ベンゼンは反発、スチレンモノマーは下落基調に
アジア地域の6月第3週の石化市況では、エチレンは前週比60ドル安の865ドル/tでの取引となった。これで6週連続の下落となり、2月第3週以来約4カ月ぶりに900ドルを割り込んでいる。誘導品の需要減と新増設による供給増から需給バランスの悪化を見込み、市場に先安観が強まっている。スプレッドについても、
2021年7月20日
2021年7月13日
2021年7月6日
2021年7月2日
2021年6月30日
モンスーンやコロナ影響で需要減、輸入品も増加
塩ビ樹脂(PVC)の7月分のアジア輸出価格は、インド向けが前月比130~150ドル安のCFR1450ドル/t、中国・その他向けは同100ドル安の1240ドル/tで決着した。台湾大手メーカーも、インド向け “塩ビ樹脂 7月のインド向け輸出、一段安の決着に” の続きを読む
2021年6月29日
2021年6月25日
2021年6月22日
2021年6月18日
ベンゼン市況軟化も、需給タイトが価格を下支え
宇部興産は、ナイロン原料であるカプロラクタム(CPL)について、6月(上旬決め)の韓国・台湾大手向け契約価格を前月と同額の2070ドル/tで決着した。
6月のベンゼンACPが前月比25ドル安の970ドル/tに弱含んだことに加え、主要な輸出先である台湾市場は長引いていた定修が終了し稼働が再開してきたこともあり、需要家の買い気配は以前に比べ強くない。しかし、域外品の流入も少なく需給タイトが継続していることから、ロールオーバーとなっている。スプレッドについても、
2021年6月17日