アジア石化市況 エチレン需要低迷し二週連続下落

2024年5月28日

ベンゼンとキシレンは反発、トラブル要因が背景

 アジア地域の4月第3週の石化市況では、エチレンは前週比5ドル安の910ドル/tで取引された。これで2週連続の下落となる。中国の景気低迷が長期化する中、

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日本エイアンドエル 合成ゴムラテックス類を値上げ

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2024年5月28日

 日本エイアンドエルは27日、合成ゴムラテックス類を7月1日から値上げすると発表した。対象製品は「紙加工用ラテックス」と「その他ラテックス」。改定幅はいずれも「ドライキロ25円以上」。

 今回の価格改定は、主原料や設備維持費、2024年問題に伴う物流費などのコストアップに対応していくもの。これらのコストアップを自助努力のみで吸収することは困難なことから、安定供給を維持するため価格改定の実施を決めた。

 

三菱ケミカルG 無延伸共押出し多層フィルムなど値上げ

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2024年5月23日

 三菱ケミカルグループは22日、無延伸共押出し多層フィルム「ダイアミロンM」「ダイアミロンMF」、無延伸ナイロンフィルム「ダイアミロンC」を6月21日から値上げすると発表した。改定幅はいずれも「現行価格に対し8%以上」。

 原材料価格のさらなる高騰に加え、物流費、副資材費などの諸経費も上昇しており、同社グループの事業収益を大きく圧迫している。こうした環境下、継続的なコスト削減に取り組んできたが、現在の価格体系では安定的な製品供給が困難と判断し、価格改定の実施を決めた。

 

旭化成 中計進捗、マテリアル環境変化で業績悪化

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2024年5月22日

石化の構造転換を前倒し、AN事業も改革が急務

 旭化成は20日、経営説明会を開催し、中期経営計画(2022~2024年度)の進捗状況について工藤幸四郎社長が説明した。

工藤社長

 中計策定時から経営環境が大きく変化し、全社の営業利益は中計目標に対して未達となっている。特に

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