KHネオケム ブチセル系製品を値上げ、海外市況が高騰

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2022年3月11日

 KHネオケムは9日、ブチセル系製品について、今月22日納入分から値上げすると発表した。対象製品は「ブチセル」「ブチセノール20」「ブチセノール20‐P」「ブチセノール20‐S」で、改定幅はいずれも「30円/kg以上」。

 原燃料価格が上昇し、ブチセル系製品の海外市況が高騰している。同社は、製品の安定供給体制を維持・確保するため、値上げせざるを得ないと判断した。

 

KHネオケム 化学品を値上げ、原燃料価格上昇に対応

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2022年3月7日

 KHネオケムは4日、各種化学品について、今月22日納入分から値上げすると発表した。対象製品と改定幅は、オキソ系(オクタノール、オキソコール900、ノナノール、ブタノール、イソブタノール、酢酸イソブチル、オクチル酸、キョーワノイック‐N(イソノナン酸)、ブチルアルデヒド、イソブチルアルデヒド、キョーワゾールC‐800、キョーワゾールC600M、キョーワノールM、トリデカノール)が「キロ43円以上」、アセトン系(アセトン、アセトン‐P)が「キロ39円以上」、ダイアセトンアルコール(DAA)およびメチルイソブチルケトン(MIBK)が「キロ53円以上」、ブチセルアセテート系(ブチセルアセテート、ブチセノール20アセテート)が「キロ55円以上」、ジオール(オクタンジオール、ブチルエチルプロパンジオール(BEPG)、キョーワジオールPD‐9)が「20%以上」となっている。

 なお、これら以外の少量販売品目も個別に値上げの実施を予定している。第2四半期(4―6月期)の国産ナフサ価格は8万円を超える水準が見込まれている。同社は、現在の急激な原燃料価格の上昇を自助努力で吸収するのは限界を超えており、国内安定供給を維持・確保するためにも、値上げが必要と判断した。

KHネオケム TCFD賛同、気候変動リスクを情報開示

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2022年3月3日

 KHネオケムはこのほど、「気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)」提言に賛同した。

 同社は、〝「化学の力」で、よりよい明日を実現する。〟を企業使命とし、事業を通じ、環境・社会課題の解決に貢献していくことで、社会とともに成長し続けていきたいと考えている。

 特に、環境面においては、

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KHネオケム 新中計では投資額倍増で持続経営を推進

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2022年2月9日

 KHネオケムは7日、2021年度決算とともに第4次中期経営計画(2022~24年)の説明会を開催した。

 2018年に策定した「VISION2030」では、

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KHネオケムの1-12月期 増収大幅増益で過去最高益

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2022年2月8日

 KHネオケムは7日、2021年12月期(1-12月期)の連結業績を発表した。売上高は前年比51%増の1171億円、営業利益3.5倍の197億円、経常利益3.5倍の198億円、純利益3.4倍の137億円となった。

 新型コロナウイルス感染症拡大による個人消費の低迷と、

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KHネオケム 冷凍機油原料を増強、95億円を投資

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2021年12月28日

 KHネオケムは27日、機能性材料事業の主力製品である冷凍機油原料などの生産能力を増強するため、千葉工場(千葉県市原市)に設備投資を行うと発表した。投資金額は約95億円。2022年6月に着工し、2024年8月の稼働を予定している。

 近年、新興国などにおけるエアコン市場の拡大や、オゾン層保護並びに地球温暖化抑制に配慮した冷媒へのシフトに伴い、同社の冷凍機油原料の需要が伸長している。冷凍機油はエアコンの内部で冷媒を循環させるために使用する潤滑油だが、今後も国際的な環境規制の強化に伴い、環境配慮型冷凍機油のさらなる需要伸長が予想されている。

 同社は、今回の設備投資により冷凍機油原料をはじめとする千葉工場全体の生産能力を増強・最適化することで収益力を一層強化するとともに、冷凍機油原料の供給拡大を通じて環境に優しい社会の実現に貢献していく。

KHネオケム サステナビリティ調査で2年連続ゴールド

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2021年12月15日

 KHネオケムはこのほど、仏EcoVadis社によるサステナビリティ調査において、2年連続でゴールドメダルを獲得した。

サステナビリティ調査でゴールドメダル

 EcoVadis社は、グローバルサプライチェーンを通じた企業の環境・社会的慣行の改善を目指して2007年に設立された、企業のESGに関する取り組みの評価機関。

 これまでに世界160カ国、200業種におよぶ約7万5000の企業を対象として、「環境」「労働と人権」「倫理」「持続可能な資材調達」の4分野に関する方針・施策・実績について評価を行っており、多くのグローバル企業が、ESGの観点から同評価結果をサプライヤー選定における重要な基準の1つとして参照している。今回の評価においては、「環境」分野で継続して高いスコアを獲得したことに加え、「倫理」分野でのスコアが向上した。