窪田健一氏(くぼた・けんいち=東海カーボン社外取締役)4月14日死去。70歳。喪主は長男・窪田優司氏。
【訃報】 東海カーボン社外取締役 窪田健一氏
2020年4月17日
2020年4月17日
2020年4月14日
2020年4月13日
東海カーボンは10日、フランスの炭素黒鉛製品メーカーであるCarbone Savoie(CS)の持株会社Carbone Savoie International(CSI)の全株式を、東海カーボンの子会社であるTokai COBEX(TCX)と共同で取得し子会社化することについて、株式譲渡予約契約を締結したと発表した。東海カーボンが70%、TCXが30%の株式を取得し、CSIとCSは連結子会社となる予定。取得金額は約197億円で、株式取得完了日は7月上旬を見込んでいる。
東海カーボンは、2月に公表した3カ年中期経営計画「T‐2022」の中に、既存・周辺事業での戦略投資活用による成長方針を掲げている。CSI傘下の事業会社であるCSは、フランスを拠点に120年を超える歴史と伝統を持ち、高い技術力に裏打ちされた高機能・高品質の黒鉛化カソードおよび特殊炭素製品と、信頼と実績に基づく優良な顧客基盤がある。
主力のアルミ精錬用カソード事業が対面するアルミニウム市場は、自動車や航空機など輸送機器分野の軽量化ニーズ、建材分野の都市化進展によるアルミ使用量の増加、飲料容器のアルミ化、エレクトロニクス分野では銅の代替需要等を背景に、長期的には安定した成長が見込まれており、アルミ精錬用カソード需要も堅調に推移する見通し。特殊炭素製品事業では、主として熱交換器や耐熱用途向けの素材を手掛けており、対面市場は引き続き堅実な需要の成長が期待されている。
東海カーボンは、今回の買収により、精錬ライニング事業とファインカーボン事業を成長させ、収益力の向上のみならず、ポートフォリオの分散化を図ることができ、さらなる企業価値向上につながることから買収を決定した。
株式取得の資金については、グループ内の自己資金を充当する予定。また、事業環境の変化に応じて、安定的な流動性確保と財務の健全性維持を考慮した資金調達(金融機関からの長期借入や社債発行、ハイブリッドファイナンスなど)を行う方針だ。
2020年2月19日
2020年2月13日
東海カーボンの2019年12月期連結決算は、売上高が前期比13%増の2620億円、営業利益は同26%減の543億円、経常利益は同27%減の530億円、当期純利益は同56%減の320億円となった。
セグメント別では、黒鉛電極事業の売上高は同11%減の913億円、営業利益は同30%減の394億円。主要原材料の世界的なひっ迫などにより販売価格が上昇した。一方、黒鉛電極のひっ迫を背景に、前年に積み増しされた顧客の在庫や米中貿易摩擦の影響などにより、黒鉛電極の引き取り量は低下した。
カーボンブラック事業の売上高は同32%増の1018億円、営業利益は同18%減の85億円。タイヤメーカー向けの販売は、アジア地域では米中貿易摩擦の影響を受け販売数量が減少したが、米国の新拠点Tokai Carbon CBが2018年9月から連結寄与したため、販売数量が増加した。
ファインカーボン事業の売上高は同20%増の304億円、営業利益は同64%増の61億円。半導体・太陽光発電・一般産業用向けはいずれも堅調に推移。また、韓国のTokai Carbon Koreaが2018年6月から連結子会社となり、売上高・営業利益の増加に寄与した。
ドイツの炭素黒鉛製品メーカーTokai COBEX HoldCoと、そのグループ会社を連結子会社化したことから、新たにセグメントに追加した精錬ライニング事業の売上高は147億円、営業損益は16億円の損失。Tokai COBEX HoldCoの5カ月の営業利益は56億円となっているが、セグメント会計で取得原価の配分に伴う評価差額に関わる償却費42億円、のれん償却費16億円、取得関連費用14億円を費用計上した。
工業炉及び関連製品事業の売上高は同11%増の126億円、営業利益は同6%増の32億円。その他事業の売上高は同27%減の113億円、営業損益は2100万円の損失(前年同期は11億円の営業利益)となった。
2020年度の連結業績予想は、売上高が2019年度比4%減の2512億円、営業利益は同48%減の282億円、経常利益は同48%減の278億円、当期純利益は同48%減の166億円を見込んでいる
2020年1月8日
2019年11月7日
東海カーボンの2019年12月期第3四半期連結決算は、売上高が前年同期比28%増の1986億円、営業利益は同2%減の494億円、経常利益は同4%減の490億円、純利益は同47%減の310億円となった。
売上高は黒鉛電極・カーボンブラック・ファインカーボンの売価改善と、M&A案件の連結売上貢献により増収。営業利益は黒鉛電極の売価上昇はあったが、販売数量減などにより減益。純利益は前年同期に特別利益228億円が発生したため大幅減となった。
セグメント別では、黒鉛電極事業の売上高は同6%増の730億円、営業利益は同5%減の363億円。販売数量は減少したが、主要原材料の世界的な逼迫などにより、販売価格は上昇した。
カーボンブラック事業の売上高は同64%増の804億円、営業利益は同4%増の80億円。販売数量が減少したものの、米国の新拠点の連結寄与により増収増益となった。
ファインカーボン事業の売上高は同33%増の232億円、営業利益は同115%増の49億円。黒鉛素材生産設備が高稼働を維持したことに加え、韓国のTokai Carbon Koreaが連結子会社となり、売上高・営業利益の増加に寄与した。
精錬ライニング事業は、ドイツの炭素黒鉛製品メーカーとグループ会社を連結子会社化したことから報告セグメントを追加し、今期は8、9月の2カ月分の業績を反映させている。売上高は45億円、営業損益は12億円の損失となった。のれん償却費など約14億円と企業結合に関わる一過性の取得費用などが約14億円発生しているため営業損失を計上している。
工業炉及び関連製品事業の売上高は同3%増の82億円、営業利益は同5%増の22億円。その他事業の売上高は同20%減の93億円、営業利益は同68%減の3億円。
通期の業績予想については、黒鉛電極の販売数量が減少していることから、売上高と各利益項目を下方修正した。売上高は前年比14%増の2626億円、営業利益は同21%減の580億円、経常利益は同22%減の573億円、純利益は同51%減の361億円を見込んでいる。
2019年10月18日
東海カーボンは16日、都内で記者懇談会を開催し、室伏信幸副社長が精錬ライニング事業について、榎谷謙士電極事業部長が電炉製鋼用電極の現状と展望を紹介した。
最初に挨拶を行った長坂一社長=写真=は「この2年ほどでいろいろなM&Aをやった。世間では成功例として取り上げられているが、決して甘いものではないと思っているし、むしろこれからが東海カーボンの勝負時期だろうと考えている」と述べた。
その1つ、炭素黒鉛製品メーカーの「TOKAI COBEX(TCX)」の精錬ライニング事業に関して、室伏副社長は同社買収による安定事業基盤とアップサイドシナジーに焦点を当てて説明を行った。
TCXは現在、3つの事業を展開しており、アルミ精錬用カソードと高炉用ブロックは業界トップシェア、炭素電極は業界2位と、ニッチターゲット市場でトップクラスの存在感がある。このうち、カソード事業の安定性について、室伏副社長は過去の
2019年8月9日
2019年8月7日