塩ビ 1月のインド向け輸出価格、2カ月連続で下落

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2022年1月7日

需要期も高値では契約せず、安価な中国品も影響

 塩ビ樹脂(PVC)の1月分のアジア輸出価格は、インド向けが前月比200ドル安の1700ドル/t、中国・その他向けは同130ドル安の1360ドル/tで決着した。台湾大手メーカーも、インド向け同120ドル安の1590ドル/t(ボリュームディスカウントなし)、中国向け同130ドル安の1360ドル/t(同なし)で決着している。

 世界的な塩ビの需給タイトが継続する中、電力規制で中国カーバイド法塩ビの生産が減少したことや、石炭価格が高騰したこともあり、昨秋にアジア地域の塩ビ市況が高騰。それに伴い輸出価格も11月まで上昇基調を強めていた。しかし、

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クボタケミックス 塩ビ管とポリオレフィン管類を値上げ

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2022年1月6日

 クボタケミックスはこのほど、塩化ビニル管およびポリオレフィン管類について2月1日出荷分から値上げすると発表した。対象製品と改定幅は、塩ビパイプ類が「30%以上」、ポリオレフィンパイプ類、継手類全般、その他関連製品が「15%以上」となっている。

 同社は2021年に、2度にわたって塩ビ樹脂をはじめとする原材料、物流費などの高騰を背景に製品価格を改定してきた。しかし、その後も、国際的な需給バランスが改善されず原油・ナフサの騰勢が続いていること、加えて国内外の樹脂価格差が拡大していることを理由に国内樹脂メーカー各社は、昨年11月に3度目の樹脂値上げを発表。

 これに対し、同社は、国内経済の回復状況が鈍いことに加え、2度の価格改定から間がない厳しい環境であることから、樹脂原料の値上げ回避に向け交渉を続けてきた。しかし、樹脂の調達に支障が生じ始めたことから、製品の安定供給を優先するため三次値上げを受諾。同社は、その他の素材価格、エネルギーコスト、物流費なども引き続き上昇しており、自助努力でカバーできる範囲を超えていることから、再度の値上げを決定した。

ENEOS 1月のベンゼンACPは前月比40ドル高

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2022年1月6日

 ENEOSはこのほど、1月分のベンゼンACP(アジア契約価格)を955ドル/tで決着したと発表した。2021年12月のアジアベンゼン市況は、原油価格の上昇と欧米ベンゼン市況上昇に伴う域外向け輸出需要の高まりを受けて堅調に推移した。こうした市場環境を反映し、1月ACPは前月比40ドル/t高で決着した。

 なお国内価格換算想定値は、114.9円/kgとなる。

アジア石化市況 エチレン先安観で4週連続下落

2021年12月28日

原油・ナフサが軟化、芳香族は3製品とも弱含み

 アジア地域の11月第3週の石化市況では、エチレンは前週比30ドル安の1120ドル/tでの取引となった。これで4週連続の下落となる。中国景気に減速感が強まる中、需要減少と供給増により、先安観から需要家の間で買い控えが続いている。スプレッドについても、

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積水化学工業 雨といおよび関連製品値上げ、コスト高に対応

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2021年12月27日

 積水化学工業は24日、「エスロン」雨といおよび関連製品全般について、2022年3月14日出荷分から値上げすると発表した。改定幅は「15%以上」。

 当該製品は、昨今の著しい原料費の高騰に加え、副資材などの値上げも続いている。こうした中、同社はコスト削減や効率化を鋭意推進してきたが、自社で吸収できるレベルを超えており、今後の安定した製品供給とサービスの提供を目的に、今回、値上げすることを決定した。

クレハ 液体カセイソーダを値上げ、原燃料の高騰に対応

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2021年12月27日

 クレハは24日、液体カセイソーダについて、来年1月20日出荷分から固形換算で「20円/kg以上」値上げすると発表した。原燃料の高騰に加え、安定供給体制維持のための製造設備および充填設備の維持・更新費用の増大、輸送費の上昇が継続している。

 一方で、昨年コロナ禍で落ち込んだ需要も足元では回復し、今後も堅調に推移すると見込まれる。こうした状況下、同社はコスト削減にあらゆる努力を行っているが、継続して安定供給を果たすためには価格改定が必要だと判断した。