東ソーは3日、2022年3月期第1四半期(4-6月期)の連結業績を発表した。売上高は前年同期比29%増の2012億円、営業利益301億円(同311億円増)、経常利益321億円(同326億円増)、純利益217億円(同237億円増)と大幅な増収増益となった。オンラインによる決算会見の中で、米澤啓上席執行役員は「ウレタン原料の市況が “東ソーの4-6月期 第1四半期として過去最高益を達成” の続きを読む
東ソーの4-6月期 第1四半期として過去最高益を達成
2021年8月4日
2021年8月4日
東ソーは3日、2022年3月期第1四半期(4-6月期)の連結業績を発表した。売上高は前年同期比29%増の2012億円、営業利益301億円(同311億円増)、経常利益321億円(同326億円増)、純利益217億円(同237億円増)と大幅な増収増益となった。オンラインによる決算会見の中で、米澤啓上席執行役員は「ウレタン原料の市況が “東ソーの4-6月期 第1四半期として過去最高益を達成” の続きを読む
2021年7月29日
東ソーは28日、卵巣がん診断の補助に用いられる新規マーカー「組織因子経路インヒビター2(TFPI2)」の想定試薬である「Eテスト「TOSHO」Ⅱ(TFPI2)」の販売を開始したと発表した。同社は、全自動エンザイムイムノアッセイ装置「AIAシリーズ」の専用試薬としてラインアップする。
TFPI2は卵巣悪性腫瘍、とりわけ化学療法が効きにくい卵巣明細胞癌において高値を示し、子宮内膜症など良性腫瘍ではほとんど上昇しない特徴をもつ。TFPI2を術前に測定することにより、卵巣明細胞癌疑いの推定が可能となり、卵巣癌マーカーとして広く用いられるCA125と組み合せて評価することで、卵巣癌の適切な診断および治療方針の選択の一助となることが期待される。
同製品は、文部科学省イノベーションシステム整備事業「翻訳後修飾プロテオミクス医療研究拠点の形成」の中で、横浜市立大学と共同で実施された卵巣癌新規診断マーカー探索研究において得られた成果をもとに開発された。同社は、これからも診断上重要な項目をラインナップすることで医療現場へのさらなる貢献を目指していく。
2021年7月27日
東ソーはこのほど、ESG(環境・社会・ガバナンス)投資の代表的なインデックスの1つである「FTSE4Good Index Series」と「FTSE Blossom Japan Index」の構成銘柄に選定されたと発表した。
「FTSE4Good Index Series」は、ロンドン証券取引所の子会社であるFTSE Russellが開発・提供するインデックスで、世界の主要企業を対象にESGについて優れた対応を行っている企業が選定される。
一方、「FTSE Blossom Japan Index」は、ESGの対応に優れた日本企業から構成され、GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)がESG投資を行うために活用するインデックスの1つに選定されている。
同社は、企業理念の実現に向けて、ESGへの取り組みを推進することで、企業価値のさらなる向上を図るとともに、持続可能な社会の発展に貢献していく。
2021年7月27日
2021年7月16日
2021年7月12日
2021年6月24日
東ソーは23日、ポリエチレン樹脂全製品について7月15日納入分から値上げすると発表した。対象製品は、低密度ポリエチレン「ペトロセン」、直鎖状低密度ポリエチレン「ニポロン-L」「ニポロン-Z」、超低密度ポリエチレン「LUMITAC」、高密度ポリエチレン「ニポロンハード」「ニポテック」、エチレン酢酸ビニル共重合体「ウルトラセン」、ポリオレフィン系接着性樹脂「メルセン」、高溶融張力ポリエチレン「TOSOH-HMS」で、改定幅はいずれも「12円/kg以上」。
ポリエチレン樹脂の主原料である国産ナフサ価格は、コロナ禍からの回復期待を背景にした原油価格の上昇に加え、アジア域内の堅調な需要を受けて騰勢を強めており、5万2000円/klを超える水準まで上昇している。同社は、徹底したコスト削減に努めているが、原料価格の高騰に加えて、物流費、設備維持・補修費用の上昇による急激なコスト事情の悪化は自助努力のみで吸収することが極めて困難にあることから、今後の安定供給を図る上でも値上げせざるを得ないと判断した。
