デンカ ABS樹脂など9製品を再値上げ、採算是正図る デンカIP , 透明樹脂 , クリアレン , デンカ , ABS樹脂 2021年11月2日 デンカは1日、「ABS樹脂」「デンカIP」「透明樹脂」「クリアレン」について、11月15日納入分から値上げすると発表した。対象商品は、「デンカAS」、「デンカABS」、「デンカ耐薬ABS(SRシリーズ)」、「デンカABSコンパウンド(ガラス繊維強化、摺動、PCアロイなど)」、「デンカ耐熱ABS(マレッカ)」、「デンカIP」、「デンカ透明ABS(TE、CL)」、「デンカ透明樹脂(TP、TH、TX各シリーズ)」、「クリアレン」で、改定幅はいずれも「30円/kg以上」となっている。 国産ナフサ価格および各種原材料価格が上昇を続けており、ユーティリティコストと物流費についてもコストアップとなっている。こうした中、同社は、継続してコスト削減に取り組んでいるものの、製品の安定供給と事業の維持継続のため、値上げせざるを得ないと判断した。
デンカ 新型コロナ抗原迅速診断キット、米国で販売開始 デンカ , 新型コロナウイルス抗原迅速診断キット , エクストラバヘルス社 , SPERA COVID19 Ag Test , 米国市場で販売 2021年10月26日 米国で販売を始める「SPERA COVID19-Ag Test」 デンカはこのほど、米エクストラバヘルス社を通じ、新型コロナウイルス抗原迅速診断キット「SPERA COVID19 Ag Test」を11月から米国市場で販売すると発表した。 デンカは同社の診断キット「クイックナビ-COVID19 Ag」の米国展開に向けて準備を進めてきたが、今月12日に提携先のエクストラバ社が米国食品医薬品局(FDA)から緊急使用許可を取得。これを受け、エクストラバ社の製品名「SPERA COVID19 Ag Test」として医療機関向けの販売を開始する。 同診断キットについては、FDAガイダンスに基づき独立医療機関で実施された臨床試験で、15分以内に新型コロナウイルス抗原の有無を検出し、検査感度92%、特異度97%と高い検出精度が確認された。また、米国立衛生研究所(NIH)の助成の下、エモリー大学など3機関と共同で行った研究では、デルタ株、ラムダ株、ミュー株などの主要な変異株との反応も確認された。 エクストラバ社のリーダーとコンパニオン・デジタル・テスト・プラットフォーム 今後は、デンカの抗原迅速診断キットと、エクストラバ社が開発中のリーダーで診断キットの結果を読み取る「コンパニオン・デジタル・テスト・プラットフォーム」を組み合わせることで、感度や使い勝手、検査精度向上を図り、一般の人々にも簡易に扱えるOTC(処方箋なしで店頭購入できる医薬品)市場への導入を狙う。加えて、新型コロナウイルスとインフルエンザウイルスを1つのデバイスで10分以内に同時判定する「クイックナビ-Flu+COVID19 Ag」についても、米国展開を視野に両社の連携を強化し開発を進めていく。
デンカ アルミナセメント値上げ、製造コスト上昇に対応 デンカ , アルミナセメント 2021年10月26日 デンカは25日、アルミナセメントについて11月1日納入分から値上げする、と発表した。対象製品と改定幅は、「デンカアルミナセメント一号」が「15円/kg」、「デンカハイアルミナセメント」および「デンカハイアルミナセメントスーパー」が「30円/kg」となっている。 安全・安定供給のための製造設備維持更新費用の増大や、原料価格の上昇などにより、アルミナセメントの製造コストが上昇している。同社は、これらのコスト上昇が自助努力で吸収できる範囲を超えていることから、製品の安定供給と事業の維持継続を目的に、値上げの実施を決定した。
デンカ バイオスティミュラント販売開始、作物を活性化 デンカ , バイオスティミュラント「レコルト」 , JA全農グループ , 全国へ展開 , 腐植酸液状複合肥料 2021年10月22日 デンカはこのほど、バイオスティミュラント「レコルト」を、JA全農グループを通じて全国へ展開すると発表した。腐植酸液状複合肥料として、独自製法の活性フルボ酸により作物の活性化効果を付与し、収量増に貢献する。 バイオスティミュラント「レコルト」 バイオスティミュラントとは「植物やその周辺環境が本来もつ自然な力を活用することにより、植物の健全さ、ストレスへの耐性、収量と品質などに良好な影響を与える様々な物質や微生物」と定義されている。 同社は50年以上にわたりバイオスティミュラントの1つである腐植酸を使用した肥料「アヅミン」を販売。2019年にバイオスティミュラント市場への本格参入を決定以降、「アヅミン」で蓄積した技術的知見を基盤に新製品開発を推進してきた。 今回上市する「レコルト」は、独自の製造プロセスを駆使することで開発が可能となったユニークな製品。社内外の様々な条件下での実証実験を通じて良好な効果が得られたことから、全国への展開を決定した。 「レコルト」とはフランス語で収穫を意味する言葉であり、農家の実り多き収穫に役立ってほしいという思いを込めている。世界におけるバイオスティミュラントの市場規模は、来年には約33億ドルへと拡大し、その成長率は年率10.4%になると予測されている。 「レコルト」 活性フルボ酸により作物の活性化効果を付与 人口増による農産物需給のひっ迫、地球温暖化と気候変動の影響による農産物被害の深刻化に対する解決手段の1つとして大きな期待が寄せられており、欧州では普及に向けた標準化、規格化などの法整備が進められている。 同社が海外で展開するバイオスティミュラント「PRULA」も、南米・中国・北米・欧州で行っている栽培試験において良好な結果が得られてきたことから、順次各地域への本格的な販売展開を開始する予定だ。
