DICとエフピコ MRによる色柄付き発泡食品トレーの水平リサイクルを実現

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2024年11月6日

 DICは6日、四日市工場(三重県四日市市)で色柄付き発泡食品トレーの原料であるポリスチレン(PS)の溶解分離リサイクル設備を今月5日に竣工したと発表した。

ポリスチレンの溶解分離リサイクル設備竣工式の様子 (左から、DIC代表取締役社長執行役員池田尚志氏、エフピコ代表取締役会長佐藤守正氏、三重県四日市市長森智広氏、石原エンジニアリングパートナーズ代表取締役社長山下育生氏)

 DICは、

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ENEOS NUC 高圧電線絶縁用PE、増強工事完了

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2024年7月12日

 ENEOS NUCは11日、川崎工場内で建設を進めていた超高圧および高圧電線の絶縁用ポリエチレン(PE)設備が竣工したと発表した。生産能力は約3万t。6月から商用生産を開始し、今月下旬からの販売開始を予定している。

超高圧・高圧電線絶縁用PE設備

 世界的なカーボンニュートラルに

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大阪ソーダ 次世代電池材料研究開発施設を増強

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2024年3月21日

 大阪ソーダはこのほど、研究センター(兵庫県尼崎市)の電池研究棟が竣工したと発表した。延床面積は340㎡の2階建て。

電池研究棟

 同社は、独創的技術により、

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ENEOS 播州メガソーラー発電所が竣工、77MW

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2023年1月12日

 ENEOSはこのほど、2020年12月に関西電力と折半出資したパシフィコ・エナジー播州メガソーラー発電所(兵庫県赤穂郡)が竣工したと発表した。発電容量約77MWの大型太陽光発電所。昨年11月から試運転を開始しており、ENEOSの出資案件としては2番目に大きい発電所となる。

播州メガソーラー(発電容量:約77MW)の完成写真

 ENEOSは、

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三菱ケミカルグループ 上海「MTC食品パーク」竣工、記念式典開催

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2022年11月28日

 三菱ケミカルグループは25日、中国・上海市に食品関連の製品を対象とした市場・技術開発の拠点である「マーケティングテクニカルセンター食品パーク(MTC食品パーク)」が竣工し、記念式典を開催したと発表した。

 MTC食品パークは、

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日本ゼオン 高岡工場に統合生産センター、ものづくりを集約

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2022年10月20日

 日本ゼオンはこのほど、高岡工場(富山県高岡市)で統合生産センター(IPC)が竣工したと発表した。

高岡工場の統合生産センター(IPC)

 IPCは

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デンカ 千葉工場で高効率ガスタービン発電機が竣工

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2022年6月21日

 デンカは20日、スチレン系機能樹脂やアクリル系特殊合成ゴム、超高純度アセチレンブラックなどを生産する、同社の主要生産拠点である千葉工場(千葉県市原市)で建設を進めてきた自家用高効率ガスタービン発電機が竣工したと発表した。

竣工した千葉工場の高効率ガスタービン発電機

 同設備の稼働により、

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三菱ケミカルとJSW 世界最大級のGaN基盤製造設備竣工

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2021年5月26日

 三菱ケミカルと日本製鋼所(JSW)はこのほど、窒化ガリウム(GaN)単結晶基板の量産に向けた実証設備をJSW M&E室蘭製作所構内に共同で竣工したと発表した。今年度にかけて4インチのGaN単結晶基板の量産に向けた実証実験を行い、2022年度初頭からの市場供給開始を目指していく。

パイロット設備で育成した各種 GaN 結晶
パイロット設備で育成した各種 GaN 結晶

 GaNは、高効率・高耐久性により超高効率デバイスの実現を可能にする素材。大幅な消費電力の削減によりCO2排出量も削減できることから、環境負荷の低減が期待されている。GaNは青色LED用途のみならず、①高出力・高輝度光源、②情報通信、③パワー半導体、といった用途での応用が期待されている。

 JSWは、人工水晶製造用のオートクレーブ(圧力容器)を製造し、日本国内のシェアは100%で累計415基、海外も24基の実績がある。またグループ会社で30年間にわたり人工水晶を製造し、主に国内のカメラメーカーに多くの光学部品を納入している。

 一方、三菱ケミカルは、気相成長法(HVPE)と化合物半導体の加工技術を用いた高品質なGaN基板の製造技術を保有。より高い生産性を目指し独自の液相成長法(SCAAT)によるGaN基板の開発を進めている。

 両社は、東北大学と共同で大口径・高品質・低コストGaN基板の製造技術の開発を進めてきた。さらに名古屋大学・天野研究室とも結晶成長や特性評価等の共同研究体制を構築している。2017年には、室蘭製作所内に建設したパイロット設備において、透明で結晶欠陥が極めて少ないGaN基板の低コスト製造技術の開発に成功し、4インチサイズの均一な結晶成長も確認した。

 新たに開発した製造プロセス「SCAAT-LP」は、従来の約半分の圧力条件となる低圧酸性アモノサーマル技術を利用した、将来の量産に向けた製造技術となる。今回、導入する大型設備では、「SCAAT-LP」を用いて4インチのGaN基板の量産に向けた実証実験を行う。この結果を踏まえ、GaN基板の安定供給体制を構築するとともに、近年需要が増加するパワーデバイス用途に適用可能な6インチ基板の開発にも取り組んでいく。GaN基板は、パワーデバイスをはじめ、光エネルギー、電波エネルギーに関する様々な用途への応用が期待される。

 両社は、未来の社会を支える材料として重要な位置づけをもつ高品質なGaN基板の供給を通じ、燃費・発電効率向上といったエネルギーミニマム社会への貢献を目指していく。