アジア石化市況 エチレンは2週連続で800ドル台

2019年8月20日

ベンゼンは軟化、需給バランスのタイト感が緩和

 アジア地域の7月第4週の石化市況では、エチレンは4週連続で上昇し、下値が前週比10ドル高、上値が5ドル高となり、850~875ドルでの取引となった。

 アジア地域で定修が行われる中、域外品の流入も限られており、エチレンの引き合いが強くなった。スプレッドも、

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アジア石化市況 エチレンは誘導品改善で上昇基調

2019年8月6日

 アジア地域の7月第2週の石化市況では、エチレンは2週連続で上昇し、下値が前週比10ドル高、上値が30ドル高となり、790~830ドル/tでの取引となった。6月下旬まで大幅に下落したことで誘導品の採算が改善し、需要家の引き合いが戻りつつある。

ただスプレッドは、

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塩ビ樹脂 8月インド向け輸出は前月比20ドル安

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2019年8月5日

 塩ビ樹脂(PVC)の8月分のアジア輸出価格は、インド向けがCFR920ドル/tと前月から20ドル安で決着。中国・その他向けも前月から30ドル安の850ドル/tとなり、両方とも3カ月ぶりの下落となった。

 台湾大手メーカーも、インド向け

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JXTGエネルギー 8月のベンゼンACPは670ドルに

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2019年8月2日

 JXTGエネルギーは1日、8月分のベンゼンACP(アジア契約価格)をトン670ドルで決着したと発表した。

 7月のベンゼン市況は、引き続きおう盛な米国向け輸出と堅調な域内需要を受けて上昇。こうした市場環境を反映し、8月契約価格は前月比35ドル/t高で決着した。なお、国内価格換算想定値は78.1円/kg。

アジア石化市況 エチレンは7週ぶりに反転

2019年7月30日

 アジア地域の石化市況では、エチレンの7月第1週は5月第2週以来7週ぶりに反転し、下値が前週比30ド高、上値が10ドル高となり、780~800ドル/tでの取引となった。誘導品の需要が強くないものの、原油上昇に伴いナフサ価格に先高感が出てきたことでエチレンに買いが入ったことが背景にある。

 スプレッドは

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AN 海外トラブル解消で市況軟化も1Qは堅調

2019年7月25日

 ABS樹脂やアクリル繊維の原料であるアクリロニトリル(AN)は、海外メーカーのトラブルなどにより市況が高値で推移していたが、トラブルが解消に向かったことで軟化傾向にある。ただ、原料プロピレンの市況が安定していることから、1Q(4-6月期)までは堅調なスプレッドを維持したもようだ。

 2018年度のANは、各社の定修が重なったことや、誘導品の

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アジア石化市況 エチレンは下落基調を継続

2019年7月23日

ナフサは500ドルを回復、スプレッドが悪化

 アジア地域の石化市況では、エチレンの6月第4週は下値が前週比10ドル安となり、750~790ドル/tでの取引となった。誘導品の需要が低迷する中、生エチレンで販売する動きが出ているため、需給バランスが緩和している。

 ナフサが原油に連動し500ドル/t超となったことで、スプレッドは39ドル縮小の236ドル/tと前週からさらに悪化している状況だ。プロピレンは、880~915ドル/tと前週から若干の下落。需給バランスに大きな変動がなく、900ドル/t前後の動きとなっている。

 ブタジエンは下値が

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米国のポリエチレン輸出 5月は前年比55%増加

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2019年7月22日

ベトナム・マレーシア向けが大幅伸長、中国も増加に

 貿易統計によると、米国の5月のポリエチレン(PE)輸出は、前年同月比55.4%増の76万5000tと大幅な伸びとなった。

 2017~18年5月までは月間30万~40万t台の輸出量で推移していたが、18年6月以降は50万t台となり、10月以降は60万t台と出荷ペースが加速。今年に入ってからも勢いは衰えず、3月以降は70万t台となりさらに増加傾向を強めている状況だ。

 シェール由来の大型エタンクラッカーやPE設備が相次いで立ち上がり、世界各地に向けて輸出が本格化していることが背景にある。

 5月の主な輸出先は、1位が

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宇部興産 CPLの7月の契約価格は前月並みで決着

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2019年7月18日

 宇部興産は、ナイロン原料であるカプロラクタム(CPL)について、7月の韓国・台湾大手向け契約価格を前月並みの1520ドル/tで決着した。

 米中貿易摩擦の深刻化により6月価格は前月比270ドル安と大幅下落となっていたが、CPLメーカー各社の減産により在庫が減少。底打ち感が出てきたことで、価格下落に歯止めがかかっている。

ただベンゼンとのスプレッドは、

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アジア石化市況 エチレンは続落の760ドル/t

2019年7月16日

 アジア地域の石化市況では、エチレンの6月第3週は前週比20ドル安となり、760~790ドル/tでの取引となった。上値も800ドル/t割れとなり低水準な状況が続いている。

 誘導品の需要が低迷する中、定修で停止しているクラッカーの再開が予定され、供給増加によりさらに需給バランスが崩れるとの懸念が広がり、需要家の買い控えにつながった。

 ナフサが原油に連動し上昇傾向となったことで、スプレッドは

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