2023年度GDP8.2%に上昇、年度後半から好調に
インド政府は、同国の2023年度(2024年3月期)のGDP成長率が前年度比1.2ポイント上昇の8.2%と発表した。製造業と建築業の好調にけん引され、10―12月期に8.4%と過去7四半期で最も高成長を達成するなど好調に推移した。2024年度について、
2024年6月14日
2024年4月4日
2024年1月25日
2023年7月10日
中国品のシェア40%以上、米国品も増加が顕著
貿易統計によると、インドの3月の塩ビ樹脂(PVC)輸入量は、前年同月比2.8倍の40万9600tと大幅に増加した。世界的な景気減速を背景にPVCの需給バランスが崩れ、昨年から余剰となった玉がインドに集中している。今年に入ってからも勢いが衰えず、3月も前月比で約9万tの増加となった。仮にこのペースを維持すれば2023年(暦年)の輸入量は380万t超となり、コロナ禍前に記録した2019年の約214万tを大幅に上回る見通しだ。
3月の輸入を国別でみると、
2023年6月9日
2023年3月2日
2023年1月25日
2022年4月19日
2022年2月3日
2021年6月21日
需給タイトで玉不足、日本はシェアトップを維持
貿易統計によると、インドの1月の塩ビ樹脂(PVC)輸入は、前年同月比20.4%減の13万tとなり、4カ月連続でマイナス基調を継続した。インドでは、コロナ禍で落ち込んでいたPVC需要が回復傾向を強めている。しかし昨年後半以降、欧米メーカーに相次いでトラブルが発生。世界的に需給バランスがタイト化したことで、輸入玉の減少が継続している。さらに、中国から欧米向けに輸出が活発化したことでコンテナ船が不足し、インド向けの船便が減少したことも背景にある。
1月の輸入を国別で見ると、