デンカ 人事(9月29日) デンカ 2021年10月18日 [デンカ・人事](9月29日)▽電化(上海)管理有限公司総経理、中国事業統括兼上海代表処部長兼電化生研(上海)貿易有限公司総経理高橋朋道▽電化(上海)管理有限公司広州分公司総経理、電化(香港)有限公司総経理松本穣▽電化(上海)管理有限公司副総経理、電化無機材料(天津)有限公司総経理片山康人▽電化(上海)管理有限公司高級経理寺内祥雄(11月1日)▽YKアクロス髙橋大介。
デンカ 組織改正(9月29日) デンカ 2021年10月18日 [デンカ/組織改正](9月29日)①「電化(上海)管理有限公司」の設立▽上海に拠点を置く、電化(上海)貿易有限公司、電化創新(上海)商貿有限公司、電化生研(上海)貿易有限公司、及び上海代表処を統合し、新たに「電化(上海)管理有限公司」を設立する。
デンカ セメントと固化材を値上げ、安定供給を維持 デンカセメント , デンカソイルパック , デンカ 2021年10月18日 デンカは15日、「デンカセメント」および固化材「デンカソイルパック」について、2022年1月1日出荷分から値上げすると発表した。改定幅は「2300円/t」。 石炭価格の急騰、老朽化設備の健全化に向けた修繕や維持更新費用の増加、物流コスト上昇といった要因により、事業採算が急激に悪化している。 同社は、こうしたコストの大幅増は自社努力の限界を超えていることから、今後も商品の品質確保や安定供給の責務を果たすために、値上げせざるを得ないと判断した。
デンカ カーバイドを値上げ、製造コスト上昇に対応 デンカ , カーバイド 2021年10月18日 デンカは15日、カーバイドについて11月1日納入分から値上げする、と発表した。改定幅は「3万円/t」。 同社は、カーバイド事業において、製造および諸経費の削減など、徹底した合理化策に努めているものの、安全・安定供給のための製造設備の維持・更新費用の増大のほか、電力コストおよび輸送コストの上昇が電力多消費製品であるカーバイドの製造コストを圧迫しており、自助努力の限界をはるかに超える状況にある。 こうした状況下、同社は、カーバイドの安定供給ならびに事業を維持・継続するため、適正な価格体系を確立すべく、値上げせざるを得ないと判断した。
デンカ 中国・上海にリージョナルヘッドクォーター設立 上海代表処 , 上海市内 , 営業拠点2社 , 電化(上海)管理有限公司 , デンカ , 設立 , 中国事業拡大 , ガバナンス強化 2021年10月15日 デンカはこのほど、中国事業拡大とガバナンス強化を図ることを目的に、上海代表処と上海市内の営業拠点2社の業務を移管して9月29日に新たに管理性公司である「電化(上海)管理有限公司」を設立したと発表した。 同社は2004年に電化(上海)貿易有限公司を設立し、その後も電化創新(上海)商貿有限公司、電化生研(上海)貿易有限公司に加え、香港、台湾の地域営業拠点や、3つの生産拠点、1つの研究拠点を構え、中国事業を多角的に展開している。 今回新たに設立した管理性公司はシェアードサービスを中国における各拠点へ実施できるようになり、最適なグループ管理運営体制を構築するとともにガバナンスの強化を図る。また、管理性公司は中国市場のリージョナルヘッドクォーターと位置づけ、当社の重点3分野である環境・エネルギー、ヘルスケア、高付加価値インフラを中心に事業展開を加速していく。 同社は今後もSDGsを羅針盤に、誰よりも上手にできる仕事で全ての人がより良く生きる世界をつくる、社会にとってかけがえのない企業を目指す。
デンカ 大牟田工場で高機能球状フィラーを設備増強 大牟田工場 , 増強 , スペシャリティー事業 , 高機能球状フィラー製造設備 , デンカ 2021年10月14日 デンカは13日、スペシャリティー事業の成長加速のため、大牟田工場(福岡県大牟田市)において、次世代の高機能球状フィラー製造設備の増強を決定したと発表した。投資金額は50億円。 高機能球状フィラーの開発・製造を担う大牟田工場 同社は、半導体を含む高速・大容量データ通信(5G)・自動車の自動化(xEV)における高信頼製品の需要増加を見込んでおり、球状シリカや球状アルミナ、球状マグネシアの高機能グレードの生産能力を増強するため、製造設備を新設する。 同社は1915年の創業以来培ってきた無機材料の高温焼成・窒化反応・粒径制御などの基盤技術を元に、球状シリカ、窒化ホウ素、窒化ケイ素、球状アルミナ、蛍光体など様々な機能性セラミックスを製造している。 球状シリカは低熱膨張性を生かし半導体封止材料や半導体パッケージ基板などに、球状アルミナは高熱伝導性を生かし車載・通信などの幅広い分野に、放熱材料として広く使用され、市場から高い評価を得ている。 今回の戦略投資により、これら基盤技術の高機能化を推進し、5Gの伝送損失低減に対応する低誘電正接シリカ、微細化する先端半導体に適応した球状シリカ、さらには深刻化する電子機器の熱対策を球状アルミナとともに強力にサポートする球状マグネシアなど、中長期的な高機能フィラーの需要に対応すべく高度なフィラー制御技術を集約。設備を増強することで、当該高機能分野でのデファクトスタンダード化を進めていく。 さらに同社は、ビヨンド5G(6G)やxEVなどの進化に伴うニーズにもスピード対応できるよう、同設備を活用していく考え。 環境・エネルギー分野の主力製品群