東京都立大学など 無機ナノファイバーへの金属挿入技術

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2023年3月20日

 東京都立大学、産業技術総合研究所、東北大学、名古屋大学、筑波大学、大阪大学の研究チームはこのほど、直径数~数十㎚程度の遷移金属モノカルコゲナイド(TMC)ナノファイバーの内部に金属原子を効率的に挿入する技術を開発した。多彩な組成が可能になり、新材料・新機能や超伝導特性が期待される。

 次世代機能性材料として、

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産総研 優れた親水性と水の滑落性をもつ透明皮膜を開発

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2022年11月21日

 産業技術総合研究所はこのほど、親水性(水になじみやすい)と滑落性(水滴が流れ落ちやすい)を兼ね備えた透明皮膜の作製手法を開発した。

着色した水が滑落する様子

 空調機は、冷房時に

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東北大学など グラフェン中のドーピング元素量を計測

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2022年10月12日

 東北大学国際放射光イノベーション・スマート研究センターと日本原子力研究開発機構(JAEA)、産業技術総合研究所、静岡大学の共同研究チームはこのほど、放射光を利用した光電子分光法によりグラフェンにドーピングしたカリウム量の測定に成功した。ドーピングによるグラフェン機能制御へ向けた大きな進展だ。

 グラフェンは

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産総研など 低遅延・低消費電力な光AI基本技術を確立

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2022年7月26日

 産業技術総合研究所と日本電信電話は共同で、シリコン光集積回路を使った超低遅延かつ低消費電力のニューラルネットワーク演算技術を世界で初めて実証した。

 高度なデジタル化社会では全ての情報機器へのAI処理が必要とされ、その規模は

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産総研など 高温・空気中で実用レベルの熱電変換材料

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2022年7月25日

 北海道大学電子科学研究所と産業技術総合研究所の研究グループはこのほど、空気中・600℃で安定性能を示す実用的な熱電変換材料を発見した。

 熱電変換は工場や

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ダイセル 銀ナノ粒子インクで曲げられる透明ヒーター

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2022年4月11日

 ダイセルはこのほど、プラスチックシート内部に熱線を埋め込んだ「曲げられる透明ヒーター」を開発した。

曲げられる透明ヒーター

 銀ナノ粒子インクを厚み100㎛以上の高アスペクト比の銀熱線(配線)にする技術を用い、河村産業の協力の下で作成。銀熱線はフィルム内部に封止され、通電1分で表面温度が約60℃まで上昇・安定し、電気を切ると1分で表面温度が40℃以下まで低下する応答性の高さだ。

 表面に付着させたインフルエンザウイルスは、

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東ソーなど 複合プラのCR技術、NEDOの委託事業に

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2022年3月1日

 東ソー、東北大学、産業技術総合研究所、凸版印刷、東西化学産業、恵和興業は28日、共同で複合プラスチックのケミカルリサイクル(CR)技術の実用化を目指した研究開発「複合プラスチックからのモノマー回収液相プロセスの開発」を昨年11月から開始したと発表した。なお同研究開発は、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「革新的プラスチック資源循環プロセス技術開発/石油化学原料化プロセス開発」委託事業の追加公募で採択されている。

 医薬品や食品など一般に使用されているプラスチックの多くは、多層プラフィルムに

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東京工業大学など、全固体電池の性能を加熱処理で大幅に向上

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2022年2月24日

 東京工業大学の一杉教授はこのほど、東京大学、産業技術総合研究所、山形大学と共同で全固体電池の固体電解質と電極の界面抵抗が水蒸気により増加し、電池性能が低下することを発見。加熱処理だけで性能を大幅に向上させる技術を開発した。

 高速充電と高い安全性が期待される全固体電池は、電極材料が大気中で変質して界面抵抗が増大し、充電時間が長くなる問題がある。一杉教授らは、

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大陽日酸など 工業炉での燃料アンモニアの燃焼技術開発

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2022年2月7日

 大陽日酸はこのほど、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「燃料アンモニア利用・生産技術開発/工業炉における燃料アンモニアの燃焼技術開発」事業の委託先に採択された。AGC、産業技術総合研究所、東北大学とともに、2021~2025年度までの5年間で工業炉向けのアンモニア燃焼技術を開発する。

 同社は、2014年から戦略的イノベーション創造プログラムのエネルギーキャリア「アンモニア直接燃焼」の「アンモニア燃焼炉の技術開発」に参画し、アンモニアを工業炉用燃料として使用する場合の技術的課題の解決に取り組んできた。10㎾のモデル燃焼炉で、空気中の酸素濃度を高める酸素富化燃焼とアンモニア・都市ガス混合燃料を組み合せ、火炎の輻射伝熱の能力強化とNOx生成の抑制技術を確立し、加熱炉の環境規制値を達成した。

 今回、AGC横浜テクニカルセンターの建築用ガラス製造設備にアンモニア・酸素燃焼バーナーを導入し、アンモニア燃焼技術の実証試験を行う。ガラスや溶解炉材料への影響を評価するとともに、環境基準を満たすバーナーを開発し、ガラス溶解炉への本格導入を目指す。また将来は、鉄鋼やアルミなど他素材製造工程への展開も検討していく。

産総研 超薄板窒化ケイ素基板の高絶縁耐圧を実証

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2022年1月17日

 産業技術総合研究所はこのほど、厚さ32㎛の超薄板窒化ケイ素セラミックス絶縁放熱基板を試作し、絶縁耐圧が次世代電気自動車(EV)に使用可能な水準にあることを実証した。

 電力の変換と制御を高効率で行うパワーモジュールの高出力化・小型化には、

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