ダウ GHG削減とプラごみ問題根絶、新たな目標を発表

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2020年6月26日

 ダウはこのほど、世界で最もイノベーティブで顧客本位であり、インクルーシブかつ持続可能な素材科学企業になることを目指し、気候変動とプラスチックごみの問題に対処するための新たな目標を発表した。

 2025年サステナビリティゴールに基づく、新たな持続可能性目標として、①気候の保護:2030年までに年間炭素排出量を正味500万t、2020年比15%削減。パリ協定に沿って、2050年までにカーボンニュートラルを達成する、②廃棄物の根絶:2030年までに、100万tのプラスチック回収・再使用・リサイクルを実現する、③循環経済:2035年までに、包装用途の全製品を、再利用可能またはリサイクル可能にする―を設定している。

 同社の取り組みとして、プラごみ問題では、環境への廃棄物の流出を根絶し、循環型経済に向けて材料科学業界をリードするという明確な目標に基づいた投資とコラボレーション活動に注力。これには、廃棄プラスチックをなくすための国際アライアンス「AEPW」への参画や、サーキュレート・キャピタルへの投資が含まれる。

 一方、気候変動の問題では、最終的に世界の温室効果ガス(GHG)排出を削減できる、低炭素製品や技術の開発・商品化を促進。企業がGHG削減の説明責任を果たせるように、主要な大学やNGO、監査専門家、技術パートナー、業界関係者と協力しており、今年後半にはこの協力に関する詳細な情報を提供する予定だ。

 なお、同社は、17年連続となる2019年度「サステナビリティリポート」を発行し、2025年サステナビリティゴールに向けた進捗と結果を報告している。

 

ダウ シュリンクフィルム向け 新処方の再生プラを開発

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2020年6月8日

 ダウはこのほど、アジア太平洋の集積シュリンクフィルム用途向けに設計した、新処方の再生(PCR:Post‐Consumer Recycled)プラスチック樹脂を開発、商品化したと発表した。

ダウ 新処方の再生樹脂
新処方の再生プラスチック樹脂

 この新たな樹脂「XUS 60921・01」は、PCR材料を40%含み、バージン樹脂製品に匹敵する性能のフィルムを製造できるように設計。また、同社の戦略的リサイクリングパートナーを通じて中国国内で回収された再生プラスチックを原料としており、南京にあるダウの委託生産企業で製造されている。

 近年、eコマース需要が伸びることで、サプライチェーンの始まりから終わりまで製品を保護できると同時に、消費者のために廃棄物を最小限に抑えた、耐久性かつ効率性を備えた包装が求められている。

 新処方PCR樹脂は、バージン樹脂由来の集積シュリンクフィルムに匹敵する性能をブランドおよび消費者に提供。製品の安全供給に貢献するとともに、環境に放出されるプラスチック廃棄物の量も削減する。集積シュリンク用途のコア層は、この樹脂を100%使用するように設計されており、リサイクル材料含有率13~24%のフィルムの開発を可能とする。

 新処方のPCR樹脂は、CO2とエネルギーフットプリントを削減し、コンバーター企業やブランドオーナー、小売業者がそれぞれのサステナビリティ目標を達成することに貢献するだけでなく、廃棄物となるかもしれないプラスチックに、新たな最終用途を見出だすものとなる。

 今回の新製品は、リサイクル材料を製品に取り込むことに注力し、プラスチックの循環型経済を発展させる、という同社の包括的戦略の一環となる。

 

ダウ 医療用ガウン10万着、開発・寄付のため9社と協力

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2020年6月4日

 ダウはこのほど、米国テキサス州とルイジアナ州、メキシコを対象に、新型コロナウイルス感染症と最前線で立ち向かう医療従事者の支援に向けて、10万着のアイソレーション・ガウンを開発・寄付するために、多岐にわたる業界の主要パートナーと協力したと発表した。

 協力企業は、マグナインターナショナル、3M、キャデラックプロダクツパッケージングカンパニー、デュポン、フィテサ、ランダールパッケージングシステムズ、プラスチックスFFSテクノロジーズ、シュアテープ、フォルクスワーゲンの9社。

 アイソレーション・ガウンは、感染症に対する個人用防護具(PPE)で、医療専門家により最も良く使用され必要とされている。ダウの健康&衛生部門のグローバルマーケティング・ディレクターであるミッシェル・ボーベン氏は、「この活動は、プロジェクトを実現するために速やかな増産に応じていただいたパートナー企業なしには不可能だっただろう。今回の取り組みは、業界をまたがる様々な組織による多様なチームが共通の目標に向けて団結することにより、いかに素早くイノベーションを実現できるかを示す証でもある」とコメントしている。

