塩ビ樹脂 1月のインド向け輸出は前月比10ドル/t高

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2019年12月26日

域外品の流入継続も、需要期入りで引き合い強い

 塩ビ樹脂(PVC)の1月分のアジア輸出価格は、インド向けが前月比10ドル高のCFR920ドル/t、中国・その他向けも同20ドル/t高の840ドル/tで決着した。インド向け、中国向けとも4カ月ぶりの上昇となっている。域外メーカーが、アジア地域への輸出を強めている状況は続いているものの、両国とも需要が堅調に推移したことで価格が反転した。

 台湾大手メーカーも、インド向け

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アジア石化市況 エチレンは余剰感で6週ぶり反落

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2019年12月24日

ベンゼン上昇基調を継続も、ナフサ高で採算悪化

 アジア地域の11月第5週の石化市況では、エチレンは6週ぶりに反落し、下値が20ドル/t安、上値が30ドル/t安の800~820ドルでの取引となった。前週まで上昇基調を続けていたが、誘導品の需要停滞が続いていることで、調整局面となっている。スプレッドも

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アジア石化市況 エチレンはスプレッドが改善傾向

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2019年12月17日

ベンゼンは9週連続上昇、SMは弱含みの展開に

 アジア地域の11月第4週の石化市況では、エチレンは5週連続上昇となり、下値が20ドル/t高、上値が30ドル/t高の820~850ドル/tでの取引となった。これまで様子見だった需要家の買いが戻ってきていることが背景にある。スプレッドも、13ドル/t拡大の283ドル/tと改善傾向となった。明るい兆しが見えてきたとはいえ、収益環境はまだまだ厳しい状況が続いている。

 プロピレンは、2週連続の下落となり、下値が20ドル/t安、上値が30ドル/t安の820~850ドル/tとなった。設備が

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宇部興産 カプロラクタムの12月価格は前月比135ドル安

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2019年12月12日

需給バランスが悪化、春節明けまで回復見込めず

 宇部興産は、ナイロン原料であるカプロラクタム(CPL)について、12月(上旬決め)の韓国・台湾大手向け契約価格を前月比135ドル/t安の1265ドル/tで決着した。契約価格が1300ドル/tを下回ったのは、2016年2月の1175ドル/t以来となる。

 今年のCPL価格は年初から上昇基調となり、4月と5月には1790ドル/tを記録したが、

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アジア石化市況 エチレン上昇基調で800ドル/tに

2019年12月10日

キシレン700ドル/t台回復、SMはスプレッド縮小

 アジア地域の11月第3週の石化市況では、エチレンは4週連続上昇となり、下値が50ドル/t高、上値が30ドル/t高の800~820ドル/tでの取引となった。需要家が在庫確保の動きを強めており、下値は9月第3週以来の800ドル/t台に回復した。

 スプレッドも、

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JXTGエネルギー 12月のベンゼンACPは665ドルに

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2019年12月3日

 JXTGエネルギーは2日、12月分のベンゼンACP(アジア契約価格)を665ドル/tで決着したと発表した。

 11月のアジア域内ベンゼン市況は、原油価格が上昇する中、誘導品の採算悪化に伴う先行き不透明感から上値が重く、小幅な上昇にとどまった。こうした市場環境を反映し、12月契約価格は前月比20ドル/t高で決着した。

 なお、国内価格換算想定値は、78.2円/kg。

アジア石化市況 エチレンの需要回復で3週連続上昇

2019年12月3日

芳香族は3製品とも上昇、SMは下落基調が続く

 アジア地域の11月第2週の石化市況では、エチレンは3週連続上昇と回復傾向が続いており、下値が15ドル/t高、上値が40ドル/t高の750~790ドル/での取引となった。エチレン価格は10月第3週の650ドル/tを底に反転していたが、需要家の購買意欲が改善したことで上昇基調となっている。

 スプレッドも、ナフサ価格が上昇する中、

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塩ビ樹脂 12月のインド向け輸出は10ドル安に

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2019年11月28日

モンスーン長期化、域外品の流入で需給が緩む

塩ビ樹脂(PVC)の12月分のアジア輸出価格は、インド向けが前月比10ドル/t安のCFR910ドル/t、中国・その他向けも同10ドル/t安の820ドル/tで決着した。インド向けは2カ月連続で下落、中国向けも3カ月連続で下落しており、両国とも軟化傾向が続いている。

 台湾大手メーカーも、インド向け

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アジア石化市況 エチレンは700ドル/t台を回復

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2019年11月26日

ベンゼンは下落基調続く、需給バランスが悪化

 アジア地域の11月第1週の石化市況では、エチレンは2週連続上昇し700ドル/t台を回復、下値が55ドル/t高、上値が30ドル/t高の735~750ドル/tでの取引となった。エチレン価格は先安感から下落基調を強めていたが、割安感が出たことで10月第3週を底に反転。需要家に購買意欲が出たことで前週に引き続き上昇した。スプレッドも52ドル拡大の212ドルと4週ぶりに200ドル/t台に改善している。

 プロピレンは、下値が

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