゴム工業見本市」に出展している。同展は、来場者数16万人超・出展企業数約3600社(2019年実績)を誇り、30年以上続く、アジア最大のプラスチック・ゴム見本市。

チャイナプラス 出展ブースのイメージ
チャイナプラス 出展ブースのイメージ

 同社グループは、世界トップシェアを誇るPPSコンパウンド「DIC.PPS」を出品。同製品は、スーパーエンジニアリングプラスチックの一種で、耐熱性に優れ、自動車部品や電気・電子部品、住設機器などに多用されている。近年は、環境を意識し普及しているエコカーなどの車体の軽量化と燃費向上を図る目的などで、金属部品の代替として採用が拡大している。

三菱ケミカル 宇宙開発ベンチャーと提携、CFRP部材提供

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2021年4月15日

 三菱ケミカルは14日、民間企業として世界初となる月面探査の実現を目指す、ロボット・宇宙開発ベンチャーのダイモン(東京都大田区)との間でパートナーシップ契約を締結したと発表した。

ダイモンの月面探査車 「 YAOKI 」
ダイモンの月面探査車 「 YAOKI 」

 今回の契約は、三菱ケミカルがもつ炭素繊維強化プラスチック(CFRP)部材と熱可塑性樹脂材料の提供や技術支援を行う内容で、その一環として、今秋に打ち上げ予定の月面探査車関連部品にCFRPが使用される予定。

 宇宙分野で使用される機器は、打ち上げや宇宙空間などの過酷な環境での使用に耐える強度や剛性、耐熱性が求められることに加え、1kgあたり1億円とも言われる月面への輸送コスト低減のため、部材の軽量化も大きな課題。

 これまで主にアルミ素材が使われてきたが、強度と軽さを兼ね備えるCFRPの普及が期待されている。すでに人工衛星など宇宙分野でのCFRP部材の採用実績をもつ三菱ケミカルは、ダイモンとの提携により、宇宙空間や月面での使用実績を積み重ね、製品開発と月面基地部材など用途開発を加速する。

 同社は今後も、発展が見込まれる宇宙分野への展開を積極的に進め、事業の成長を図っていく。

エクセルシャノン 真空断熱ガラス樹脂サッシを開発

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2021年4月15日

パナソニックと共創、断熱性能最高レベルを実現

 樹脂サッシ専業メーカーのエクセルシャノン(トクヤマ51%、パナソニック49%)は14日、高性能樹脂サッシ「シャノンウインド」の新シリーズとして、国内最高クラスの断熱性能を有する真空断熱ガラス樹脂サッシ「シャノンウインドSPG」を開発し、6月から全国で発売すると発表した。

池田州充社長
池田州充社長

 同日開催されたオンライン会見において、池田州充社長は「日本は2050年度にカーボンニュートラル社会や持続可能な社会の実現に向け動き出している」とし、

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