プライムポリマーは5日、カーボンニュートラル(CN)とサーキュラーエコノミー(CE)社会の実現に貢献するポリオレフィンの新ブランドをそれぞれ新たに立ち上げると発表した。

「Re’PRM(リプライム)」は、
2022年9月6日
2022年8月10日
代表取締役社長 藤本健介氏
ポリオレフィンは差別化に注力、MRとバイオマスで環境貢献
━ポリオレフィンの事業環境について、まずはポリエチレンの状況は。
ポリエチレン(PE)やポリプロピレン(PP)の動向はその国内需要(国産レジン+輸入レジン+輸入製品)で見ているが、高密度PE(HD)の今年3月までの12ヵ月移動平均は、121万3000t、前年度比(2020年度比)で100%、コロナ禍前の19年度比で93%だ。国産レジンだけで見ると68万7000t、前年度比で102%、19年度比で97%。HDはコロナ禍前と比べるといずれもややマイナスとなっている。理由の1つは20年から始まったレジ袋有料化だ。レジ袋の減少に伴い、数ポイント程度落ち込んでいる。
一方、直鎖状低密度PE(LL)と低密度PE(LD)を合計した内需は、202万2000t、前年度比で105%、19年度比で99%と、ほぼコロナ前にまで回復している。国産レジンのみでは129万4000t、前年度比で105%、19年度比で102%だった。LLやLDは
2022年8月2日
2022年7月1日
2022年6月23日
2022年4月19日
2022年3月15日
プライムポリマーは、今月3日付で発表したポリエチレン(HDPE、L―LDPE)とポリプロピレン(PP)の価格改定について、想定したナフサ基準価格が大きく変動していることから、改定幅の修正を打ち出した。改定幅はいずれも現行価格から「60円/kg以上」で、3日付発表分と比較し「25円/kg」の上乗せとなる。実施時期は前回発表と同じ3月22日納入分から。
コロナ禍からの景気回復により原油需要が高まる一方で、ロシアのウクライナへの侵攻を背景に原油価格の高騰が続く。国産ナフサ価格は、原油価格上昇に加えアジア域内の堅調な需要を受け、9万2000円/klを超える水準で推移すると見込まれる(前回の想定は8万円/kl超)。また、ユーティリティなどの諸費用も上昇している。
同社は、厳しい経済環境下、あらゆるコストダウンに取り組んでいるが、こうしたコスト上昇は自助努力により吸収できる水準を超えているため、追加の価格改定が必要と判断した。なお、想定したナフサ基準価格が大きく変動する場合は再度の修正もあるとしている。
2022年3月4日
2022年3月4日
プライムポリマーは3日、ポリエチレン(HDPE、L-LDPE)とポリプロピレン(PP)を3月22日納入分から「35円/kg以上」値上げすると発表した。
コロナ禍からの景気回復により原油需要が高まる一方、ロシアによるウクライナへの侵攻を契機に原油価格は大きく上昇。国産ナフサ価格は、原油価格の上昇に加えアジア域内の堅調な需要を背景に、8万円/klを超える水準が見込まれるほか、ユーティリティなどの諸費用も大きく上昇している。
同社は厳しい環境下、あらゆるコストダウンに取り組んでいるが、コスト上昇は自助努力により吸収できる水準を超えていることから、価格改定せざるを得ないと判断した。
なお、想定したナフサ基準価格が大きく変動する場合は改定幅の修正もあるとしている。
2022年3月1日