日本ポリプロ PP全製品値上げ、国産ナフサ価格が上昇

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2024年4月3日

 日本ポリプロは2日、ポリプロピレン(PP)全製品について、今月15日納入分から値上げすると発表した。改定幅は「15円/kg以上」。

 OPECプラスによる協調減産の継続、地政学リスクによる原油価格上昇に加え円安進行もあり、国産ナフサ価格は8万円klを窺う水準に上昇すると見込まれている。厳しい経済環境の下、同社は、徹底したコスト削減に努めているものの、主原料価格の上昇を自助努力のみで吸収することは困難であることから、値上げせざるを得ないと判断した。

 

日本ポリプロ PP全製品値上げ、ナフサ価格上昇に対応

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2023年10月23日

 日本ポリプロは20日、ポリプロピレン(PP)全製品について、11月1日納入分から値上げすると発表した。改定幅は「15円/kg以上」。

 OPECプラス協調減産継続、中東における地政学リスクの高まりによる原油価格上昇、円安進行などにより、国産ナフサ価格は7万7000円/kl超の水準に上昇する見込み。こうした中、同社は、徹底したコスト削減に努めているものの、主原料価格の上昇を自助努力のみで吸収することは困難であることから、価格改定せざるを得ないと判断した。

日本ポリプロ PP全製品値上げ、ナフサ価格上昇に対応

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2023年8月24日

 日本ポリプロは23日、ポリプロピレン(PP)全製品について、9月1日納入分から値上げすると発表した。改定幅は「20円/kg以上」。OPECプラスの協調減産継続に伴う原油価格上昇や、日米の金利差を背景とした円安の影響もあり、国産ナフサ価格は7万円/kl超の水準まで上昇する見通し。同社は、厳しい経済環境の下、徹底したコスト削減に努めているものの、今回のコスト上昇を自助努力のみで吸収することは困難であることから、値上げせざるを得ないと判断した。

日本ポリプロ 四日市工場のPP一系列停止、競争力強化

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2023年7月31日

 日本ポリプロはこのほど、四日市工場(三重県四日市市霞コンビナート内)のポリプロピレン(PP)製造設備について、1系列(年産8万t)の停止を決定したと発表した。停止時期は2024年3月を予定している。

 同社は、プラントの競争力強化と高性能PPの拡充により、収益力の強化を進めており、今回の停止はその一環となる。