昭和電工は17日、主に食品添加物として使われるグリシンについて、7月1日納入分から値上げすると発表した。改定幅は「150円/kg以上」。
グリシン事業は、原材料の価格上昇と供給不足などの需給環境の変化の中、エネルギー価格の急激な高騰による原材料や包装材などの諸資材、および物流諸費用の上昇により、厳しい環境にある。同社は、これまで製造原価の低減や物流の効率化などによるコストダウンに努めてきたが、今後も同製品の安定供給を維持するためには、価格改定せざるを得ないと判断した。
2022年6月20日
2022年6月2日
2022年6月1日
2022年5月27日
2022年5月27日
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2022年5月26日
2022年5月25日
2022年5月23日
昭和電工は20日、合成樹脂エマルジョン「ポリゾール」について、6月1日出荷分から値上げすると発表した。対象製品および改定幅は、エチレン‐酢酸ビニル系が「20円/kg」、酢酸ビニル系が「kg15円/kg」。
当該製品は主にエチレンや酢酸ビニルから製造されるが、これらの主原料であるナフサや酢酸などの価格は、原油市況や需給バランスの乱れなどにより上昇が続き、エチレンや酢酸ビニルの価格も上昇している。また、包装材、副資材、物流費なども値上がりしている。
同社はこれまでも、製造や物流の合理化を進めコストダウンに努めてきたが、これらの原料高によるコストの上昇は、自助努力のみでの対応が困難であり、今後も安定供給体制を維持するためには、値上げせざるを得ないと判断した。