三菱ケミカル 横浜のSICに新研究棟がオープン

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2022年10月3日

新たな価値を創出、ワールドクラスの研究拠点に

【新研究棟外観】©GRAFILM

 三菱ケミカルグループは、研究開発拠点であるScience & Innovation Center(SIC:横浜市青葉区)で建設を進めていた新研究棟が開設し、報道陣に公開した。投資額は200億円以上。地上6階、地下1階の構造で、建築面積は約1万㎡(延べ床面積約4万2000㎡)、研究員は490人が在籍する。

ラリー・マイクスナーCTO

 発表会において、ラリー・マイクスナー執行役シニアバイスプレジデント兼CTOは、「当社は46年前に、青葉区に研究所を開設し、数々の技術や製品の開発を行ってきた。しかし研究設備の老朽化が進んだことで、デジタル化や省エネといった時代の要請に対応することが難しくなった。また、

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三菱ケミカルグループ フィルム製品を値上げ、粗原料価格が上昇

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2022年9月16日

 三菱ケミカルグループは15日、透明蒸着フィルム「テックバリア」PET系について、10月1日受注分から値上げすると発表した。改定幅は「一連あたり300円(12㎛換算)」。

 原油・ナフサ等の市況高騰や円安の加速により、粗原料の価格が上昇していることに加えて、ユーティリティー費用、物流費、副資材費といった諸費用の上昇により、事業環境が悪化している。同社グループは、継続的な合理化に鋭意努力してきたが、現在の価格体系では安定的な製品供給が困難と判断し、3月に表明した価格改定に追加するかたちで、値上げを実施することを決定した。

三菱ケミカルグループ 樹脂改質剤を値上げ、原燃料価格高騰に対応

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2022年9月16日

 三菱ケミカルグループは15日、樹脂改質剤「メタブレン」全製品について、10月3日出荷分から値上げすることとし、各需要家との交渉に入ったと発表した。改定幅は、国内向けが「30円/kg以上」、海外向けが「0.2USドル/kg以上」。

 ロシア・ウクライナ情勢に伴う原燃料価格などの大幅な上昇に加え、円安の加速により様々な主原料、副原料の価格が高騰している。同社は、継続的なコスト削減を進めてきたが、特に燃料価格高騰の影響は甚大であり、自助努力で吸収できる範囲を超えていることから、今後も高品質な製品を安定的に供給するため、価格改定の実施を決定した。

三菱ケミカル 東大とのGC共同研究、レポートを発表

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2022年9月14日

 三菱ケミカルグループは13日、三菱ケミカルと東京大学が昨年4月から取り組んできた、グローバル・コモンズ(GC:人類の持続的発展の共通基盤である地球環境システム)を守るための化学産業の役割に関する共同研究の成果として、「プラネット・ポジティブ・ケミカルズレポート」を公開したと発表した。

 共同研究の目的は、

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三菱ケミカル C4誘導品製品を値上げ、用役費が高騰

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2022年9月8日

 三菱ケミカルグループは7日、C4誘導品製品について、今月19日出荷分から値上げすると発表した。対象製品と改定幅は、1,4‐ブタンジオールと1,2‐ブタンジオールが「65円/kg」、テトラヒドロフランとポリテトラメチレンエーテルグリコールが「80円/kg」。

 エネルギー価格急騰に伴い、当該製品の生産にかかる電気・蒸気などの用役費が高騰している。同社は、今後の安定供給体制を維持していくためには、価格改定を実施せざるを得ないと判断した。

三菱ケミカルグループ フィルム製品を再値上げ、各種諸費用が上昇

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2022年9月6日

 三菱ケミカルグループは5日、フィルム製品について、今月21日受注分から値上げすると発表した。対象製品と改定幅は、二軸延伸ガスバリアナイロンフィルム「スーパーニール」、二軸延伸ナイロンフィルム「サントニール」、透明蒸着フィルム「テックバリア」ONY系で、改定幅はいずれも「一連500円」(15?換算)。

 同社は、4月に値上げを表明しており、今回はそれに追加するかたちでの改定となる。原油・ナフサなどの市況高騰や円安の加速により、粗原料の価格が上昇していることに加え、ユーティリティー費用、物流費、副資材費などの諸費用の上昇により、事業環境が悪化している。同社は、継続的な合理化に鋭意努力してきたが、現在の価格体系では安定的な製品供給が困難と判断した。

三菱ケミカルグループ 酢酸塩類を値上げ、カセイソーダが高騰

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2022年8月25日

 三菱ケミカルグループは24日、酢酸塩類について9月15日納入分から値上げすると発表した。対象製品および改定幅は、酢酸ナトリウム(結晶)が「18円/kg」、酢酸ナトリウム(無水)が「29円/kg」、粉末酢酸が「18円/kg」。

 当該製品は、急激な原燃料の価格高騰によりコストが上昇し、特に主原料であるカセイソーダの高騰により、事業環境が厳しい状況にある。同社は、各種経費の削減や効率化を実施しているものの、自助努力のみで全てを吸収することは難しいことから、安定供給体制を維持するために、値上げが避けられないと判断した。

 

三菱ケミカルグループ アクリル樹脂フィルムを値上げ、コストが上昇

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2022年8月24日

 三菱ケミカルグループは23日、アクリル樹脂フィルム「アクリプレン」全品種について9月1日出荷分から値上げすると発表した。改定幅は「現行価格比20%以上」。

 原油・ナフサなどの市況高騰により、粗原料価格が上昇していることに加えて、生産設備維持費用や物流費といった諸費用も上昇するなど事業環境が悪化している。同社は、継続的な合理化に鋭意努力してきたが、現在の価格体系では安定的な製品供給が困難と判断した。

三菱ケミカルグループ PS系シュリンクフィルムを値上げ、9月から

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2022年8月22日

 三菱ケミカルグループは19日、ポリスチレン(PS)系シュリンクフィルム「DXLフィルム」について、9月1日出荷分から値上げすると発表した。改定幅は「50円/kg」。

 原油・ナフサなどの市況高騰により、粗原料の価格が上昇していることに加えて、生産設備維持費用、物流費などの諸費用の上昇により、事業環境が悪化している。同社は、継続的な合理化に鋭意努力してきたが、現在の価格体系では安定的な製品供給が困難と判断し、今回、2月に表明した「40円/kg」の値上げに追加する形で、改定を実施することを決定した。

【夏季特集】三菱ケミカルグループ

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2022年8月10日

代表執行役エグゼクティブバイスプレジデント
チーフサプライチェーンオフィサー 福田信夫氏

物流・サプライチェーン改革を推進、DXで可視化し最適化へ

 三菱ケミカルグループは、昨年12月に新経営方針「Forging the future 未来を拓く」を掲げた。サステナビリティにフォーカスしたポートフォリオの構築や組織の簡素化、グループ全体のコスト構造改革といった効率化を行い、生産性と利益の改善により企業成長を促したい考えだ。その実現に向け、グリーン化やデジタル化を進める一方で、

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