デンカ コンクリート凝結効果を促進、特殊混和材が採用

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2021年6月3日

 デンカはこのほど、コンクリート凝結効果促進材「デンカ ACF材」が、青森県中泊町における清水建設の実工事で初めて採用されたと発表した。寒冷期の工事では冷たい外気温によりコンクリートの凝結時間が長くなり、通常期と比べ施工の長時間化と作業従事者の負担増加の課題を抱えている。

特殊混和材「デンカ ACF 材」
特殊混和材「デンカ ACF 材」

 「デンカ ACF材」は、セメント・特殊混和材で培った無機材料設計技術を応用して清水建設と共同開発した凝結促進材料。工事現場で生コンクリート車に混和材を投入し撹拌する簡易な方法で、コンクリートの凝結時間を短縮し、通常期と同レベルの凝結時間の確保が可能となる。また、外気温や施工現場の環境に合わせてその場で混和材の添加量を調整し、凝結時間を任意に調整することも可能だ。

ACF 工法による凝結促進効果
ACF 工法による凝結促進効果

 今回の工事では清水建設と共同で開発したコンクリートの凝結時間制御技術「アドバンストコンクリートフィニッシュ工法(ACF工法)」が用いられ、気温5℃の低気温環境下で適用したケースで4時間以上の工事時間短縮や、ブリーディング(打ち込んだコンクリート表面から練り混ぜ水の一部が上昇する現象)低減により発生リスクが高い傾斜面の沈降クラック抑制の効果が確認されている。

 デンカは今後、様々な工事場面での適用に向けて、「デンカ ACF材」の販売を本格的に展開していく。

 

デンカ ABS樹脂など9製品値上げ、コスト上昇に対応

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2021年6月2日

 デンカは1日、「ABS樹脂」「デンカIP」「透明樹脂」「クリアレン」について今月15日納入分から値上げすると発表した。対象商品はデンカAS、デンカABS、デンカ耐薬ABS(SRシリーズ)、デンカABSコンパウンド(ガラス繊維強化、摺動、PCアロイなど)、デンカ耐熱ABS「マレッカ」、「デンカIP」、デンカ透明ABS(TE、CL)、デンカ透明樹脂(TP、TH、TX各シリーズ)、「クリアレン」で、改定幅はいずれも「25円/kg」となっている。

 国産ナフサ価格および各種原材料価格が上昇しており、ユーティリティコストと物流費についてもコストアップとなっている。こうした中、同社は、継続してコスト削減に取り組んでいるものの、製品の安定供給と事業の維持継続のため、価格改定せざるを得ないと判断した。

 

デンカ 人事(6月1日)

2021年5月25日

[デンカ・人事](6月1日)▽ライフイノベーション部門ウイルス製剤部長山本聡▽デンカ工販社長兼上越デンカ生コン社長兼新潟デンカ輸送社長永井健司▽デジタル推進部情報システム室長坂野寿信▽五泉事業所経理部システム課長、同事業所流通戦略部受注管理課長林亨(7月1日)Denka Chemicals Holdings Asia Pacific Private Limited General Manager,Group Technologies堀尾勝司。

 

デンカ 組織改正(6月1日)

2021年5月24日

[デンカ/組織改正](6月1日)▽ライフイノベーション部門「ウイルス製剤部」の設置①がん治療ウイルス製剤「G47Δ」プロジェクトの商業生産開始に向けて「ウイルス製剤部」を新設する。

デンカ ポリビニルアルコールを値上げ、コスト高に対応

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2021年5月21日

 デンカは20日、ポリビニルアルコール「デンカポバール」について、今月24日出荷分から値上げすると発表した。改定幅は「35円/kg」。

 ポリビニルアルコール市場において需給バランスのタイト化が進行しており、製品の供給もひっ迫した状況となっている。酢酸ビニルモノマーなどの各種原材料のコストは上昇しており、ユーティリティや物流費についてもコストアップとなっている。こうした中、同社は、継続してコスト削減に努めているものの、これらのコスト上昇は自助努力で吸収できる範囲を超えており、製品の安定供給と事業継続のため、価格改定せざるを得ないと判断した。

デンカの3月期 減収の中で営業利益は過去最高を更新

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2021年5月14日

 デンカは12日、2021年3月期の連結業績を発表した。売上高は前年比7%減の3544億円、営業利益は10%増の347億円、経常利益は7%増の321億円、純利益は微増の228億円の減収増益となった。

 オンライン会見において今井俊夫社長は「新型コロナ影響によりクロロプレンゴム(CR)などの販売数量が大幅に減少したが、電子・先端プロダクツ製品やヘルスケア分野の新製品が大きく寄与し、過去最高の営業利益を達成した。スペシャリティー化推進の効果だ」と説明した。

