東洋紡 ポリエステルスパンボンド不織布を来月に値上げ

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2022年7月4日

 東洋紡は1日、ポリエステルスパンボンド不織布製品を8月1日出荷分から値上げすると発表した。改定幅は「現行価格から10~15%」。

 同製品の値上げは昨年10月以来。昨今の原油・ナフサ価格上昇の継続や、足元の急激な円安などを背景に、対象製品の原料価格上昇が続いている。さらなる高騰も懸念される中、燃料費や電力費、物流経費、設備維持費用などの諸経費も上昇し、製造コストを押し上げている。

 同社では徹底したコスト削減や生産性の向上に努めているが、度重なる原燃料価格や諸経費の高騰は企業努力のみで対応できる範囲を大きく超えていることから、顧客への安定的な製品供給を継続するために価格改定せざるを得ないと判断した。

東洋紡 超高強力PE繊維を値上げ、原料高騰などに対応

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2022年6月29日

 東洋紡はこのほど、超高強力ポリエチレン(PE)繊維「イザナス」を、10月1日出荷分から値上げすると発表した。改定幅は現行価格から「10~15%」。

 昨今の原油やナフサ価格の上昇などを背景に、対象製品の原料価格が高騰している。加えて、燃料費や電力費、物流経費、設備維持費用などの諸経費が上昇し、製造コストを押し上げている。こうした状況下、同社では徹底したコスト削減や生産性の向上に注力しているが、企業努力のみで対応できる範囲を大きく超えていることから、顧客への安定的な製品供給を継続するためにも、価格改定を実施せざるを得ないと判断した。

 「イザナス」は超高分子量PEを原料とする繊維で、ピアノ線の8倍以上の強度をもつ。有機繊維としては最高レベルの強度・弾性率に加え、水に浮くほど軽量で、耐候性、耐薬品性、衝撃吸収性にも優れていることから、船舶用ロープや防護手袋、釣り糸、建築土木資材の補強材など、様々な用途で採用されている。

東洋紡 CRによる再生PET原料からラベルを共同開発

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2022年6月23日

 東洋紡はこのほど、コカ・コーラ ボトラーズジャパン、遠東新世紀、フジシールと共同で、使用済みラベルおよび廃ラベルをケミカルリサイクル(CR)により再生したPET樹脂を一部原料としたシュリンクラベルを開発したと発表した。同ラベルを使用するペットボトル製品は、コカ・コーラ ボトラーズジャパンが7月下旬より試験販売する。

ケミカルリサイクルによる再生PET製品の製造工程

 コカ・コーラ ボトラーズジャパンと遠東新世紀は、

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東洋紡 コラーゲン使用人工骨、口腔外科向けに出荷開始

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2022年6月8日

 東洋紡はこのほど、コラーゲンを使った人工骨「ボナーク」を、国内医療機関などでの歯科口腔(こうくう)外科向けにストローマン・ジャパン(東京都港区)とモリタ(大阪府吹田市)を通じて出荷を開始すると発表した。

コラーゲン使用人工骨「ボナーク」。写真左はロッド(1個入り、製品サイズ:直径9.0mm、厚さ10.0mm)、右はディスク(10枚入り、製品サイズ:直径9.0mm、厚さ1.5mm)

 同製品は、

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東洋紡 サステナブル食品事業化にらみ開発を本格開始

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2022年6月7日

 東洋紡はこのほど、「サステナブル食品(フード)」事業化の検討に向け、味覚と香りのマーケティング・コンサルティングを行う味香り戦略研究所(東京都中央区)と共同で、サステナブル食品の本格的な研究開発を開始した。

 サステナブル食品は

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東洋紡 有機光ダイオード向け光電変換材料の開発加速

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2022年6月2日

 東洋紡は、光エネルギーを電気エネルギーに変換する「有機光電変換材料」の開発を加速している。

 このほどフランス政府系研究機関CEAとの共同研究により、

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東洋紡 ポリエステル系合成紙、リサイクル技術を開発

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2022年5月19日

 東洋紡はこのほど、ペットボトル再生原料を使用したポリエステル系合成紙「カミシャイン」シリーズのうち、タックラベルのセパレーター(ラベル台紙)用途に展開する「カミシャイン離型フィルム」のリサイクル技術を新たに開発したと発表した。顧客への

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東洋紡の3月期 工業用フィルムやPCR堅調で増収増益

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2022年5月13日

 東洋紡が12日に発表した2022年3月期の連結業績は、売上高は前年比11%増の3757億円、営業利益7%増の284億円、経常利益12%増の231億円、純利益は3倍の129億円の増収増益だった。

 同日のオンライン決算説明会で、竹内郁夫社長は増収増益要因を、「原燃料価格高騰の

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東洋紡 人事(2022年4月26日)

2022年5月9日

[東洋紡・人事](26日)▽新社設立準備室の統括、代表取締役兼副社長執行役員、社長執行役員の補佐、フイルム・機能マテリアルソリューション本部長森重地加男▽解兼企画部門付、社長の特命事項の担当、新社設立準備室の担当、執行役員藤井尚毅▽解兼経営企画部特命担当部長、新社設立準備室長、参与祝勝弘(6月下旬開催定時株主総会)▽取締役福士博司▽退任(取締役)荒木良夫▽退任(同)白井正勝。