2021年6月4日
中京地区センターの責任、差別化によるポリマー事業の拡大
━足元の事業環境と2021年の見通しについて。
昨年度の事業環境を見ると、オレフィン事業は、コロナ影響で前半は内需が低調だったが、後半は回復基調の内需と経済が好調な中国への輸出が牽引し、国内プラントは高稼働となった。また、各社の設備トラブルや北米の寒波の影響により供給が制約されたため、後半の需給は比較的タイトで推移し、製品市況も高かった。
それに対し今年度は、海外で大型コンプレックスの稼働が予定されており、徐々に需給は軟化してくると見ている。ただ将来的には、新興国の人口が増加してくることに加え、アジア諸国の中間所得者層の拡大が続くことから、基礎化学品の需要は堅調な伸びを示すだろう。
一方、ポリマー事業は、
2021年6月3日
[東ソー・人事②](6月25日)▽CSR推進室長平川祐一▽環境保安・品質保証部薬事室長内田淳▽セメント事業室長小川浩▽有機化成品事業部環境薬剤部長岸重美▽高機能材料事業部電池材料部長牛見修▽山形事務所長兼出向東ソー・スペシャリティマテリアル、出向同社伊藤謙一▽技術センター生産技術室長山下明彦▽技術センター四日市分室長築山健一▽南陽事業所環境保安・品質保証部長兼同部(東京)兼南陽認定検査管理組織長兼出向南陽化成小田誠▽南陽事業所化成品製造部長立石裕久▽ファンクショナルポリマー研究所長兼CO2削減・有効利用四日市タスクフォースチーム松本清児▽CO2削減・有効利用戦略室、広報室長松岡克行▽南陽事業所CO2削減・有効利用南陽タスクフォースチーム、同事業所セメント・エネルギー製造部長松村善則▽同事業所ポリマー製造部ペースト塩ビ課長、同事業所ポリマー製造部長堀靖史▽四日市事業所CO2削減・有効利用四日市タスクフォースチーム、同事業所エチレン・エネルギー製造部長中禮誠也▽同事業所同チーム、高分子材料研究所長兼CPパイロット建設チームリーダー阿部成彦▽同事業所CO2削減・有効利用南陽タスクフォースチーム、無機材料研究所長小川宏▽同事業所同チーム、有機材料研究所長木曽浩之▽四日市事業所CO2削減・有効利用四日市タスクフォースチーム、ウレタン研究所長宮田寛▽CO2削減・有効利用戦略室桐木博之▽環境保安・品質保証部薬事室堀江隆一▽出向東ソー・ニッケミ坂本秋彦▽出向和泉産業中野高弘▽技術センターセンター長付藤尾和憲▽環境保安・品質保証部関戸浩明▽南陽事業所総務部勤労課長安増信夫▽経営管理室南陽経理課長土家崇▽南陽事業所環境保安・品質保証部保安管理課長室園忠昭▽同事業所ウレタン第二製造部ウレタン原料第一課長瀧岡大哲▽同事業所同製造部ウレタン原料第二課長山田清▽同事業所CO2削減・有効利用南陽タスクフォースチーム、同事業所セメント・エネルギー製造部セメント課長大草健二▽同事業所CO2削減・有効利用南陽タスクフォースチーム、同事業所セメント・エネルギー製造部動力課長石賀裕輔▽四日市事業所CO2削減・有効利用四日市タスクフォースチーム、同事業所エチレン・エネルギー製造部エチレン課長向井康博▽同事業所同チーム、同事業所エチレン・エネルギー製造部動力課長山口利昭▽秘書室高木謙▽経営管理室小林武明。
2021年5月31日
東ソーは28日、ペースト塩ビ樹脂について6月21日納入分から値上げすると発表した。価格改定幅は「12円/kg以上」。
新型コロナウイルス対策の進展とともに欧米経済の正常化が進み、世界的なエネルギー需要が回復するとの見方が強まったことから原油価格は上昇を続けている。
同社は、原料ナフサ価格の高騰および諸経費の上昇を理由として、今年3月から価格改定を実施。しかし、ナフサ価格と諸経費のさらなる上昇により、ペースト塩ビ樹脂事業の損益は圧迫され、自助努力だけでは採算確保が困難な状況となっている。また、国内は昨年後半より需要が回復基調、海外も引続き需要は旺盛に推移しており、需給バランスはひっ迫した状況が続くと見込まれる。同社は、今後も徹底したコスト削減に努めていくものの、安定供給継続のためには、値上げせざるを得ないと判断した。