 最終製品である米国医療機器振興協会(AAMI)レベル2ガウンの開発には、概念化、設計、テスト、パッケージ開発、サプライチェーンが必要であるため、各パートナー企業が貴重な時間とリソースをプロジェクトに投入し、それぞれの専門知識と経験を結集させた。

ダウなど3社 医療従事者用防護マスクの提供に向け提携

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2020年6月3日

 ダウはこのほど、ワールプール・コーポレーションおよびレイノルズ・コンシューマー・プロダクツと提携し、COVID‐19(新型コロナウイルス感染症)流行の最前線で立ち向かう、勇気ある医療従事者が待望する防護マスクを提供すると発表した。

 この共同プロジェクトでは、ワールプールの100%子会社であるWINヘルスラボを通じてヘアキャップやマスクなどの保護具を製造・販売し、初期生産分は病院に寄付される。

 共同チームにより制作された個人保護具(PPE)は、電動ファン付き呼吸用保護具またはPAPRと呼ばれ、従来の医療用マスクとバイザーに代わる役割を果たす。取り換え可能なポリエチレン樹脂製のフェイスシールドが特長で、この透明なシールドは、柔軟で着け心地がよく、別の患者を診る際に素早く取り換えることが可能だ。

 今回の連携は、3社が、それぞれの支援の方法を探している中で誕生した。ワールプールは、ヘッドセットの設計、製造、組み立てを担当。ダウがポリエチレン樹脂をフェイスシールド用に提供し、「Hefty」ブランドのレイノルズが、使い捨てフェイスシールドを設計、製造した。また、フォルクスワーゲン・オブ・アメリカが、素材とサプライチェーンに関わる業者を仲介し、重要な部品を調達している。

 ワールプールとダウが操業している地域にある病院と、PPEを必要とする他の病院に寄付するため、第1段階では2000ユニットを製造。必要とされるPPEをなるべく多くの医療機関に届けるため、「Hefty」のチームが最初のフェイスシールド100万個を寄付している。

 レイノルズのランス・ミッチェルCEOは、「安全で効果的なPPEを提供する取り組みに貢献できてうれしく思う。複数の企業が知見を持ち寄ることで、最も必要なときに新しいシールドを届けることができた」とコメントしている。

ダウ ミシガン州の水害復興に向けて100万ドルを提供

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2020年6月1日

 ダウはこのほど、本社所在地である米国ミシガン州ミッドランド地域で発生した豪雨やダム決壊による大規模水害からの復興を支援するため、ダウ・カンパニー基金と共に、100万ドルの支援金を提供すると発表した。支援金は、水害関連の緊急支援や長期的復興のために役立てられる。

 ダウのジム・フィッタリング会長兼CEOは、「ミシガン州のグレートレイクスベイ地域は、120年以上にわたるダウの故郷であり、記録的水害からの地域復興や、従業員の支援に向けて、当社は断固とした決意を持って取り組んでいる。従業員やその家族、地域社会の安全は、私たちの一番の優先事項であり、より力強い未来そして復興のために、ダウの同僚や官民パートナーと共に協力していく」と述べている。

 同社は地域パートナーと共に被災者に向けた緊急支援として、①ミッドランド地域コミュニティー基金内のダウ従業員支援ファンドへ25万ドルを寄付し、水害により直接的な被害を受けた従業員を支援、②ユナイテッドウェイのミッドランド郡事務所によるライズトゥギャザーファンドへ25万ドルを寄付し、支援を必要とする数千の家族を支援、③復興段階での支援のため、50万ドルを寄付している。

 

ダウ 再生可能資源のストレッチフィルムを共同で供給

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2020年5月25日

 ダウはこのほど、ストレッチフィルムメーカーのDoxa Plast(ドクサプラスト)と共同で、よりサステナブルなソリューションの需要増大に応える、高性能バイオストレッチフィルムを商品化した。このフィルムには、カーボンフットプリント削減に貢献する再生可能原料が使用されている。

 ドクサプラストの新たなストレッチフィルムシリーズである「Reborn(リボーン)」は、再生可能原料であるダウの直鎖状低密度ポリエチレン「ELITE 5230GC R」エンハンスドポリエチレン樹脂を使用。この原料は、持続可能な方法で管理されているフィンランドの森林由来の製紙残留物から製造される。他の代替再生可能原料とは異なり、ヒトの食料と競合することなく、また、製造するのに土地を増やす必要がない。

