日本ポリプロピレンフィルム工業会がこのほど発表した需給実績によると、8月のOPP(延伸ポリプロピレン)フィルムの国内出荷は前年同月比8.6%減の1万5400tとなり、2カ月連続でマイナスとなった。
用途別では、食品用が
2020年10月2日
2020年10月1日
2020年9月28日
塩ビ工業・環境協会(VEC)がこのほど発表した需給実績によると、8月の塩ビ樹脂(PVC)の総出荷量は前年同月比5.4%増の13万7200tとなり2カ月ぶりにプラスとなった。輸出は同24.7%増の7万2600tと、今年の最高値を3カ月連続で更新。主要輸出先であるインドを中心に需要回復が見られ、前月との比較でも11.4%と大きく伸長している。
一方、国内出荷は前年同月比10.2%減の6万4600tと11カ月連続で前年実績を割り込んだ。依然コロナ禍の影響が大きく、5月以降は4カ月連続で前年水準の80%台で推移する。
用途別では、
2020年9月25日
2020年9月23日
2020年9月23日
2020年9月23日
2020年9月18日
2020年9月18日
業界筋によると、8月の汎用4樹脂の国内出荷は全樹脂が揃って前年同月比マイナスとなった。低密度ポリエチレン(LD)、高密度ポリエチレン(HD)、ポリプロピレン(PP)は減少傾向を継続し、ポリスチレン(PS)は2カ月ぶりに前年を下回った。引き続き近年の出荷量としては低レベルの出荷となった。
ポリオレフィンでは、主用途のフィルム分野で、LDは減少幅が縮小したものの、HDは依然として低調に推移。PPは前月に一時的な増加が見られたが、再び前年割れとなった。フィルム以外の用途では、PPの射出成形分野の出荷が輸送機械産業の操業正常化に伴って減少幅が縮小した。PSは包装分野の出荷が前年並みに落ち着く一方で、雑貨・産業分野などの減少からマイナスとなった。前月比では、夏季休暇による稼働日減少もあり、4樹脂ともに大幅なマイナスとなった。
8月の品目別の出荷合計は、LDは
2020年9月18日