レゾナック 半導体パッケージ用接着フィルム、能力増強

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2023年4月6日

 レゾナックはこのほど、半導体パッケージング工程(後工程)で使用する接着フィルム「ダイシング・ダイボンディング一体型フィルム」について、茨城県神栖市にある五井事業所(鹿島)の生産能力を増強すると発表した。投資金額は52億円。稼働開始は2026年を予定しており、グループ全体の生産能力は従来の約1.6倍となる。

ダイシング・ダイボンディング一体型フィルム

 通信インフラの拡大や

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東レ スエード調人工皮革を増強、年産1500万㎡に

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2023年1月13日

 東レは12日、スエード調人工皮革「ウルトラスエード」の生産能力を増強すると発表した。滋賀事業場(滋賀県大津市)および岐阜工場(岐阜県安八郡)で生産設備を増設し、生産能力を現在の年産約1000万㎡から年産約1500万㎡に拡大する計画。設備投資額は約100億円で、稼働開始は2024年後半を予定している。

 「ウルトラスエード」は、

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ゼオン 米国で水素化ニトリルゴム増強、25%能力拡大

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2022年12月1日

 日本ゼオンは30日、米子会社Zeon Chemicalsのテキサス工場において、水素化ニトリルゴム「Zetpol(ゼットポール)」の生産能力を増強すると発表した。今年11月に着工し、2025年1月の生産開始を目指す。今回の能力増強によりグループ全体の生産能力は現行比で約25%増加する見込みだ。

米Zeon Chemicals テキサス工場

 「ゼットポール」は、

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旭化成 中国で樹脂コンパウンド工場の生産能力を増強

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2022年10月12日

 旭化成は11日、中国樹脂コンパウンド製造工場である旭化成塑料常熟(APCS:中国江蘇省常熟市)において、最新鋭の大型押出機を導入し生産能力を増強すると発表した。生産能力を8000t増強し年産3万6000tに引き上げるとともに、自動倉庫の保管能力も増強する計画で、2023年10月の稼働開始を予定している。

コンパウンド設備を増強する、旭化成塑料(常熟)

 同社グループでは、

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カネカ TV向けアクリルフィルム用樹脂、40%増強

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2022年9月6日

 カネカは5日、液晶TV向けアクリルフィルム用樹脂の生産能力を増強すると発表した。投資額は約15億円で、大阪工場(大阪府)の生産能力を約40%増強する計画。プロセスの自動化などを進め、2023年秋の稼働を予定している。

アクリルフィルム用樹脂

 近年、液晶パネルの大型化、高精細化、高輝度化が進む中で、偏光板の構成部材である偏光子保護フィルムの吸湿によるパネル反りや色ムラが課題となっている。そのため、

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三洋化成工業 電解コンデンサ用電解液、生産能力を増強

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2022年7月22日

 三洋化成工業はこのほど、自動車の電装化、環境対応車の拡大などによるコンデンサ需要の急激な増加に対応するため、アルミ電解コンデンサ用電解液「サンエレック」の生産能力を増強することを決定したと発表した。名古屋工場における設備改造、工程改善などを含め、3割程度の能力増強を行う。投資金額は約4億円で、2023年5月の稼働を予定している。

アルミ電解コンデンサの構造

 1986年に開発した「サンエレック」は、電解質に独自開発したアミジン化合物を用いる、高性能、高信頼性と長寿命化を実現したアルミ電解コンデンサ用電解液。広い温度領域で高い電気伝導率を示すとともに、高温での長期間安定性に優れ、業界標準のロングラン製品となっており、

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四国化成 塩素化イソシアヌル酸の能力を1.6倍に増強

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2022年7月12日

 四国化成工業はこのほど、塩素化イソシアヌル酸のさらなる需要拡大に対応するために徳島工場北島事業所内の旧プラントを活用し生産能力を増強すると発表した。

 塩素化イソシアヌル酸は

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日本ゼオン 水素化ニトリルゴム、高岡工場で生産能力を増強

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2022年3月25日

 日本ゼオンは24日、水素化ニトリルゴム「Zetpol」について、高岡工場(富山県高岡市)の生産能力を増強することを決定したと発表した。2022年秋にデボトル工事を実施し、

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KHネオケム 冷凍機油原料を増強、95億円を投資

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2021年12月28日

 KHネオケムは27日、機能性材料事業の主力製品である冷凍機油原料などの生産能力を増強するため、千葉工場(千葉県市原市)に設備投資を行うと発表した。投資金額は約95億円。2022年6月に着工し、2024年8月の稼働を予定している。

 近年、新興国などにおけるエアコン市場の拡大や、オゾン層保護並びに地球温暖化抑制に配慮した冷媒へのシフトに伴い、同社の冷凍機油原料の需要が伸長している。冷凍機油はエアコンの内部で冷媒を循環させるために使用する潤滑油だが、今後も国際的な環境規制の強化に伴い、環境配慮型冷凍機油のさらなる需要伸長が予想されている。

 同社は、今回の設備投資により冷凍機油原料をはじめとする千葉工場全体の生産能力を増強・最適化することで収益力を一層強化するとともに、冷凍機油原料の供給拡大を通じて環境に優しい社会の実現に貢献していく。

三菱ケミカル ドイツでポリエステルフィルム生産設備を増強

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2021年10月4日

ドイツの三菱ポリエステルフィルム(MFE)外観

 三菱ケミカルは1日、グループ会社の三菱ポリエステルフィルム(MFE:ドイツ・ヴィスバーデン)で、ポリエステルフィルムの生産能力を増強することを決定したと発表した。投資額は約1億1000万ユーロで、2024年末の完成を予定している。

 同社グループにとっては、2018年稼働の米国・サウスカロライナ州、建設中で2022年稼働予定のインドネシア・ジャカルタに続く増産投資となる。

 MFEは、工業用途やラベル用途などの高機能ポリエステルフィルムを顧客の要求に合わせてカスタマイズする技術開発力に強みをもち、欧州市場で高いシェアを誇っている。

 近年、世界全体のポリエステルフィルムの市場成長率は5%程度で推移しており、MFEでは、顧客の旺盛な需要を満たすためにグループ他拠点からの調達や既存設備の効率的な運用などで対応してきた。

 こうした中、三菱ケミカルは、今後も堅調な需要拡大が見込まれると判断し、高機能ポリエステルフィルムとしては世界最大規模となる年産2万7000tの製造ラインをMFEに新設することを決定した。

 新設する設備は、最新の省エネ設備を導入することなどにより生産能力を拡大する一方、工場全体としてのCO2排出量削減を目指す。また、顧客や消費者から回収した使用済みのポリエステルフィルムを原料として再利用することが可能な装置も導入することで、循環型経済(サーキュラーエコノミー)実現に向けた取り組みを加速する。

 三菱ケミカルは、世界5拠点(日本、中国、インドネシア、米国、ドイツ)でポリエステルフィルムを製造し、ディスプレイ向けを中心とした光学用途、電子部品・自動車・医療などの工業用途、食品などの包装材料用途向けなどに供給している。

 今後も、各用途の需要に応じて生産体制を拡充し、高機能ポリエステルフィルムのリーディングカンパニーとして積極的な事業展開を図るとともに、SDGsの達成や循環型経済の実現に貢献していく。