アジア地域の石化市況では、エチレンが4週連続下落し、10月第3週は1065∼1115ドル/tと前週から下値で30ドル安、上値で25ドル安での取引となった。先週に引き続き2週連続で1100ドル台を割り込み、下落基調を継続している。
その背景として、
2018年11月6日
2018年11月2日
2018年10月30日
2018年10月29日
可塑剤大手3社の値上げが今月11日までに出揃い、早期決着に向けた関係ユーザーとの交渉が一段と本格化している。8月下旬から騰勢を強める原油・ナフサ価格や、為替レートの円安基調を背景に、各社はフタル酸系可塑剤の値上げを相次いで打ち出した。
2社に先駆けて最大手のジェイ・プラスが、9月28日にDOP・INP・その他フタレートの16円/kg以上の価格改定を表明した。10月4日には新日本理化がDOP・DINP・DBP・その他フタレートの24円/kg以上を発表。11日にはシージーエスターが、DOP・DINP・DBPの25円/kg、PL-200の15円/kgを打ち出した。
フタル酸系の主要製品であるDOP・DINPで言えば、
2018年10月29日
2018年10月23日
2018年10月22日
2018年10月16日
2018年10月15日
貿易統計によると、米国の7月のポリエチレン(PE)輸出は約55万5000tとなった。昨年同月は35万5000t程度だったことから、前年同月比で56%増と大幅に増加した。
その背景として、シェール由来のエタンクラッカーが昨年後半から立ち上がり始め、誘導品であるPEの生産量が増加し、需要が旺盛な地域に向けて輸出が活発化してきたことが挙げられる。
1-7月期で見ても、前年同期比31%増の345万4000tとなっており、このペースを維持すれば今年年は600万t前後(昨年は442万1000t)の輸出量になる見込みだ。
7月の主な輸出先は、
2018年10月11日