塩ビ工業・環境協会(VEC)が17日に発表した需給実績によると、2018年度(4-3月期)の塩ビ樹脂(PVC)の総出荷量は前年度比1%減の163万7000tとなった。国内出荷は
塩ビ樹脂 2018年度生産・出荷は3年連続160万t超
2019年4月18日
2019年4月18日
2019年4月18日
2019年4月18日
2019年4月17日
2019年4月17日
カネカはこのほど、セブン&アイ・ホールディングスと共同で「カネカ生分解性ポリマーPHBH」(PHBH)を用いた各種製品の開発を進め、まずは2019年秋をめどにセブン‐イレブンなどで展開する「セブンカフェ」用のストロー用途で導入を開始すると発表した。
カネカは研究開発型素材メーカーとして、イノベーティブな技術を発展させたユニークな製品による地球環境問題の解決策をセブン&アイHDに提案し、共同でサスティナブル社会の実現を目指すことに合意している。
プラスチック素材の製品は、暮らしにとって便利で欠かせないが、適切な処理がなされないことによって、海中に漂うマイクロプラスチック(MP)が生態系や人々の健康へ影響を与える懸念が高まっている。
このように環境に配慮した素材に関心が高まる中で、容器や包装材などについて環境負荷低減を継続的に行っているセブン&アイHDより、「PHBH」の海水中で生分解する点が評価され、両社共同で製品の展開に取り組んできた。
「PHBH」は、カネカが開発した100%植物由来のバイオポリマーであり、幅広い環境下で優れた生分解性を有している。
特に近年では、MPによる海洋汚染が世界的な社会問題となっており、生態系への影響が懸念されているが、「PHBH」は海水中で生分解する認証「OK Biodegradable MARINE」(30℃の海水中で、生分解度が6カ月以内に90%以上になること)を取得しており、海洋汚染低減に貢献する。
カネカは美しい環境を次世代に引き継いでいくため、新素材の開発によって環境汚染問題に貢献していく考えだ。
2019年4月17日
日本スチレン工業会が16日に発表した生産出荷実績によると、2019年1Q(1-3月期)のポリスチレン(PS)の国内出荷は前年同期比5%減の15万5000tとなった。
同日開催の定例会見で佐藤公会長(PSジャパン社長)は、「前年に比べマイナスとなったが、今年は原料価格下落により4月の値下げが想定され、買い控えが発生した影響が大きい」とし、「4月に入ってからは、GWの10連休に備えた顧客の在庫積み増しもあり出荷は好調だ。GW明けには巡航速度に戻るのではないか」との見方を示した。
輸入品については「1月、2月の輸入品の合計は8400tと昨年(5100t)から大幅に増加した。ただ、
2019年4月16日
2019年4月16日
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旭化成メディカルは15日、子会社である旭化成バイオプロセスアメリカ(AKBA)が同日に「マサチューセッツトレーニングセンター(AKBA-MTC)」を米国マサチューセッツ州チェルムズフォードに開設したと発表した。
同社は、バイオ医薬品や血漿分面製剤といった生物学的製剤の製造工程に使用されているウイルス除去フィルター「プラノバ」や装置事業を始めとしたバイオプロセス事業を展開。
AKBAは「プラノバ」の輸入販売や装置の開発・製造・販売を担っているが、今後米国でさらなる事業展開を行っていく上で重要となるマサチューセッツ州にて、AKBA‐MTCを開設した。AKBA-MTCでは「プラノバ」の使用に関する研修を含めた顧客への技術サポートを行っていく。
なお、当該所在地は、旭化成グループで救命救急医療事業を展開するゾール・メディカルの敷地内となる。同社は、旭化成グループのヘルスケア関連事業の一員として、これからも革新的でかつ信頼性に優れたバイオプロセス商材、装置および学術的サービスを提供し、生物学的製剤の安全性と製造効率向上に貢献していく。
2019年4月16日