日本ポリプロ ポリプロピレン全製品を15日から値上げ

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2018年10月2日

 日本ポリプロは1日、ポリプロピレン全製品を今月15日納入分から12円/kg以上値上げすると発表した。

 OPEC・非OPEC諸国による原油増産を行わないとする決定と、中東の地政学的リスクにより、原油価格が再び上昇基調に転じ、その後も急激な上昇が続いている。為替も円安が進行し、第4四半期(10―12月期)の国産ナフサ価格は、5万8000円/klを上回る水準となることが見込まれている。

 これに伴い、用役や副資材、副原料などの諸経費の上昇も避けられない情勢となっている。同社は厳しい経済環境の下、徹底したコスト削減に努めてきたが、今回の急激なコスト上昇分を自助努力のみで吸収することは困難であり、価格改定を要請せざるを得ないと判断した。

JSR 合成ゴム・エマルジョン製品を値上げ

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2018年10月2日

 JSRは1日、合成ゴム・エマルジョン製品を今月21日納入分から値上げすると発表した。

 値上げ幅は、合成ゴムではSBRがロ15円/kg以上、BRとIRが16円/kg以上、HSRが11円/kg以上、NBRとPN(粉末NBR)が20円/kg以上、EPDMが18円/kg以上。

 複合材ではNVとNEが20円/kg以上、TPVが18円/kg以上。TPEではRBとDNRが16円/kg以上、TRが15円/kg以上、SISが18円/kg以上。エマルジョンの紙加工用LTXと一般産業用LTXが15円/kg以上。

 今回の値上げは、昨年以降の原油・ナフサ高を背景とした主・副原料の価格上昇に加え、ユーティリティー費・輸送費の上昇に対応するもの。

 同社としては、自助努力だけではこのような状況を乗り切ることは難しいとの認識から、今後とも安定的な製品供給を続けるため、価格改定を要請することにした。

宇部興産 カプロラクタムの9月価格は前月比15ドル高に

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2018年10月1日

 宇部興産は、ナイロン原料であるカプロラクタム(CPL)の9月の韓国・台湾大手向け契約価格を2170ドル/tで決着。8月の価格(同2155ドル)に比べ、9月は15ドル高となった。5月の2060ドルを底値に、4カ月連続で上昇傾向となっている。

 スプレッドは、ベンゼンの9月アジア契約価格(ACP)が同900ドルに上昇したことで

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ジェイ・プラス DOPなどフタル酸系可塑剤を値上げ

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2018年10月1日

 ジェイ・プラスは28日、フタル酸系可塑剤(DOP、DINP、その他フタレート)を10月22日以降の納入分から16円/kg以上値上げすると発表した。

 原油・ナフサ価格が騰勢を強め、今年第4四半期(10―12月期)の国産ナフサは、5万8000円/klを越える勢いとなっており、原料・用役費の一段の上昇が見込まれている。

 また、物流費などの諸経費も上昇しており、これらのコスト増加を、同社の自助努力で吸収することが困難な状況となっている。

 こうした中、同社は今後とも安定供給を果たすために、今回の価格改定を実施せざるを得ないと判断した。

国産ナフサ価格 原油高騰と円安で上昇基調

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2018年9月28日

 C&Fジャパン・スポットナフサ価格は、5月中旬以来となる710ドル超まで上昇。WTI原油価格が70ドル以上で推移していることから、ナフサ価格も上昇基調を強めている。9月26日には

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