 セグメント別では、

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デンカ 3月期決算(12日)

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2021年5月13日

[デンカ/3月期決算](12日)単位100万円、カッコ内は対前期増減率。▽連結=売上高354,391(▲6.9%)、営業利益34,729(9.9%)、経常利益32,143(7.0%)、純利益22,785(0.4%)。

デンカ 米国向けに新型コロナ抗原迅速診断キットを供給

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2021年5月6日

 デンカは28日、米国Xtrava Health社と提携し、新型コロナウイルス抗原迅速診断キット「クイックナビ-COVID19 Ag」を、「SPERA COVID19 Ag Test」としてXtrava社に供給すると発表した。

米国向けに供給するコロナ抗原迅速診断キット
米国向けに供給するコロナ抗原迅速診断キット

 米国では新型コロナ感染拡大防止に向けた緊急政策の下で、医療機関だけでなく介護・教育施設や自宅などでの検査体制の拡充が検討されている。集団スクリーニングテストの対象範囲拡大や検査頻度の増加などにより今後検査需要がさらに増えると予測されることから、迅速かつ簡易に使用できるデンカの抗原迅速診断キットを供給し、米国市場に本格参入する。

 Xtrava社は「SPERA」の発売実現に向けて、今年3月に米国国立衛生研究所(NIH)とRADxに基づく契約を締結。現在、Xtrava社はPOCT(Point of Care Testing)用として米国食品医薬品局(FDA)緊急使用許可取得を目指して臨床試験を進めており、今年後半の販売を目標にしている。

Xtrava Health社のリーダーとコンパニオン・デジタル・テスト・プラットフォーム
Xtrava Health社のリーダーとコンパニオン・デジタル・テスト・プラットフォーム

 デンカの抗原迅速診断キットと、Xtrava社のリーダーで診断キットの結果を読み取る「コンパニオン・デジタル・テスト・プラットフォーム」を組み合わせることで、感度や使い勝手、検査精度向上を図り、一般の人々にも簡易に扱えるように、OTC(処方箋がなくても店頭で購入できる医薬品)市場への導入を目指していく。

デンカ 新型コロナウイルスの変異株、検出システムを開発

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2021年4月21日

 デンカはこのほど、株式の33.4%を保有し業務提携をしている台湾・プレックスバイオ社と共同開発した新型コロナウイルスの変異株を検出する試験研究用試薬を使い、東邦大学医学部と変異株検出システムの検証実験を開始したと発表した。同システムは プレックスバイオ社の高感度かつ同時多項目測定が可能な「IntelliPlex」システムとπコード技術を応用している。

理化学機器(試験研究用)
理化学機器(試験研究用)

 世界的な新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、国内でも変異株拡大が問題になりつつある中、測定にかかる手間や多くの検体の処理に要する時間といった課題があるとされる。この変異株検出システムは、1種類の試薬でイングランド型、ブラジル型、南アフリカ型、カリフォルニア型と呼ばれる変異株のもつ複数種類の変異部位を同時に検出することが可能なことから、測定機関での測定の手間の軽減や迅速な検出に繋がることが期待される。

 デンカは、試験研究用試薬の試作品とプレックスバイオ社の理化学用測定装置を使って、東邦大学医学部の舘田一博教授・石井良和教授(微生物・感染症学講座)と共同で検証実験を開始し、その初期段階に良好な結果を得た。1~2カ月以内に、測定機関に向けて変異株検出システムとしての販売を目指す。

πコード イメージ図
πコード イメージ図

 デンカは、新型コロナ感染症への対策を社会的責務と捉え、関係官庁や公的機関、国内外の研究機関の協力と支援の下、様々な角度から感染症対策に貢献する取り組みを推進。πコード技術のもつ高感度検出・多項目同時測定という特長を最大限に生かして、疫学研究の発展を通じて人々のQOL向上に貢献し、「真に社会に必要とされる企業」を目指していく。

デンカ 人事(1日)

2021年4月20日

[デンカ・人事](1日)▽黒部川電力平井修一発令取り下げ▽電力部長付平井修一(5月1日)▽大船工場管理部長、同工場環境保安・技術部長兼環境保安課長兼品質保証課長日向野正徳▽東日本高圧奥田勝彦▽デンカポリマー大澤悟▽ポリマーソリューション部門機能樹脂部課長久保田英司▽大船工場管理部管理課長木内真一(6月1日)▽Denka Advantech Private Limited General Manager藤本順史。