塩ビ工業・環境協会(VEC)が17日に発表した需給実績によると、9月の塩ビ樹脂(PVC)の総出荷量は前年同月比13%減の13万2000tとなった。
国内出荷は2カ月連続マイナスで推移し
2018年10月18日
2018年10月18日
東海カーボンはカーボンブラック事業のさらなる拡大に向け、取り組みを強化している。
米国のカーボンブラックメーカーである、シドリチャードソンカーボン(SRC社、現・東海カーボンCB)の買収手続きが9月1日付で完了したことで、堅調な北米市場を取り込めたことに加え、欧米大手タイヤメーカーとの接点が拡大。
さらに、SRC社の最先端設備や軽質原料油使用技術の既存拠点への展開などにより、これまで以上に広範な顧客に対し、グローバルで効率的な供給を行うことが可能になる。
16日に都内で開催した記者懇談会で、真先隆史カーボンブラック事業部長が、米国拠点獲得の意義とシナジー効果を説明した。
真先部長によると、今年のカーボンブラックの世界での需要は、
2018年10月18日
2018年10月17日
出光興産の木藤俊一社長と昭和シェル石油の亀岡剛社長執行役員CEOは16日、都内のホテルで記者会見を行い、経営統合に関する株式交換契約を同日締結したと発表した。12月18日に開催予定の両社の臨時株主総会を経て、来年4月1日に統合新社が発足することになる。
統合新社の社名は出光興産で、国内のトレードネームとして「出光昭和シェル」を使う。代表取締役会長に出光の月岡隆会長、代表取締役副会長執行役員に昭和シェルの亀岡社長、代表取締役社長執行役員に出光の木藤社長、代表取締役に出光の岡田智典副社長執行役員が就任する。また、出光の創業家から出光正和日章社長が非常勤取締役、久保原和也弁護士が社外取締役として経営に加わる。
経営統合は、出光の株式を昭和シェルの株主に交付し、出光が昭和シェルの発行済株式の全部を取得する株式交換により行う。昭和シェル株1に対し、出光株0.41を割り当て、同年3月27日に昭和シェルは上場廃止となる。
最初にあいさつを行った亀岡昭和シェル社長は、
2018年10月17日
2018年10月16日
2018年10月16日
2018年10月15日
貿易統計によると、米国の7月のポリエチレン(PE)輸出は約55万5000tとなった。昨年同月は35万5000t程度だったことから、前年同月比で56%増と大幅に増加した。
その背景として、シェール由来のエタンクラッカーが昨年後半から立ち上がり始め、誘導品であるPEの生産量が増加し、需要が旺盛な地域に向けて輸出が活発化してきたことが挙げられる。
1-7月期で見ても、前年同期比31%増の345万4000tとなっており、このペースを維持すれば今年年は600万t前後(昨年は442万1000t)の輸出量になる見込みだ。
7月の主な輸出先は、
2018年10月12日
2018年10月11日