 同フィルムは、スウェーデンにあるドクサプラストの工場で生産されており、サプライチェーンが短いためにカーボンフットプリント削減に役立っている。この新しいバイオストレッチフィルムシリーズは、機能性を損なうことなく厚みをダウンサイジングできるよう最適化。ドクサプラストは特許取得技術を用いて、パレットに積載した荷物の安定性を向上させるために高い性能を維持し、包装材を全体的に削減しつつも、4ミクロンまで厚さを抑えた薄いストレッチフィルムを提供する。

 ダウのバイオポリエチレンのポートフォリオは、紙パルプ製造の副産物であるトールオイル由来のバイオナフサを使って製造される。バイオ原料を出発点とする新しいサプライチェーンは、標準的な化石燃料由来ポリエチレン樹脂よりもカーボンフットプリントを大きく削減できる。また、ダウのポリエチレン樹脂製造は、マスバランスアプローチに基づいており、ISCC(国際持続可能性カーボン認証)を取得。

 マスバランスアプローチは、複雑な製造または生産システムでサステナブルな成分の供給源をサポートし、諸産業がさらに持続可能となることを後押しする。このアプローチにより、あらゆる段階がトレーサビリティの条件に合致することになる。

ダウ 医療従事者の保護、軽量のフェイスシールドを開発

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2020年4月28日

 ダウはこのほど、新型コロナウイルス感染症のパンデミック(世界的大流行)と向き合う医療従事者が必要とする、個人防護具(PPE)の緊急ニーズに対処するため、簡素化されたフェイスシールドデザインを開発した。また、そのデザインをオープンソースファイルで共有しPPEの生産率向上を図っていく。さらに、米国ミシガン州の病院に寄付するため、10万個のフェイスシールドの生産に向け協力して取り組む方針だ。

 同社は、ポリエチレン樹脂(PE)の代表的メーカーだが、通常はプラスチックの最終製品を生産していない。しかし、パンデミック対策に向けた取り組みとして、テキサス州フリーポートのパック・スタジオ応用開発施設が備える試作・製作能力を生かし、フェイスシールドの樹脂フィルム技術を開発。また、他のバリューチェーンパートナーと協働し、シールドの装着感を向上させるフォームコンフォートストリップの製造業者の特定に取り組んでいる。

 このフェイスシールドのデザインには非常に柔軟性がある。シールドは入手しやすい各種ポリマーから生産でき、水流やレーザー、ダイカット技術といった種々のハイスループット技術を利用したカッティングが可能。また、シールドと前額部のクッションという二つだけの部品で構成されたシンプルかつ軽量なものであるため、複数部品の組み立てが排除され、配給をより迅速に展開できる。

 一方、同社はミシガン州の病院に寄付される10万個のフェイスシールドを生産する。同州を拠点とするtinkrLABは、レーザーカットと組み立てを担う主要開発パートナーの役割を果たしており、すでに生産の初期割当を完了。いくつもの試作品が実地試験され、医療従事者からのフィードバックが、最終デザインの開発で役立てられた。

 フェイスシールドの使用は一度限りということが多いものの、特定のフィルム組成を活用した場合、シールドは殺菌され再利用が可能となる。このフェイスシールドは、米国食品医薬品局(FDA)のガイダンスに記述された制限事項と、公衆衛生上の緊急事態期間中のフェイスシールドに関して発せられた緊急使用許可と一致した形で開発、配給されている。

 ダウは、マテリアルサイエンス分野での専門性と生産能力を活用し、殺菌剤や消毒剤、洗剤、医療関係者用の使い捨てPPE、病院ベッド用の形状記憶フォームといった、コロナパンデミックと戦うために最も重要となる衛生医療の製品と技術を開発している。

 

ダウ 手指消毒剤の生産を拡大、コロナウイルス対策に寄与

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2020年4月6日

 ダウは3日、新型コロナウイルス感染症(COVID‐19)が世界中に拡大していることから、手指消毒剤の生産を新たに4拠点で開始すると発表した。

 4拠点は、アーバーン(米ミシガン州)、サウスチャールストン(米ウェストバージニア州)、スネッフ(ベルギー)、オルトランジア(ブラジル)で、同社が評価した結果、原料・調合・包装など手指消毒剤の生産体制が整っていることが判明した。

 今回、4拠点が生産を開始することで、すでに寄贈用の手指消毒剤を生産しているスターデ(ドイツ)と合わせ、5つの生産拠点となる。生産能力の合計は200t(八オンスボトルで88万本以上に相当)に拡大する見込み。

 ジム・フィッタリングCEOは、「この取り組みは、原料サプライヤー、州・連邦規制当局、そしてボランティアと協力したチームダウの迅速な努力を通じて可能となった。手指消毒剤の生産は、原料が入手でき、供給が不足している限り継続する予定だ」とコメントしている。

