トクヤマ 新第一塩ビを完全子会社化、住化の株式取得

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2023年3月10日

 トクヤマは9日、連結子会社である新第一塩ビについて、住友化学が保有する全株式(14.5%)を取得し、完全子会社化すると発表した。株式取得は4月1日を予定している。

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新第一塩ビ 塩化ビニル樹脂を値上げ、採算是正を図る

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2022年3月24日

 新第一塩ビは23日、塩化ビニル樹脂について、4月1日出荷分から値上げすると発表した。改定幅は、汎用品・ペーストとも「40円/kg以上」。

 同社は昨年より、3度の価格修正を実施したが、その後も原油・原料ナフサ価格は上昇を続け、ウクライナ情勢の悪化に伴って急激な上昇局面となっている。また、石炭価格の急騰によるユーティリティコストや、生産設備のメンテナンス費用、物流費の増加も続いており、事業収支は一層厳しい状況となっている。

 同社は、引き続き全社をあげて合理化への努力に取り組んでいくものの、製品の安定供給体制を維持するためには、採算是正を目的とした価格修正が必須であると判断した。

 

新第一塩ビ 塩化ビニル樹脂を値上げ、採算是正を図る

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2021年11月11日

 新第一塩ビは10日、汎用・ペースト用などすべての塩化ビニル樹脂について、12月1日出荷分から値上げすると発表した。改定幅は、汎用品・ペーストとも「50円/kg以上」。

 塩化ビニル樹脂の国内需要は回復基調にある。また、アジア・アメリカをはじめとした海外需要も堅調で、海外市況も高値で推移している。同社は今年に入り2度の価格修正を実施したが、その後もエネルギー需要の増加を背景に原油・原料ナフサ価格の上昇が続いている。加えて、石炭価格の上昇に伴うユーティリティコストや、生産設備のメンテナンス費用、物流費の増加も続いており、事業収支は一層厳しい状況となっている。

 同社は、引続き全社をあげて合理化への努力に取り組んでいくものの、製品の安定供給体制を維持するためには、採算是正を目的とした価格修正が必須であると判断した。

新第一塩ビ 塩化ビニル樹脂を値上げ、採算是正を図る

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2021年6月7日

 新第一塩ビは4日、汎用・ペースト用などすべての塩化ビニル樹脂について、6月25日以降の出荷分から値上げすると発表した。改定幅は、汎用品・ペーストとも「12円/kg以上」。

 塩化ビニル樹脂の国内需要は、新型コロナの影響も徐々に払拭されてきたことで回復基調にあり、また、アジア・米国をはじめとした海外需要も堅調で海外市況も高値で推移している。

 同社は、今年4月に値上げを実施したが、その後もエネルギー需要の増加を背景に原油・原料ナフサ価格が上昇していることに加え、石炭価格の上昇に伴うユーティリティコストの増加や物流コストの増加も続いており、事業収支は厳しい状況にある。同社は、引き続き全社をあげて合理化への努力に取り組んでいくものの、製品の安定供給体制を維持するためには、採算是正を目的とした値上げが必要であると判断した。

新第一塩ビ 新社長にトクヤマの西原浩孝氏が就任

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2021年3月4日

 新第一塩ビ(トクヤマ85.5%、住友化学14.5%)は3日、新社長にトクヤマ購買グループリーダーの西原浩孝氏が4月1日付で就任すると発表した。西原新社長はトクヤマの執行役員・化成品部門長も兼務する予定。

 西原氏は1986年徳山曹達(現・トクヤマ)に入社。1999年に新第一塩ビに出向し、2009年には営業本部長となった。2011年にトクヤマに帰任した後は、化成品東日本営業部長、ポリシリコン営業部長などを歴任し、2018年から購買グループリーダーを務めている。

 なお、梅木信博社長は4月1日付でトクヤマ経営企画本部主幹に就任する。

新第一塩ビ 塩化ビニル樹脂を値上げ、15円/kg以上

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2021年2月12日

 新第一塩ビは10日、汎用・ペースト用といったすべての塩化ビニル樹脂について3月10日出荷分から値上げすると発表した。対象製品は塩化ビニル樹脂およびペースト塩ビ樹脂で、改定幅は「15円/kg以上」。

 原油・原料ナフサ価格の高騰により、事業収支は厳しい状況となっている。また、アジアを中心に需要はひっ迫しており、海外市況も高値で推移し、日本からインド・アジア向け価格も昨年来上昇が続いている。

 このような状況の下、同社は、引き続き全社をあげて合理化への努力に取り組んでいるが、生産設備の維持更新費用や、ユーティリティ、物流コストの上昇も続いており、製品の安定供給体制を維持するため、採算是正を目的とした価格修正が必要であると判断した。

塩ビ樹脂値上げ 大洋塩ビ打ち出しで4社出揃う

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2018年10月19日

 塩化ビニル樹脂(PVC)の値上げが4社出揃い、早期決着に向けユーザーとの交渉が本格化している。

 原料価格の上昇を背景に、信越化学が9月4日に12円/kg以上で打ち出し交渉に入っていたが、カネカが同27日に12円/kg、新第一塩ビが10月3日に15円/kg以上と相次いで値上げを発表。さらに、最大手である大洋塩ビが11日に16円/kg以上を打ち出したことで、値上げの環境が整った。

 PVCは

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新第一塩ビ 塩ビ樹脂を22日出荷分から値上げ

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2018年10月4日

 新第一塩ビは3日、汎用・ペースト用など全ての塩化ビニル樹脂の売価格を、10月22日出荷分から一律15円/kg以上値上げすると発表した。

 同社は、原油・原料ナフサ価格の高騰により、今年4月に価格修正を実施した。しかし、その後も原料ナフサ価格の上昇基調は継続し、さらにはユーティリティや物流コストの上昇も続いており、事業収支は厳しい状況に置かれている。

 こうした中で、同社は引き続き全社をあげて合理化に取り組んでいるが、製品の安定供給体制を維持するため、採算是正を目的とした価格修正が必須と判断した。