クレハの4-9月期 機能製品と樹脂製品が収益をけん引

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2021年11月10日

 クレハは9日、2022年3月期第2四半期(4-9月期)連結業績(IFRS)を発表した。売上収益は前年同期比20%増の791億円、営業利益84%増の114億円、純利益73%増の83億円だった。小林豊社長は「想定されたリスクに対し、迅速かつ的確に対応できた。高付加価値製品の売上が好調だったことが好業績に結びついた」と総括した。

 セグメント別にみると、

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出光興産の4-9月期 資源価格上昇で大幅な増益を達成

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2021年11月10日

 出光興産は9日、2022年3月期第2四半期(4-9月期)の連結業績を発表した。売上高は前年同期比42%増の2兆8670億円、営業利益1793億円(同1824億円増)、経常利益1971億円(同2229億円増)、純利益1427億円(同1748億円増)と、赤字だった前年同期から大幅な増益を達成した。

 決算会見において、木藤俊一社長は「原油価格を含む資源価格の上昇を受け、セグメント利益(営業利益+持分法利益)は約1900億円と高い水準となった。在庫影響を除いて約800億円となったが、この水準は統合前(2018年の合算ベース)の

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東洋紡の上期 工業用フィルムとPCR関連伸長し最高益

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2021年11月9日

 東洋紡が8日に発表した2021年度上期(4-9月期)の連結決算は、売上高は前年同期比17%増の1839億円、営業利益64%増の171億円、経常利益2.3倍の133億円、純利益3.7倍の97億円と増収増益だった。

 同日に電話会議による決算説明会を開催、竹内郁夫社長はその要因について、「原燃料価格高騰の影響はあったものの、工業用フィルムとPCR検査試薬が堅調に推移した。営業利益では、特に

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JSRの4-9月期 半導体材料が好調で増収増益に

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2021年11月9日

 JSRは8日、2022年3月期第2四半期(4-9月期)連結業績を発表した。売上収益は前年同期比21%増の1682億円、コア営業利益39%増の231億円、営業利益61%増の229億円、純利益175億円(同182億円増)となった。

 同日開催されたオンライン決算会見の中で、宮崎秀樹取締役常務執行役員は、「デジタルソリューション事業は、半導体材料の収益が大幅に拡大し、ディスプレイ材料も好調だった。ライフサイエンスは当初計画通りに推移し、

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帝人の4-9月期 各セグメントが販売堅調で増収増益

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2021年11月9日

 帝人は8日、2022年3月期第2四半期(4-9月期)の連結業績を発表した。売上高は前年同期比15%増の4534億円、営業利益1%増の315億円、経常利益8%増の326億円、純利益35%増の216億円だった。

 同日の電話会見において、鍋島昭久代表取締役常務執行役員CFOは「売上高は、各セグメントで経済回復に伴う販売増に加え、マテリアルでの原料価格高騰に対応した販売価格改定などもあり、大幅な増収となった。営業利益は、

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デンカの4-9月期 増収増益で上期最高益を大幅更新

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2021年11月9日

 デンカは8日、2022年3月期第2四半期(4-9月期)の決算説明会をウェブで開催した。売上高は前年同期比19%増の1911億円、営業利益109%増の252億円、経常利益92%増の237億円、純利益80%増の180億円となった。今井俊夫社長は「全般的に需要が回復した。特に

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日本触媒の4-9月期 基礎化学品が好調で増収増益

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2021年11月8日

 日本触媒は5日、2022年3月期第2四半期(4-9月期)の連結業績(IFRS)を発表した。売上収益は前年同期比39%増の1730億円、営業利益152億円(同164億円増)、純利益124億円(同135億円増)となり、利益項目は前年同期の赤字から大幅な増益を達成した。

 セグメント別にみると、基礎化学品事業は増収増益。増益の内訳では、アクリル酸およびアクリル酸エステルが7割、酸化エチレン系が3割弱となった。スプレッドの拡大、在庫評価差を含む加工費減、販売数量の増加などにより利益が伸長した。アクリル酸について五嶋祐治朗社長は「他社の

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ダイセルの4-9月期 増収増益で通期予想を上方修正

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2021年11月8日

 ダイセルは5日、2022年3月期第2四半期(4-9月期)の連結業績を発表した。売上高28%増の2248億円、営業利益3倍の273億円、経常利益2.9倍の298億円、純利益6.7倍の220億円となった。

 5日の電話会議による決算会見において、杉本幸太郎代表取締役専務執行役員は「需要の回復による販売機会を着実に捉えた。販売数量の増加と販売単価の上昇により増収増益となったが、

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三井化学の4-9月期 市況高で増収増益、通期は最高益

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2021年11月8日

 三井化学が5日に発表した2022年3月期第2四半期(4-9月期)の連結決算(IFRS)は、売上収益が前年同期比39%増の7435億円、コア営業利益は同5.1倍の943億円、純利益は同7.7倍の739億円と、大幅な増収増益となった。

中島一取締役常務執行役員CFO

  その要因に、中島一取締役常務執行役員CFOは「コロナ影響からの回復と海外市況の上昇」を挙げた。

 数量面では、各セグメントはコロナ禍からの需要回復に伴い販売が大きく改善。自動車用途やビジョンケア・歯科材の販売が堅調に回復する中、ICT関連材料や農薬は引き続き販売を伸ばした。ビスフェノールAの海外市況は、需給環境がひっ迫したことから高水準を継続。

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旭化成の4-9月期 マテリアルがけん引し過去最高益

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2021年11月8日

工藤幸四郎取締役常務執行役員

 旭化成は5日、2022年3月期第2四半期(4-9月期)の連結業績を発表した。売上高は前年同期比19%増の1兆1810億円、営業利益47%増の1131億円、経常利益54%増の1192億円、純利益95%増の913億円となった。

 オンライン会見の中で、工藤幸四郎取締役常務執行役員は、「マテリアルの需要回復や石化製品の市況が上昇したことに加え、ヘルスケアも人工呼吸器の販売数量減少を補い前年並みを維持した。売上高および営業利益以下の利益項目は、第2四半期として過去最高となった」と総括した。

 海外売上高比率もマテリアル領域において海外経済が復活したことや、住宅領域で買収した海外企業が寄与したことで、49.1%に拡大しており、

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