 同社は通常、手指消毒剤の生産を行っていないが、必要な原料の大部分は自社拠点で容易に入手可能。また、設備の柔軟性により、通常操業にほぼ影響を与えることなく相当量の消毒剤を生産できる。 

 手指消毒剤の生産は、今回発表された4拠点で約4週間にわたり行われる計画。その後、原料の入手状況と市場のニーズに基づいて生産の延長を判断する。なお、生産予定のすべての手指消毒剤のうち大半は、医療システムと政府機関に寄贈される。

 また、同社の生産拠点にも配給され、現場で働く従業員の保護を強化し、製造設備が確実に安全な操業を継続できるように役立てる。配給の第一便は、間もなく開始される見込みとなっている。

 

ダウ コロナ対策で300万ドルを寄贈、消毒剤を生産開始

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2020年3月27日

 ダウは26日、新型コロナウイルス感染症(COVID‐19)に関連し、支援が必要な組織への寄付や消毒剤の寄贈など、総額300万ドルを寄贈すると発表した。

 支援内容として200万ドルは、世界保健機関(WHO)のCOVID‐19に対応する活動支援基金、医療用品を配布する人道支援組織、ダウの操業地域の非営利組織、その他緊急支援といったウイルス影響に対し直近の支援が必要な組織に寄贈する。

 100万ドルは、地域の回復力を向上させるため、ドイツと米国での消毒剤の生産・寄贈額に相当。ドイツではスターデで手指消毒剤を月300t(60万本相当)生産し、ドイツのドラッグストアや病院に寄贈する。米国では既存設備を緊急調整しており、手指消毒剤の生産・寄贈を行う計画だ。

 こうした取り組みを通じて、現場で働く医療関係者に必要な保護具を配布することに貢献すると同時に、貧困や緊急事態により医療サポートを必要とする人々の健康を守ることに貢献する。

 ダウは、地域社会や世界規模で感染が広がる、新型コロナウイルスに関連するニーズや状況を注視し、ダウのイノベーションと人材、資源を適切に活用していく考えだ。

ダウ IOCと共同でGHG排出量累計で500万t減

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2020年3月12日

 ダウはこのほど、国際オリンピック委員会(IOC)と共同で取り組むカーボンプログラムにより、2019年に二酸化炭素換算で65万5000tの温室効果ガス(GHG)排出量の削減を達成したと発表した。

 これまでに実施したダウの3つのカーボンプログラム(ソチ、リオ、IOCプログラム)による累計GHG削減量は、二酸化炭素換算で500万t以上に到達。これは、1年間に米国内の森林650万エーカー(約2万6300㎢)が吸収する二酸化炭素量に匹敵する。IOCとの間で合意したモニタリング期間が終了する2026年までに、気候変動に対する成果は二酸化炭素換算で700万t以上に達する見込みだ。

 ダウはIOCのカーボンパートナープログラムの一環として、2019年にペトロナス・ケミカルグループ、米国グリーンビルディング協会(USGBC)、米国建築家協会(AIA)インターナショナル・リージョンなどと共同で行う新規プロジェクトを発表。

 これらのGHG削減プロジェクトは、ダウのサステナブル・フューチャー・プログラムの一環であり、スポーツと科学の力を活用してバリューチェーン全体でより持続可能な技術の採用を促進し、ローカルでのビジネス慣行をアップグレードする。プロジェクトのポートフォリオは、高性能のビルディングやインフラ、森林再生、梱包の改善、産業の効率化など幅広い分野で適用できるように開発された。

 ダウは、ERMを第3者検証機関として採択。ダウ・クライメイト・ソリューション・フレームワークに即してプロジェクトの第3者検証(妥当性確認)およびプロジェクトを実施した結果から生じ、特定のカーボンフットプリントのオーナーに割り当てられるGHG排出削減量の検証を実施する。

 ダウとIOCは、オリンピック・ムーブメントの中で気候変動対策を促進するという共通ビジョンを掲げている。また2019年には各国際競技連盟(IFs)と各国の国内オリンピック委員会(NOCs)に対して、競技運営やイベント開催時に係る二酸化炭素排出量を測定、削減、軽減するための新たな促進奨励プログラムを発表。

 プログラムの一環として、気候変動枠組み条約(UNFCCC)のSports for Climate Action Frameworkに参画し、それぞれの事業やイベント内でGHG排出量を削減するための具体的な施策を実施したIFsとNOCsに、カーボンオフセットが提供される。2019年には、IFsの10団体がこのプログラムによる恩恵を享受。2020年にはIFsに加えてNOCsから報告が提出されるまでに規模が拡大する。